こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は
適性の有無と好き嫌いに関する話を
していきます。
端的に言ってしまうと
自分がそれに向いている向いていない。
適性の有無と好き嫌いは
必ずしも関連性があるわけではありません。
極端な例だと,
すごく好きだけど適性は壊滅状態かもしれない。
あるいは見るのも嫌なくらいだけど,
いざやってみると他の人が感嘆するレベルになる
なんてこともありうるわけです。
この点について
どう考え
どう取り組み
どう対処したらいいのでしょうか。
しっかりと考えて
自らの結論のもとに
行動できている人が
あまり多くないように見かけます。
例えば,
モチベーションに影響し
生産性の低下にまで繋がるようだったら
避けた方がいいのですが
それはどういうことなのでしょうか。
関連性はないのですから,
分類して選り分けていけば
良いクオリティに
仕事に繋がるかもしれないし
生産性の向上にも影響することでしょう。
今日は…ゴールデンウィークの真っ最中。
連休で少し時間がある方は,
少し考えて整理すると,
連休明けの仕事の生産性に
寄与するかもしれません。
ある作曲家の話
あれは12歳の冬。
2月のことです。
小学6年生で中学受験をするために
電車に乗っていたのですが…
朝のラッシュ時間帯です。
その日は父親が
出勤前に私をその学校まで
送り届けてくれました。
ただ小学6年生のみにしてみたら
試験というものは
なかなかに緊張するものであって
落ち着きません。
そんな様子の私を見かねたのか,
父親は自分の持っていた
ポータブルカセットプレイヤー…
いわゆるウォークマン
を貸してくれました。
それで好きな音楽を聴いて
心を落ち着けて試験に臨んだのは
よく覚えています。
私自身,音楽の才能や能力はないのですが
音楽を聴くのは好きで
よく聞いていました。
この時ポータブルカセットプレーヤーで
イヤホンから音楽を聴くという体験が
良かったので…
今もなお出かける時には
何となく耳にイヤホンが突っ込まれてることが
多いです。
さて
そんな音楽が好きな私ですが
音楽同様にゲームも好きです。
いわゆるテレビゲームです。
当時は,ファミコンとか
スーパーファミコンとかでしゅおうか。
ゲームの中で気に入った曲があると…
当時はYouTubeなんてものは
なかったですから…
少ないお小遣いをなんとか捻出して
CDを買ってきて聞いたのは
よく覚えています。
今はYouTubeで何でも聴けますね。
当時好きだった曲は…
今はもうCDは手元にないですが,
だいたい聴くことができます。
懐かしいなと思いつつ
気分を上げたい時,
テンションを高めたい時…
眠い時など
当時好きだった曲をYoutubeで再生します。
さて。
長い前置きはここまで。
当時好きだった
ゲームのBGMを作曲した
ある人の話です。
直接私自身が耳にしたわけでは
ないのですが。
その方は戦闘シーンの作曲が苦手だそうです。
…だそうですが。
実際にその人の戦闘曲は
非常に人気です。
YouTubeで当時の原曲がそのまま
たくさんアップされていたり…
原曲をアレンジしたり
自分で演奏したり…
様々な場面でその曲の
動画が本当にたくさんあります。
YouTubeではなく
「ニコニコ動画」
の方では画面にコメントが
表示されるのですが
そのコメントを見る限りでも
本当にそれらの曲が愛され
大事にされるているのが
よく伝わってきます。
私自身もやっぱりその方の曲は好きで
上述の通り気分をあげたいときなどに
聴いています。
面白いのが…
ゲームのプレイヤーだけが
そう思っているわけではないということです。
ある人がその作曲家の作った
戦闘シーンの曲を
友人に聞かせたそうです。
その友人はゲーム曲なんて所詮は
ゲーム曲ではないか…
と小馬鹿にする人だそうですが。
一切前情報を与えることなく
その戦闘シーンの曲を聴かせたところ
大絶賛し,
「素晴らしい!どの楽団が演奏してるんだ」
と言い出した…とか。
実際にはゲーム曲だと
ネタばらししたかどうかまでは
書いてなかったので
どうなったどんな反応だったのかは
分かりませんけどね。
ですが本人曰く,
戦闘曲はは苦手だそうです。
不思議なものですね。
ニコニコ動画のコメントの中で
「こんな素晴らしい曲を作っておいて
どこが苦手なんだか…」
というコメントは
実にたくさんあります。
別の人が,
それに対して
「苦手だからこそ全力で必死で作った曲だから
素晴らしい曲に仕上がったんだだろう」
と言ってる人がいて…
ある意味納得ですね 。
向き不向きと好き嫌いの関連性
さて。
今日のテーマである
向き不向きと好き嫌いの話ですが。
まさにこのような話になります。
その人自身が得意不得意に関する思いと
クオリティは直接関係がなかったりします。
今の話でいえば
戦闘シーンの曲が苦手だと
言っておきながら実際出来上がったものは
本当に素晴らしいものなわけです。
すなわち
自己評価と他者評価との間に
乖離があることは
多々あり得るわけです。
自分にとっては苦手で
望ましい状態でなかったとしても
他者から見たら賞賛される
クオリティだということが
起こりうるわけです。
その原因としてはと
本当に苦手な場合もありますが…
あるいは自己の理想が高すぎて
他の追随を許さないレベルだからこそ
苦手であっても
その理想のレベルには届いていないだけで,
一般的にに見て
素晴らしいというクオリティに
落ち着いてるということもあり得るわけです。
苦手意識があって得意でないと
思っていたとしても
全体的に素晴らしいクオリティーがあるなら
それは強みとして
売り出して行ったらいいのではないか。
…という一つの考え方があります。
ポイントは
「そういった考え方もある」
すなわち選択肢の一つでしかないということです。
「そうすべき」
というものではなく
そうした方が良いかどうかを
慎重に判断しなければならないということです。
今回上述の作曲家ですが。
ゲーム曲というのは
ゲーム内のいろいろなシーンがあって
それらのすべての曲を
だいたい1人が作曲します。
…ということは
戦闘シーンが苦手でも
特別なイベントのシーンなどの演出曲は
素晴らしいという…
という人は
全ての曲を一人で賄うことが
要求されるゲーム曲制作には
なじまないということですね。
だからこそ得意でないと分かっていながら
ゲーム内戦闘曲を作曲し
それが高く評価されているというところから,
この方は本当に高い能力才能を持った人だ
ということなのでしょう。
ですがこれはゲーム曲という
一人で全ての曲を作曲しなければいけない
という背景があるからのということですね。
私たちはそういった
特別の事情でもない限り
得意だと思えないもの
苦手意識が先行しているものについて
どう向き合って取り組んで行ったらいいのでしょうか。
考え方が二つあります
苦手意識があること自体は
上述のとおり現実とのギャップがあるので
気にしなくていいという考え方。
ただその苦手意識が
モチベーションの低下につながって
他に影響が出るレベルだとしたら
それはやってはいけない…という考え方です。
上述のゲーム曲の作曲家の例で言うならば
戦闘の曲を作らなければいけない,
と思うとモチベーションが下がって
やる気が失せて
他の曲のクオリティまで
影響が出てしまう。
そんな状態であったとしたら
受けるべき仕事ではないということに
なります。
この方は苦手だと言いながらも
大人気の曲を作ってしまう。
戦闘曲は苦手というのは
言ってしまえば錯覚だった
ということなのでしょう。
ただ実際に得意不得意で考えた時に
できたとしても本当に嫌なものは嫌だし
やりたくないもない。
それやるとなると
極端にモチベーションが下がるということは
起こりうるわけです。
それはできたとしても
やらないほうがいいということですね。
今日
私があなたにお伝えしたいのは二つ。
苦手意識を抱いていうものは
本当にそれは苦手なのかどうかを
考えてみること。
できるけれど
しかもそのクオリティは
素晴らしいものだったとしても
それがモチベーションの低下を招いて
他に影響が出てないかどうかを考えること。
この二つです。
例えば
先月アンケートを取らせていただいた
ブログ記事執筆。
ブログの記事執筆ということで
考えていった場合。
実際に書けるけれど
苦手意識があるという人は…
どう取り組めばいいのか。
苦手だけど
なんとなくできてしまうし
そこそこの記事になっているのであれば
それはやればいいし
どんどん伸ばしていったほうがいい
という考えになります。
苦手意識があるのは,
単にスキルの未熟さに起因しているだけであって,
スキルを磨いていけば
払拭できる可能性もありますからね。
ですが
できるけれどやりたくないし
それをやると思うと気が滅入ってしまって
他の仕事が手につかないと言うのであれば…
やらないほうがいいということになります。
シンプルな話ですね。
是非今の仕事を洗い出してみて
本当にそれをやった方がいいのか
やらないほうがいいのか。
自分の向き不向き適性の有無と
それがモチベーションに影響してるのかを
考えてみてください。
普段忙しくて
なかなかそんなこと考えてる暇ないでしょうから
是非ゴールデンウィークに時間ある方は
取り組んでみるとtね
連休明けの仕事の生産性アップに
つながることでしょう。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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