こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
今日は
富裕層マーケティングはじめの一歩
というお題でお伝えします。
実際には
そのはじめの一歩すら踏み出せないから
富裕層マーケティングは
なかなかうまくいかないのです。
そこで
はじめの一歩として
今日のテーマですが
冒頭にてお伝えして
おかなければいけないことがあります。
お伝えする内容は
非常に退屈で
無味乾燥でありきたり
面白おかしくない
何ともありきたりな話だ
ということですね。
残念ながらこの点は
避けて通ることはできません。
実際私も書いていて
楽しい話でもなければ
むしろ耳の痛い話でもあります。
できれば私自身も
書きたい内容とは言えません。
…ブーメランが痛いですからね。
…という前提の上で
それでもなお
富裕層マーケティングについて
興味がある方は最後までお付き合いください。
商談にならなかった話
先日ある人と会って
商談をする「事前準備」を
することになりました。
要するに，
会ってみて意気投合できるならば
商談に進む。
そうでなければ
「何かありましたらよろしくおねがいします」
…すなわち，
なにもないですがとりあえず社交辞令で終わる
という展開です。
特にコラボ ，ジョイントベンチャー的な
やり方で考えた場合に…
売上が上がる上がらない前に
気が合うか合わないか。
ビジネスパートナーとして
やっていけるかどうか。
そちらの側面側が強くなります。
ですので事前に顔合わせをして
気が合うようならば
コラボに話が進んでいくわけです。
実際どうなったのでしょうか。
会って話し始めると
内容はひたすら愚痴に徹していました。
興味深いのが
愚痴の内容は，
「愚痴を聞かされること」
です。
いか愚痴が無意味で
非建設的なのか。
愚痴を聞かされる側は
どんな気持ちなのかということを…
会って間もない，
延々と私に話すわけですね。
私はそれを聞いてなかなか
興味深いなと思っていたわけです。
まさに自分が話してるこの瞬間が
愚痴だということに
自分で気づいていないんだろうか。
…と思いつつ
それを指摘するようなことはせず
その方がおっしゃるように
「愚痴を言うような人とは
しっかりと距離感を取って
可能ならば付き合わない方が建設的だ」
とのことなので。
私もそのように判断した次第です。
愚痴の問題は一旦脇に置いて。
その方の服装は
近所のコンビニまで出かけるような
服装でした。
名古屋文化らしく
会う時は喫茶店になりますから
コーヒーを飲む時は
どうしてもマスクを外します。
マスクを外すと髭面でした。
日本人の顔つきは，
基本的にさほど髭が似合うようものでは
ありません。
だからこそ，
日頃からしっかり手入れをしていないと，
不精髭で，不潔感を抱かざるを得ません。
ホント…
ひげがかっこいい日本人，
「リアル」
では，ほとんど会ったことがないのです。
その方がどうだったのかここでは
言及しませんが想像にお任せします。
ちなみに，
私はとりあえずスーツ一択です。
昔，ある方から，
「セールスコピーライターは，
人と会う時は必ずスーツを着なさい！」
と教えを受けたことがありますから。
それはさておき。
なんでこのような話をしてると
これが今日の富裕層マーケティングにおいて
決定的な話になるからです 。
私はマーケッターであり
集客・売上アップのお手伝いをする仕事です。
そして
その方の持っている専門スキルは
私にはできず，
私のクライアントにおいては
ある程度必要になってくることです。
私のコンサルティングの展開によっては
このような専門スキル知識経験を持っている方が
必要になることもあり得るのです。
では必要になったとして
この仕方を紹介するのでしょうか。
本人がおっしゃるように
そっと距離を取った方が良さそうな人だ
ということがわかりました。
有意義な時間だったとは
言い難いですが。
ビジネスとして
一緒に何かをやっていくにあたっては
相手の人柄を把握しなければならず
それはやはりきちんと会って話さないと
判断できないことでもあるので
必要な時間だったのでしょう。
富裕層マーケティング最初の一歩
これが富裕層マーケティングにおける
最初の一歩ということですね。
どういうことか。
富裕層マーケティングは
基本的に紹介ベースだということです。
決して
私自身が富裕層という存在ではありませんので
なかなか富裕層という呼ばれる人たちの
実態を把握しきれないところでもありますが。
分かっているのは
やはり人と人と縁を大事にし
紹介に重きをおくということです。
ネット情報等ではなく，
自らの目で見て判断した結論を
大切にするということでしょう。
つまり，
富裕層はネットよりも，
目で見て判断できるものに
重きを置くので，
オンラインマーケティングは
効果が薄い。
それよりも，
信頼できる人を介した
「紹介」
でないと難しいのです。
つまり
「あの人が言うならば」
「あの人の紹介だから」
という信頼が非常に強いということです。
人と人の縁によって繋がっていくということが
富裕層マーケティングの
ひとつの特徴であるあるということが
分かっています 。
…ということは
富裕層マーケティングの
最初の一歩にして，
最大の要素は…
「紹介するに足りる人物であるかどうか」
ということですね。
残念ながら
テクニックやノウハウ，
やり方だけで解決するものではなく
根本的に人としての存在性
在り方に関わってくる問題です。
紹介はリスクである
10年以上前の話です。
当時私は札幌に住んでいなかったのですが
知り合いから
「札幌の弁護士を紹介してほしい」
という頼みを受けました。
今だったら
信頼に足りる札幌の弁護士は
心当たりがありますが。
当時は知らなかったものですから
別の人を介して
ある弁護士を紹介しました。
私が実際にその弁護士に電話をして
状況説明して受けてもらえるか
確認したところ問題ないということで
実際にその弁護士を紹介して
指定日時にその弁護士に
会ってもらうことにしました。
結果として何が起きたのか。
私が知り合いから
糾弾されたということです。
なぜなら
実際にその指定日時に
法律事務所に行ったところ
その弁護士から
「そんな話は聞いてない，帰れ」
と言って追い返されたからだそうです。
私と話した時点では
了承してもらったにも関わらず
追い返されたわけですから…
私もどうしたものかと
弁護士に問い合わせをしたところ…
その弁護士はしばらく沈黙した後に…
「ああ，そんな話もありましたね
忘れてました」
…と言って電話を切られました。
私はこんな人物を
知人に紹介してしまったわけです。
非常に失礼なことをしてしまったことに他ならず
糾弾されてもやむを得ないことであり，
信用を毀損してしまったのです。
紹介のリスクです。
そして
富裕層の世界においては
この紹介というものが
非常に大きな役割を果たします。
端的に言うならば，
「生命線そのもの」
です。
ネットの情報ではなく
人と人のつながりに重点を
置いてるわけですから…
紹介に足りる人物かどうか
というものが
全てを左右するといっても
過言ではありません。
結局のところを紹介されるに足りる
人物であるかどうか。
その持ってる専門スキル知識経験は
当然の前提として，
その人の人間としての在り方に
直接関わってることですね。
では，
あらためて
富裕層マーケティングは
どうしたらいいのか。
紹介に足りる人物で在れるように
自分を磨き続け，高めていかなければ
ならないのです。
まずはそこからということですね。
身も蓋もない結論でした。
冒頭で予告したとおり
意外性も何もない
面白くもなんともない話に終始しました。
少なくとも
「富裕層マーケティング」
という小手先のテクニック群があり，
それをすればなんとかなる…
というものではないということを
ご理解いただけましたらそれだけで十分です。
ですので，
「そんな何を今更…」
と思われる方は，
本質を理解している
素晴らしい方だということです。
どうしても，
テクニックで解決しようとする人が
後をたたないので，
あらためてお伝えしました。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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