派手さや流麗さだけではない顧客を引き付けるコンテンツの考え方

派手さや流麗さだけではない顧客を引き付けるコンテンツの考え方

派手さや流麗さだけではない顧客を引き付けるコンテンツの考え方
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日のお題はコンテンツについてです。

 

 

一昔前だったら…
趣味は何か,と訊かれて
「テレビを観る」
という人もいたかもしれず…
「テレビっ子」
なんて言葉もありましたが。

 

今の時代は,
Youtubeをはじめとした
オンライン動画コンテンツが
増えてきているのでしょう。

 

趣味は何か?
と訊かれて,

「Youtubeを観ること」

 

という人も
増えてきたかもしれません。

 

もしかしたら,
「Youtubeで配信すること」
なんて人もいるかもしれませんが。

 

 

さて。
私はテレビはそれほど
得意ではなく,
あまり観ることはありませんでした。

 

…というのも,
たとえばドラマの場合,
○曜日の○時から毎週放送,
みたいな場合。

 

その決まった時間に観るというのが
なかなかできないタイプ。

 

録画をすればいいのでしょうけど,
その録画したものを
うまく管理することができません。

 

 

だから…
今の時代,
Youtubeで,
好きなタイミングで見られるのは
ありがたいことですね。

 

 

 

 

2つのYoutubeチャンネルの話

 

PCを使った単純作業で
やらなければいけない時に
「ながら」
で,見たいものを見ていることが
あります。

 

 

その一つが…
MTBに関するチャンネルです。

 

 

マウンテンバイクに乗った人が
撮影する動画を観るのです。

 

何人かのチャンネルを見て,
その中から2人ほど
チャンネル登録をしました。

 

たまに…
その単純作業をするときに,
新しい動画が上がっていたら,
「ながら」
で見ています。

 

 

なぜマウンテンバイクなのか。

 

今この記事を書きながら,
思い出しました。

 

自分が幼少の頃,
親から自転車を買ってもらったのですが,
それがなぜかMTB。

 

タイヤは太いし,かごはないし…
不便だけど…でも早い。

 

近所の雑木林の中を,
すごいスピードで走り回っていたことを
思い出しました。

 

そんな原体験が
影響しているのかどうかはともかく。

 

 

マウンテンバイクに乗って,
ヘルメットにカメラを設置。

 

すると,
マウンテンバイクに載っている撮影者の,
ほぼ視界に映るシーンを
そのまま撮影できることになります。

 

一度,
時間を狙って…
この近所で,あまりネットを使っていないであろう
時間帯に…

 

4K動画で全画面表示で見てみたら…
とにかく凄い迫力でしたね。

 

もっとも,
その画像クォリティで普段から見ると,
重くて,かくかくいってしまうのが残念です。

 

 

 

このチャンネルの方は,
レーサーでもあるようで,
大会の時に,実際に走った時の動画が
アップされていて…
かなり見応えがあります。

 

 

スピード感あふれる感じは,
このジャンルでも随一と言えるのでは
ないでしょうか。

 

また,
町中をアクロバティックな運転技術で
駆け抜ける,その様子も
見ごたえがあります。

 

 

 

もうひとつのチャンネルが…
登山家の方です。

 

 

正確には,マウンテンバイクを担いで,
歩いて登山します。
頂上から,マウンテンバイクに乗って,
一気に下ってくる。

 

 

これもまた凄い迫力です。
文字通り,掛けっぷちの,ほんの数センチ
程度しかないような箇所を走り抜けたり…

 

山をマウンテンバイクで下るのですが…
画面上から見て明らかに
急角度。

 

…ということは,

 

 

実際にその坂を前に見たら,
ほぼ垂直と言ってもいいくらいの
角度感ではないでしょうか。

 

そこを,
ゆっくりとマウンテンバイクで
降りていきます。

 

山の砂利や石を
マウンテンバイクで駆け抜ける,
そのタイヤの音が…
とても印象的な動画です。

 

 

スポンサーがついているのか,
動画のはじめには
様々な会社のロゴが出てきて,
チャンネルの主が
話をしたりします。

 

…もっとも,
何を言っているのかは
さっぱりわかりませんが。

 

 

たしか,
フランス語だったでしょうか。

 

 

この2つのチャンネル。
どちらも同じマウンテンバイクです。
ジャンルは…若干違いますが。

 

どちらも,
スポンサーが着いており,
動画の編集もしっかりされている
完全にプロの仕事です。

 

 

ジャンルが若干違う以上,
比較するのもどうかと思うのですが。

 

 

あえて言うなら,
後者の方でしょうか。

 

 

前者は,スピード感だったり
アクロバティックな感じが醍醐味ですが。

 

後者は…
そこまでスピード感はありません。
山を下ってくると,
だんだんスピード感も増して来ますが。

 

 

 

動画の最初は…
「計画」
からはじまります。

 

 

もちろん,外国語なので
何を言っているのか
さっぱりわかりませんが…

 

 

何人かと一緒に議論したり,
地図を見て,指をさしながら
ルートを精査したり…

 

 

持っていく道具を集めて
これからバッグに詰める…前に,
テーブルからあふれる様子も移ります。

 

準備ができたら,
車で…山の麓まで行き…

 

だいたいは,2人組が多いですね。
誰かと2名で一緒に自転車を担いで登山し…
その様子をそれぞれがそれぞれの角度から
撮影したものが編集されています。

 

手持ちのカメラだけでなく,
ドローンも飛ばすので…
登山中に山の高所から俯瞰した映像は,
迫力があります。

 

山の頂上についたら,
自転車をセッティングして,
着替えて…そこから下山スタート。

 

 

スピード感が
あふれるような映像ではないですが,
迫力は凄い。

 

一歩間違えて
転落したら命にかかわるような箇所も
いくつもあります。

 

 

それらの危険を乗り越えて,
無事に下山し…

 

 

最後に,
その山の麓に駐車してある
車のもとに戻ってきたら,
ゴール。

 

そこで,
二人組が拳を合わせて…
無事成功を祝う。

 

そんな動画がいくつもあります。

 

 

このように…
後者の動画のほうが
「作り込んでいる」
と言えばそれまでですが。

 

 

映像の綺麗さも大事ですが,
個人的に思うのは…

 

 

「準備のシーンを見せていること」

 

が大きいのでは
ないでしょうか。

 

実施,何を言っているのかは
わかりませんが,
それでも,
議論したり,
調べながらルートを選別したり…
持っていくものを用意したり…

 

その感の
チームメイトとの関わりだったり…

 

繰り返します。
なにを言っているのかはわかりません。

 

が…
それらがあるから,
世界観や物語性を感じることができるのです。

 

 

準備のシーン,見せてる?

 

 

同じYoutubeで
わかりやすいのがスポーツ系。

 

 

サッカーのゴールシーンを集めた動画などは,
スピード感も見応えもあります。

 

…が,
実際,サッカーの試合を見ると,
90分張り付いていても,
実際には得点シーンなど一度もない
なんてことも起こります。

 

まあ,
それが現実です。

 

 

顧客のニーズや欲求は,
そのままだと膨れ上がるばかり。

 

 

映像としての,
派手さや爽快感だけで
訴求していくと…
どこかで必ず限界が来ます。

 

 

が,
その準備からはじまり…
実際に山に登っていくシーンも見せる。

 

あるいは,
失敗の様子…
自転車がパンクしたり,
転倒したり,
道を間違えて戻ったり…

 

なんてシーンもあるから…
映像としてのダイナミックさだけでなく,
動画全体からの流れを
一つの映画のように見せることが
できるのです。

 

繰り返しますが,
私はフランス語はわかりません。

 

 

わからなくても,
ついチャンネル登録して,
たまに新しい動画がないかどうかを
見に行くくらいには楽しみにしています。

 

 

このコンテンツがあふれる時代において…
より綺麗でよりダイナミックで…
なんてことをしていたらキリがない。

 

 

そんな中で,
このような見せ方は,
ひとつの到達点ではないだろうか…

 

などと考えながら,
見入ってしまいます。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

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