仕事の楽しさの正体とその楽しみ方

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仕事の楽しさの正体とその楽しみ方
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,仕事の楽しみ方について
考察していきます。

 

端的に質問します。
仕事は楽しいでしょうか。
楽しいならば,それはなぜでしょうか。

 

もし楽しくないのならば,
それはなぜでしょうか。

 

ひとそれぞれ
色んな理由があり
色んな理由が考え方があるでしょう。

 

そこで,
今日はその様々な
考え方や理由の
一例として紹介します。

 

以下,
最後までお付き合いください。

 

 

 

楽しい仕事と天職

 

 

よく聞く
「天職」
という言葉があります。

 

辞書によると,

 

 

定義【天職】
天から授かった職業。
また、その人の天性に最も合った職業。

定義【天性】
天から授けられた性質。
また、生まれつきそのようであること。

 

という定義がなされています。

 

ここでは,
ざっくりと
「最も自分の適性にあった職業」
くらいに捉えてください。

 

さて,
天職に就いていると,
楽しいでしょうか。
それとも
楽しくないでしょうか。

 

 

自分が
「今,天職に就いている」
と確信している人に
聞いて回りたいところですが。

 

 

なかなかそんな機会も
ないですから,
あくまでも推測と想像で
答えます。

 

 

天職の正体は,
自分の適性に最も合っている仕事
であり…

 

つまり,
周りの人から見たら,
ものすごく大変なことを,
本人にしてみたら,
いとも簡単に成し遂げている,
というような様子でしょうか。

 

 

では,
それって楽しいのでしょうか。

 

 

ゲームの楽しさ

 

 

楽しいというところで,
ここではゲームになぞらえて
考えてみましょう。

 

例えば,

ロールプレイング・ゲームで…
ゲームの最序盤に,
レベルを限界まで上げます。

 

ラスボスを
鎧袖一触で倒せるくらいまで
上げていきます。

 

 

すると,
その後のゲーム展開はどうなるでしょうか。

 

 

ラスボスすら
鎧袖一触ですから,
道中のザコ敵はもちろん,
ストーリーの中で現れる
様々なボスも瞬殺です。

 

サクサクと
ゲームは進んでいきます。

 

あっという間に
エンディングです。

 

 

最近は,
忙しい人を相手に
ゲームのプレイヤーとして
マーケティングしているのか…

 

はじめから,
レベルがMaxの状態で
はじめられるものも
あるようですね。

 

 

では…
これって楽しいのでしょうか。

 

 

昔プレイしたゲームを
懐かしさのために
また再プレイする。

 

 

そんなコンセプトで,
ストーリーだけを
思い返すために
最初からレベルMaxである。

 

まあ,これはこれで
一つの楽しみ方ですね。

 

でも,
それは過去の体験を
思い返すものであって,
過去の楽しさを追体験するものです。

 

ゲーム本来の楽しさで
考えたとしたら…

 

 

最初から最後まで
敵を鎧袖一触で打倒していく
進め方って
楽しいでしょうか。

 

 

別の例です。

 

 

例えば,
将棋を覚えたい,
という子どもがいたとします。
自分は将棋歴が10年以上
あるとします。

 

さて,
駒の動かしかたを
覚えたばかりの相手に…
全力で将棋を指したら,
どうなるでしょうか。

 

もちろん,
「大人げない」
という話にはなりますが。

 

 

今日のお題である
「楽しさ」
という観点から
考えたなら,どうでしょうか。

 

 

さらに
別の例です。

 

今度は野球の話です。
小学生の全国大会優勝チームと,
大学生の大会優勝チームが
戦ったとします。

 

お互い,
手加減無しで
全力で戦ったとして…

 

それを観戦していて
面白いでしょうか。

 

 

プロ野球の試合は,
プロ同士の戦いであり,
ある程度実力が均衡しているから,
緊迫した試合になり…
見ていて楽しいものです。

 

 

高校野球などで…
例えば,20対0の試合展開になって
しかも,負けているチームは
ノーヒットだったとして。

 

その試合を見ていて
どんな気分になるでしょうか。

 

 

私だったら,
いたたまれない気分になることでしょう。

 

まして…
大学選抜チームが,
小学生相手に全力でプレイしたら…
見ていて,興ざめすること間違いなし
ではないでしょうか。

 

 

ということは…
ゲームを「楽しむ」という
観点で考えると…

 

 

敵がある程度
「敵」
として障害となって
立ちはだかるからこそ…

 

それを越える過程を
楽しむことが
できるのではないでしょうか。

 

 

 

天職の仕事は楽しいのか

 

ということを
考えた時に…

 

天職に就いた人が,
自分の適性にあった仕事をしていて,
周りの人からみたら,
とてもできないようなことを
本人がいとも簡単に
成し遂げていたとします。

 

周りはそれを見て
「すごい,すごい」
と賞賛します。

 

では,
やっている本人は
それをノリノリで楽しんで
やっているのでしょうか。

 

 

それは…
正直わかりません。

 

が,
繰り返します。
あくまでも推測です。

 

きっと,
何も思っていないでしょう。

 

 

例えば,
上述の
天性……というほどではないでが,
私の場合,
「書くということ」
について,ある程度の適性が
あることは間違いないでしょう。

 

でないと,
毎日ブログを書き続けて
もうすぐ9年ですね。
そんなに続かないでしょうから。

 

 

では,
毎日ノリノリで楽しんで
書いているのか。

 

私の場合,
毎日22時になると,
アラームがなります。

 

そこから
準備をはじめて
ネタを考えて…

 

24時までに完成させる。

 

これを…9年近く
毎日やってきました。

 

では,22時のアラームが鳴ったら,

 

 

「よっしゃ,待ってました!
書きたくてうずうずしていたんだよね」

 

 

という気分で
ノリノリで書くか…
というと,そんな事はありません。

 

そういうものです。
敢えて表現するなら,
習慣ですね。

 

 

朝起きて,顔を洗うのに
何か思うことはあるでしょうか。
特に何もないですよね。

 

同じように,
適性がある仕事を
淡々とこなすことに対して,
いちいち思うことはありません。

 

が,
適性のないことを
しているわけでもないので,
つまらないし,退屈だ,
ということでもありません。
(だから続けられます)

 

同じように…
天職に就いている人が
その天性にもとづいて
仕事をしている時に,
ノリノリで楽しんで仕事を
しているか…と考えたら,

 

きっとそんなことは
ないと思われます。

 

 

 

 

では…
どうすれば
仕事を楽しめるのでしょうか。

 

 

 

仕事の楽しみ方

 

 

再び,
ゲームの話に戻ります。

 

強いボスが出てきて…
そのボスを,
辛くも倒せたとき。

 

 

こういう体験のほうが,
インパクトがあるのでは
ないでしょうか。

 

 

野球だったら…
20対0の試合よりも…

 

 

4対3で,
9回裏2アウト満塁…
みたいな状況のほうが
見ていて手に汗握るのでは
ないでしょうか。

 

その状況で
打てたバッターはヒーローです。
抑えたピッチャーは守護神です。

 

 

どちらにしても…
その仕事ぶりは
讃えられることでしょう。

 

 

では,
それが仕事になると
どうなるでしょうか。

 

天職…ということで
考えると…

 

 

その生まれ持った天性を
最大限に活用して,
それでも成し遂げられるかどうか
わからないような困難な仕事を
無事に果たしたならば…

 

そのほうが,
やりがいがあるのでは
ないでしょうか。

 

 

これが,
一つの答えです。

 

 

天職に就いた人が,
その仕事をしているだけでは
つまらないわけではないけど
楽しいともいえない。

 

天職だろうとそうでなかろうと…
自分の実力の限界に挑戦して,
困難な仕事を成し遂げる。

 

その創意工夫と試行錯誤と…
その過程こそが
仕事の楽しさであり
醍醐味ではないでしょうか。

 

 

仕事は成し遂げた「後」ではなく
やりがいのある仕事に
取り組んでいるときこそが,
楽しいものなのでしょう。

 

…という視点で,
今の仕事を振り返ってみた時に。

 

もしかしたら
気づいていないだけで
やりがいがあって
楽しいと思えるようになれば,
素晴らしいことですね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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