なぜ何のために何のビジネスをするのかという話

なぜ何のために何のビジネスをするのかという話

なぜ何のために何のビジネスをするのかという話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

昨日は,
何のためにビジネスをするのか。
という点を忘れてはいけない,
という話を書きました。

 

 

早速,
いただいたコメントを紹介します。

 

 

売り上げこそ正義みたいに思ってるひとは
けっこういると思います。

利益を上げることこそ大事なのに。
更に目も当てられないのは
起業することがゴールだと思ってる人ですね。

 

 

そりゃそうだ…
と思いつつ,
ちょっとドキっとしますね。

 

私は25歳の時に国家資格で
独立開業しましたが。

 

その2年前,
資格を取った後に…
「これで独立開業できる!」
と思ってましたから。

 

当時は,
集客とかマーケティングとかを
知る前のことだったので…

 

いざ,独立開業を具体的に
計画した時に,
頭が真っ白になったのを
覚えています。

 

もうひとつ。

 

 

「何のためのビジネスなのか?」が
見えていない経営者は意外と多いものです。

 

 

こんなコメントも
いただきました。

そうならないように…
気をつけなければなりません。

 

さて,

 

「何のために」

 

という話の次は…

 

「何のために何をするのか」

の話です。

 

また,
実際の話を少しぼかして
紹介していきます。

 

最後までお付き合いいただき,
考える切っ掛けにしてみてください。

 

 

 

好きだった仕事を離れた方の話

 

 

ある不動産会社の方と
話をする機会がありました。

 

 

 

その方は,
長年,飲食店をずっと
経営していました。

 

 

ただ,
縁があって,
不動産会社の店舗経営を
まかされることになったのだそうです。

 

 

私はその方が
飲食店を経営していた頃から
知っていました。

 

 

どちらかと言えば
お酒がメインのお店です。
一切お酒を飲まない私は
来店する機会はありませんでしたが…

 

今までの店を閉めて,
別のお店を,少しコンセプトを変えて
リニューアルオープンした,
なんてこともあり…

 

その宣伝,プロモーションを
拝見していたことがあります。

 

 

が。

ある時,
そのお店を締めて,
不動産会社の
店舗責任者になったのです。

 

飲食店経営の経験を活かし,
店舗ビジネスをしたい方に
適切な不動産を案内するということで,
評判もよかったように見えます。

 

 

その方に…
不動産業界に参入してから,
少し経った頃に,
話を聞いてみました。

 

すると…
一言,

 

「楽!」

 

とのこと。

 

詳しく話を聞くと…
飲食店は長時間労働で粗利が少ない
ビジネスです。

 

その方は
まだ若い方でしたが,
体力的にきつかった…
ということを話してくれました。

 

 

それからまた
1~2年経ち…

 

 

その方が飲食店を
ずっとやっていた,
ということが周りから
忘れられ…
不動産会社の方として
認知されている状況で…

 

また,
話を聞いてみました。

 

すると…

やはり,

 

「楽!」

という一言とともに…

 

 

「飲食業界,ホント好きだったんですよ」

「戻れるなら戻りたい
でも…もう,戻れない…」

 

 

私の目には,
掛け値なしの本音を
言ってくれているように見えました。

 

 

実際,
不動産会社の
成功報酬と…

 

飲食店の売上。

 

まったく性質が違います。

 

 

専門性はさておき,
労働時間,拘束時間…
そして,なによりも利益率。

 

…それらを考えると,

 

「飲食業界には戻りたいけど戻れない」

というのがその方の考えでした。

 

ただ,
飲食店経営の経験は生かしているので,
今の仕事も,やりたいことのひとつであり,
それはそれで楽しんでいるようにも
見えました。

 

 

 

やってみたら好きになった仕事の話

 

 

別の方の話です。

 

その方は…全く正反対です。

 

 

あるところで飲食店を
やっていたのですが,
テナントの契約の関係で
いったん閉店。

 

 

そこから,
新たに融資を受け,
その上で,今までとは
全く違うコンセプトで
店舗をはじめたのです。

 

 

 

この武漢コロナ禍の最中に
飲食店をやりたいと思う,
その気持ちは何なのか。

 

 

すごい決断だな…と思って
話を聞いてみました。

 

すると…
その方は,
もともと不動産業界が
長かったそうです。

 

ですが
不動産の仕事は,
基本的に個人プレー。

 

 

個人が頑張って成果を出す
ビジネスです。

 

あるきっかけで,不動産業界から
離れ…縁あって飲食店経営の方から
一部店舗を任されたのですが。

 

 

飲食店は,
人を雇って段取りを組んで
様々なものを手配して…

 

 

チームワークによって
店舗運営をしていく。

 

そういった体験が,
これまでの個人プレーでは
体験し得なかったものであり,
それがすごく充実していて
やりがいを感じたそうです。

 

ですので…
テナントの契約が切れて…
上述の縁から離れ…
今度は,その方の縁ではなく
自分でビジネスをしようと思った時に,
やはり飲食店をやりたい,
ということでした。

 

 

日中は,
お弁当も扱っている
とのことなので…
一度,お弁当を買いに行きました。

 

4~5人ほどの人が
店舗の中で,作業をしていて…
一人が対応してくれたのですが。

 

こういった方々のマネジメントも
含めて,全責任を追っているんだなぁ…
と思ったのはよく覚えています。

 

 

何をやるかの正解不正解

 

 

基本的に,
ビジネスにおいて
正解不正解というものは
そうそう,あるわけではない,
というのが私の考えです。

 

 

例えば,
喫茶店経営。

 

粗利も回転率も低く,
初期投資も掛かるため,
ビジネスにおいては
非常に成果を出しにくい業界です。

 

なので…

「喫茶店をやりたい」

というのは
多くの人にとっては,

「不正解」

のように見えるかもしれません。

 

 

でも…
ずっと長年の夢,
相応の動機や思いがあって,
どうしても喫茶店をやりたい。

 

という人にしてみたら…

 

「粗利もひくいし,うまく行かないから
やめたほうがいいよ」

 

…という声に耳を貸すのが
不正解です。

 

それで店がうまくいかず,
借金を抱えて閉店になったとしてもです。

 

 

なぜなら,
夢を叶えたのですから。

 

自分の喫茶店を持ちたいと願って,
喫茶店経営をしたのです。

 

 

その上でうまく行かなかった。
ならば,
「次どうするか」
です。

 

長年の夢を叶えて満足したのであれば,
別のことをやればいいのです。

 

やってみて,
やっぱり本当に喫茶店経営が好きだ,
と思うのであれば…

 

 

一度失敗した経験から
反省と改善をして,
再挑戦すればいいのです。

 

何のためにビジネスをするのか。
その思いや動機と,
やっていることがリンクしている限り,
そのとおりやればいいのです。

 

 

何も考えず,
儲けてなんぼ。

 

あるいは,

 

たくさんの人を雇い,
会社の規模を広げていくのが
正しい。

 

…という思い込みよりも,
ずっといい。

 

…と,私は思うのですが。
あなたはどう思うでしょうか。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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