こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,
うまく行かない時の
立て直し方について
思うことをお伝えしていきます。
もちろん,
会社経営…
日頃の仕事においても,
「どうもうまくいっていない」
「なんかしっくりしない」
ということもあれば…
プライベート,
個人の生活においても,
起こることかも知れません。
そんな時だからこそ,
こんな当たり前の視点を
つい忘れがちになります。
ちょっとした事例を交えて
お伝えしていきます。
最後までお付き合いください。
再来店が難しいかも知れない店舗
ちょっと
仕事ではなく
私個人のことでもないのですが,
ごたごたがあって疲れた
ある時のこと。
気晴らしに,
ラーメンでも
食べに行くことにしました。
気晴らしですので…
いつもよく行くようなところではなく,
いつも行かない場所…
ということで,
近所のショッピングモール内,
フードコートには行かずに,
レストラン街内のラーメンへ。
19時半過ぎで,
気温が低く,
雪も振りそうな気配です。
店に入ると,
最初に
「店内右手の券売機で
食券をお買い求めください」
との指示が。
指示通りに食券を購入し,
やってきた店員に手渡しします。
ちょっと独特の,
そもそも「ラーメン」と
呼んでいいかどうかも迷う
シロモノではあったのですが。
食べ方などは,
席に貼ってあります。
注文したものを
持ってきた際に,
店員からも,
「食べ方はそちらをご覧ください」
との案内もあります。
食べながら…
その案内や…
その隣の,
トッピングなどの
後から注文できる
案内を眺めたり…
その隣の,
来店ポイントで,
何ポイント貯めると
どんな特典があるのか…
といった案内,一覧を眺めて…
食事を終え…
そのまま店を出ました。
次来るときは,
このドッピングを…
なんて思いつつも,
正直に思ったのが,
「次があればいいけど…」
緩んだ雰囲気
繰り返します。
19時半頃でしょうか。
入店すると…
店内には誰一人客がおらず,
貸し切り状態でした。
そもそも,
お店がやっているようには
見えませんでした。
その店舗前まで歩いて
いった瞬間,
真っ先に思ったのが,
「え?休み…?」
だったからですね。
それくらい,店の入口が薄暗い。
近づいてみると,
「営業中」
の札になっていたので,
恐る恐る中に入ると…
入口の手前には,
それなりに広い
待合スペース。
椅子も,10人以上は
座れるように並んでいます。
つまり,
普段の繁忙時には,
それくらいの人が
集まるということなのでしょう。
ですが,
店内は,客がゼロ。
というのも…
このように,
奥の接客スペースを
封鎖していたからです。
そして,
奥のスペースは
消灯されています。
けれど,
外から見ると,
その奥のスペースが
目につくのです。
そこが消灯されているのですから,
「休み?」
と思ってしまうのでしょう。
飲食店が,
消灯していて
やっていないかのような
状態に見えるのは…
割と致命的に思えるのは
私だけでしょうか。
システムが稼働していない
店内に入ると,
店員は,他の店員と雑談しています。
その話し声が聞こえます。
作業をしながらだったのでしょうけど…
何かをひっくり返したのか,
すごい騒音が。
こちらは何も見えないので,
とても驚きました。
ですが…
談笑する声はそのまま。
私のいちから見えたのは…
転がってきた半透明の
プラスチックグラス。
それをひっくり返したと
いうことなのでしょう。
某牛丼チェーン店は,
店内で大きな音を立てたら,
「失礼しました!」
…と掛け声がされますが,
この店は,談笑したままでした。
牛丼チェーン店は,
その点は徹底されていますね。
そして…。
壁に貼られた,
来店ポイントを貯めると,
どんな特典があるのか,
その一覧や内容。
…は書いてあっても,
その来店ポイントを
どうやって貯めるのかが
何もわかりません。
ポイントカードを
渡されるわけでもなければ,
QRコードが印刷されていて,
専用アプリをインストール
するわけでもありません。
そもそも,
食券制ですから,
会計時に
ポイントカード発行を
勧められるわけでも
ありません。
ですが…
このような来店ポイント
システムはあるようです。
つまり…
あくまでも推測ですが,
その来店ポイントシステムに
ついては…
別途,店員がやってきて
説明をするオペレーションに
なっているのでしょう。
けれども…
顧客は私しかいないので,
奥で談笑しているのです。
19時半…
ピークは過ぎたものの,
ラーメン店にとってみたら,
書き入れ時なはず。
でも,
客は私一人。
ショッピングモール内の
テナント費用は,
とても高くつくことでしょう。
果たして…
味も価格もよかったので,
次に来る…としても…
その再来店時に,
お店が存続していないかも
しれませんね。
非常時に立て直すにはどうしたらいいか
頭の中では
わかって入るものの,
感情ではわかっていない…
見て見ぬ振りしたい…
という人もいるかもしれません。
なので,
大前提をお伝えします。
人生に,
逆転満塁ホームランなど
ありません。
どん底で苦しいときに,
一発逆転できるということは
まずありません。
他の人に,
そういう状況が起きたとしても,
自分の人生において,
それを望んだところで
えられるものではありません。
あるとしたら,
「人事を尽くして天命を待つ」
つまり…自分にできることを
100%全力でやり遂げた上で,
天命を待つしかないのです。
この店においても…
ある日突然,
経営が急回復…
なんてことは,
まず考えられないのです。
どん底から這い上がって
会社を立て直した事例はありますが…
その一社の影に…
社会では,何百社と立て直せなかった
企業やビジネスはあるのです。
そもそも,
他の人ができたから
自分もできるだろう,
という発想自体が,
かなりイカれています。
なので,
一発逆転は,まずできません。
ならば…
何ができるのでしょうか。
小さな小さな,
本来やるべきことを
しっかりやるのです。
このラーメン店の
ウェブサイトを調べてみたら,
ポイントシステムは,
…フランチャイズ全体で
大きく力を入れている
独自システムのようです。
そんなものを,
説明もなく放置…
というのは,
まさにシステムが稼働していない…
店員がやるべきことをやっていない証拠。
規律が緩んでいるのを
引き締めるのです。
顧客に案内すべきなにかが
あるなら…それをきちんとする。
やるべきことを徹底的にやって
小さなことを積み上げていく。
その積み重ねが…
「間に合えば」
立て直す原動力になるのです。
あの店舗が,
持ちこたえられるかどうかが
わかりませんが…
明日から,規律を正して,
店員がやるべきことをやって…
その積み重ねができれば,
もしかしたら間に合うかも知れませんね。
個人の状態を改善する
規律を正して…なんていうと,
大仰な感じはしますが。
至ってシンプルです。
やるべきことをやる。
やるべきでないことをやらない。
ただそれだけです。
それがブレるから,
生活もブレていくので
状態がいまいちになっていくのでしょう。
単純ですが…
単純だからこそ,
ごまかしが効かないものなのです。
どうも調子が悪い…
というときには,
「何をやるべきでやっていないか」
「何をやらないべきなのにやっているか」
を探してみるといいかも知れません。
例えば…
つい,夜中にカップラーメンを
食べてしまう…とか。
このレベルの小さなものが
大きなズレを呼ぶのでしょう。
私も,
最近は寝る時間と起きる時間が
かなりぐちゃぐちゃなので,
気をつけていきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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