こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も淡々と,
ブログを更新して参ります。
お役に立てるもの,
考えるきっかけになるもの
息抜きになるもの…
増やしていきますので…
あなたのペースでお付きあい
いただきましたら幸いです。
今日は,憧れについて
考えていきます。
今日は息抜き記事ですので
まったり最後までお付き合いください。
極限状態で現れる人間性
さて,
正月はいかがお過ごしでしょうか。
私は…
年末に,雪が降る中,
高圧洗浄機で家の外を
掃除していたところ…
風邪を引きました。
頭痛と吐き気,
気だるさに苛まされていました。
…カイロを貼って
寒くないように心がけていたのですが。
寄る年波には勝てないものです。
ということで
日中ずっと寝て…
午後は布団の中で
少し本を読んでいました。
寝落ちするまで本を読む。
最高の贅沢ですね。
さて…
普通の小説なのですが。
物語の中で…
主人公は,
火事で火と煙が吹き出す建物内に,
子どもを救出に飛び込んでいく。
そんなシーンがありました。
もちろん,
危険です。
主人公は消防士でもなんでもなく
ただの一般人です。
場所的に,
そして状況的に,
消防士が駆けつけるには
確実に間に合わないことはわかる。
だからといって,
一般人の自分が助けられるかどうかは
わからない。
もしかしたら,
自分っも子どもも,両方助からないだけ
かもしれない。
膝が震える。
…その膝を手のひらでパンと叩いて
そのまま,火の中に飛び込んでいく。
…
…
作中の描写は素晴らしく…
読んでいる私自身が
震えてくきます。
結果論としては,
子どもは助かり…
この主人公は,大やけどをして
意識が戻らないまま…
年月が経ち…
その間の出来事と
その描写も読み応えがありましたが。
さて。
今日のテーマは
憧れです。
もちろん,
小説だから。
フィクションだから。
自分自身じゃないから。
でも,それを言ったらおしまい
ですので。
まあ,
だから
「憧れ」
なんですよね。
事態が緊迫していて,
震えが来るほど怖い。
そこを決断して,
思いきって行動にしていく。
どれだけ怖かったことか…
その主人公にも
人間関係があり,
背負っているものはたくさんある中で…
でも…
ここで逃げたら
火の中の子どもは絶対に助からない。
そこで助けに行かなかった
自分を,自分で許せるのだろうか…
その決断力,
そして…
志を貫き通す強さ。
現実に妥協しない生き方,在り方,
本当に憧れますね。
さて。
憧れますが。
憧れは憧れだということです。
果たして,
憧れるけど
それほどの強さは持ち合わせていない人は
どうすればいいのでしょうか。
それはそれ,これはこれ
つまり…
別に火の中に飛び込みましょう,
とか。
即決即断。
とか。
そういう話ではありません。
現実に,
私達が,
消防士が駆けつけられないようなところで,
火事が起きて…
自分が助けに行かないと,
確実に死ぬ。
そんな出来事は
どれだけ起きるかどうか。
…という問題もありますが。
それ以上に,
「自分はそんな強さも,
信念も生き様も,
何も持っていない…」
…と自己卑下していたら,
何も変わらない…
どころか,悪化していくことでしょう。
そういうものです。
ずっと現状維持の横ばいなんで
できませんから。
決断できない人は,
決断しないことを決断している。
よく聞きますね。
はいはい。そのとおりです。
ただ,
現実問題として
できないものをどうにかしようとしても
どうにもなりません。
腕立て伏せ1回が精一杯の人に,
「1回やれるなら100回できるよね
何でやらないの」
と言うのはハラスメントレベルの発言に
なりかねないのです。
だから…
憧れは憧れ。
現実は,現実。
物語を見て,
胸を熱くして,感動して…
でも,
同じようになりたい…とか
そうしよう…とか…
できない自分を卑下する必要もない。
それはそれ,
これはこれ。
人には人のペースがあり,
自分には自分のペースがあるのです。
時間が掛かろうと,
遠回りしようと…
それでも,
現状よりも少しずつよくなり,
一歩ずつ,自分の思い描く
理想の未来に近づいていけば…
それでいいのです。
むしろ,
「自分には無理」
と言って,何もしない人は,
ある意味…
「何でできないんだ!」
とゴリ押ししてくる人と共犯です。
できない人を糾弾する人を加害者。
できる人から糾弾される人が被害者。
お互いがいないと,
被害者,加害者の関係は
成り立ちません。
そういった
つまらないゲームは卒業して
一歩でも前に進んでいけばいいのです。
ただ,
その一歩というのは
どれだけ小さくてもいいし,
正しいものでなくてもいい。
ただ,
動かないままじっとしているよりは
ずっといいのです。
方向が間違っていたなら,
向きを変えればいいだけの話ですから。
歩みが遅いなら…
それでも止まっているよりは
前に進んでいるのですから。
ということで…
正月になって…
結局去年と一緒のままだ…
特に進歩,成長を感じない…
でも,今年は去年と一緒は嫌だ。
…という方は…
そして…たいてい,
そういう方の周りには
素晴らしく成長し,進歩している人が
いるだけに…つい自己卑下しがちです。
なので,
今年は…どんな一歩でもいいから,
現状から一歩だけ進んでみることを
おすすめします。
そして…
今年が去年よりも,
ほんの少しでも良き年になりますよう
祈念いたします。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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