こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は売上アップツールの使用に関する
一つの活用ポイントをお伝えします。
このポイントをうまく理解した上で
活用すると成果は出やすくなるし
このポイントを外していると
成果が出なかったり
成果が出るまでに時間や労力,
コストを浪費することがあります。
ぜひこのたった一つ,
シンプルなポイントを理解した上で
今やっていることについて
もう一度活用の仕方を見直してみるきっかけに
してみてください。
ある会報誌の話
最近,ある所から届いた会報誌があります。
どこからというものはさておき…
眺めてみると
しっかりと作られていて
興味深いものです。
そのサービスを利用した人が
入会金を払って会員になると
年会費などは一切かからず…
会報誌が送られてくるのです。
テレビ CM をやるような規模の会社が作る
会報誌ですので…
相応にしっかりとしたデザインと作りで
読み応えもそこそこあります。
私はマーケッターですから,
記事そのもよりも,同梱されている
他社のチラシや…
本誌内の誌面広告が気になるところです。
さて。
眺めていて色々思ったことがあるのですが。
今回見かけた中で特に素晴らしいと思ったのが
その会報誌は第47号だったということです
最近届くようになったので
知らなかったのですがその。
会報誌は3ヶ月に1回発行されるようです。
つまり年4回発行されているわけで
47号ということはおよそ12年前から
継続してコツコツと
会報誌を発行しているということです。
私も今月下旬に
ブログ毎日更新9年目に突入しますが
12年は続いていないので…
見習いたいものです。
では
会報誌という媒体を使って
売上アップにつなげるには
どのようにしたらいいのでしょうか。
誌面広告とか,
ジョイントベンチャーとか…
いろいろありますが,
そういったものは脇において。
ポイントがひとつあります。
その観点で行くと
最もシンプルで大事なものを一つだけ
挙げるとしたら…
内容や質はともかく「続けること」です。
極端なことを言ってしまうと
内容は二の次三の次。
まずは続けることです。
続けていくうちに
内容はどんどん改善,充実していきます。
だからこそ続けなければいけないのです。
わかっちゃいるけど続かない理由
とはいえなかなか続かないのも現実。
その原因は何なのでしょうか。
続かない理由はいくらでもありますが,
それでもひとつ紹介するなら…
会報誌…
別の表現をするなら
ニュースレターとでも言えば
いいのでしょうか。
この会報誌,ニュースレターというものは
すぐに効果は出づらいのです。
すぐに効果が出るところは
あるにはあるのですが…
実際,弊社のクライアントも
ニュースレターを発行し始めて
割とすぐに成果につながっているので
素晴らしいとは思うのですが…
実際のニュースレターや
会報誌というものは
すぐには成果にはつながらないのです。
続ければ続けるほど
それが蓄積することによって
効果が高まっていくという性質があります。
だから続かないのです。
すぐに成果が出ず続ければ
「成果が出るから頑張ろう!」
…と続けられるのですが。
すぐに効果が出ないから,
そこで断念してしまうことが多いのです。
あるいは,何らかの要因が
「きっかけ」
で,やめてしまうのです。
弊社も引っ越しがきっかけで
なんとなくそこで発行が止まってしまいました。
そういったもろもろを含めて
克服してどんどん継続していけば,
いずれ一定の効果が見込めるのです・
会報誌の製作は大変です。
ですが…続ければ続けるほど
効果が高まる
売上アップツールということになります。
似たような性質のものとしては
ブログやメルマガなどが
該当するでしょう。
ブログで記事をひとつ書いたから
売上いくら上がる…
という性質のものではありません。
大量にアクセスを集めて,
アフィリエイトで売り込みをかける
ブログもありますが…
それは流儀が違うので,
言及しないでおきます。
話を戻します。
ブログは,コツコツ続けるからこそ
読んでもらうことによって
その後の展開に繋がりやすくなっていく
ものなのです。
ここではニュースレターや会報誌
そしてブログやメルマガについては
続けた方がいいし効果が高まる
という話をしました。
正気を疑った返答
話は変わります。
ある会社の社長と
話をした時の事です。
その会社は
不動産業者で
大手のフランチャイズに
加盟していました。
そのフランチャイズ元が契約している
イメージキャラクターである
有名人の顔写真が印刷された
チラシがあります。
そのチラシは
フランチャイズ本部が
安く印刷する上に
その加盟店の連絡先や住所などを
印刷するということで…
それを販促に使えば良い
ということなのでしょう。
では実際にその有名人の顔写真が印刷された
不動産業者のチラシは…
効果があるのでしょうか。
私はその社長から
マーケッターとして
これは効果があるものなのかどうかを
尋ねられたので…
「効果はありません」
とはっきり答えました。
ゼロに何を掛けてもゼロです。
撒けば撒くだけコストがかかるので,
正確にはゼロではなくマイナスですね。
折り込みで配るには
コストがかかります。
だからこれ以上出さないほうがいいと
アドバイスしたところ
その社長は何と言ったのか。
「わかりました。
あと5万枚ほど残っているので
この5万枚を配り終えたら
次にこのチラシを使うのはやめます」
とのことです
効果がない。
撒くだけ無駄だと私が伝えて…
そのことについてその理由も含めて説明し,
納得してもらった上で…
確か,
「このチラシで反応するのは,
この有名人のファンであって,
不動産売買に興味がある人ではありません」
なんて説明した記憶があります…
その説明で納得したにもかかわらず,
「5万枚残ってるからそれを撒く」
というのは
一体どのような思考の持ち主なのでしょうか。
ここでは
残念な思考の話でしたが。
今日のお題に照らし合わせて話をすると
このチラシを撒き続けたら
「はじめは効果がなくても
撒けば撒くほど効果が出てくるもの」
…なのでしょうか。
それとも
効果がないままずっと続くのでしょう。
有名人の顔写真が大きく出ているだけの
チラシです。
有名人…といっても,
昔のスポーツ選手であって,
知っている人も少なくなりつつあります。
そんなチラシで
問い合わせが1件でも2件でも
来るということは
まず考えられません。
つまり
継続しても効果はないのです。
これはチラシという媒体において
効果がないものを出し続けた場合,
あとから効果が込めるようになってくる…
ということはない,という話でした。
※今回の後者の例は,
有名人の顔写真が入っっているだけで,
セールスコピーとしての観点からは
何一つ,効果がないという話でした。
チラシそのものに効果がない,
という話ではありません。
マーケティングとセールスコピーを
適切に活用することで,
成果の出せるチラシにすることは可能です。
初めは効果がなくても
続けることによって
後から効果が出てきて
高まっていくツール。
いくら繰り返しても効果がないツール。
というものがあります。
この違いをしっかりと理解して
続けるのかやめるのかを
判断しなければいけないということです。
ニュースレターの場合は
初め効果がないから
「これはやっても無駄だ」
…と早々にやめてしまうのではなく
続けることによって効果が出てきます。
一方効果のないチラシはいくらまいても
効果がないのだからさっさとやめて
新しい別のきちんと作られたチラシを使うなり
あるいは別の方法で反則をするなりに
転換していかなければいけないということです。
続けるかやめるか。
この判断はツールを使った売上アップ法において
とても大事な考え方になります。
改めて今やってる
売上アップ法のツール。
果たして今続けるべきでしょうか。
それともかつてやめてしまったけれど
もう一度,再開した方がいいのか。
考えるきっかけにしてみて下さい。
健闘を祈ります
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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