こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
もう10年近く前でしょうか。
ある広告代理店が
ちょっとした
プレゼンテーションする場において
5~6名の経営者相手に
「よく広告費がいくら掛けたらいいかを尋ねられるので
今日はお答えします」
…と話をしていました。
私はそれを見て
えぐいなぁ
…と思った次第です。
なぜでしょうか。
今日はこの件についてお伝えてきます。
お題は,
「広告費はいくら掛けたらいいのか」というえげつない質問とその理由
とでもしておきましょうか。
学ぶほどの内容ではないですので
興味本位で最後までお付き合いください。
また,
本文最後に
集客のアンケートのお願いがあります。
あなたが回答済みでしたら
お礼申しあげます。
回答ありがとうございます。
まだ回答いただいてなかったら
ぜひお願いします。
本文最後をご覧ください。
コミュ障の行き着いた先
いつのことだったか
私がコミュ障をひどくこじらせてい時たの事です。
実際には現在進行形でコミュ障ですが。
コミュニケーションを
こじらせると
うまく人と会話するのが
非常に大変。
解決したいと思い
いろいろ学んだり
情報を探したりするわけですが。
もう20年以上前の話でしょうか。
催眠関係のテクニックについて
学んでいたことがあります。
催眠術と言うと
漫画か何かで
5円玉を糸でぶら下げで
ブランブランとやってるイメージを
思い浮かべるかもしれませんが。
そんな前時代的なことは
するわけではありません。
催眠術というのは
気が付いたら
かかっているものです。
すなわち,
催眠術を変えたことにすら気づかせないものです。
ということなので
なるほどなぁ…
うまく活かせないかなと
思ったことはあります。
いろいろ学んだ結果…
活かせるようになったわけでは
ありませんが
結果的に良い結果に
なったこともあります。
何度も繰り返し学んで
色々と紆余曲折を経た結果…
心理誘導とか
催眠関係のテクニックを
仕掛けられると
フリーズするようになる
という癖ができました。
逆に言うと
フリーズしたことによって
「あ,今何か仕掛けられてるな」
と気付き…
状況をよく整理して分析すると…
「あ,こんな手口か…」
と気づくようなったということですね。
まあ私の
「なんちゃって」は
本物の催眠療法・催眠術とは
違うでしょうから
自動防衛機能も,
本職に掛かれば
作動しないかもしれませんが。
それはさておき。
…ということで冒頭の話です。
「よく広告費がいくら掛けたらいいかを尋ねられるので
今日はお答えします」
狡猾な心理誘導が
仕掛けられていることに
あなたは気づいたでしょうか。
間接法
良い例が思い浮かばないので
私が教わったそのままを
ここでお伝えします。
ある素敵な女性がいたとして
その女性に対して
「綺麗ですね」
「素敵ですね」
などと声をかけたら
どうなるでしょうか。
本当に綺麗な人に
綺麗ですねって言ったところで
何も心に響かないのではないでしょうか。
綺麗な人というのは
周りの人から言われ慣れてるわけですから
その他大勢が一人増えたぐらいの感じですね。
「いえいえそんなことないですよ」
と謙遜されて終わるか
「ありがとうございました」
…あーはいはい,と言わんばかりに
受け取られて終わる終わるのが
関の山ではないでしょうか。
ですので
その女性に
「綺麗だと思っていること」
を受け取ってもらうには
どうしたらいいのでしょうか。
間接的に伝える方法があります。
例えば…
「あなたすごく綺麗で素敵なのは
日頃から健康に気を使っているからですか?」
という問いを仕掛けるわけです。
この問いに対して
YESで答えても
NOで答えても
その人に対して
「すごく綺麗で素敵」
という「前提」は
そのまま受け取らざるを得なくなる
ということですね。
すなわち
日頃から健康に気を使っているわけでもないのに
綺麗なのか。
日頃から健康に気を使ってるから
綺麗なのか。
いずれにしても
その人は綺麗です,
というメッセージはそのまま届くわけです。
これが間接法というテクニックです。
この情報過多の時代において
伝えたいことを
しっかりと受け取ってものために
必要なテクニックではあるのですが。
一歩間違えると
冒頭の広告代理店のような
えげつない使い方につながってしまうわけですね。
この
「広告費はいくら使ったらいいですか」
という問いの前提で
「広告にお金を使うべき」
というメッセージを間接法で
伝えてることに
他ならないということです。
集客というものは
無料でできることから
高額なコストかけてすることから
いろんな方法論があって
考え方があります。
そしてその中の一つの
方法論が広告であって
広告には
お金がかかる場合もあれば
かからない場合もあります。
そうです
広告はお金がかからない場合もあるのです。
ですが広告代理店は
お金を使わせるのが仕事ですから
このような問いということで
いかにしてお金を使ってもらうのか,
ということで…
当然の前提を
相手に売りつけようという
その結果が,
この心理誘導ということですね。
しかも
「よく聞かれる」
と…それが当たり前かのように
演出しているのです。
これが「この」広告代理店の手口でした。
コストをかけて広告宣伝すること自体は
とても大事です。
決して否定するものではないとは
私も考えますが。
このような形で
催眠テクニックを使った
心理誘導を仕掛けて
当然の前提として
広告にお金を使うことありき
という考え方自体をおしつけるのは
決して賛同できるのでありません。
コストがゼロ円でできる集客をもあれば
非常に低コストで出来るものもある中で,
いくら使ったらいいのかっていう前提を
当然に植え付けるようなやり方は
決して是認されるべきではないでしょう。
会社の体力もあれば
会社の状況もあります。
業種業態,ビジネスモデル
トレンド,流行…
様々な要素が絡み合う中で
どの会社がどれだけの広告費を
使った方がいいのか。
もしくは使わなくてもいいのか
…というのは本当に会社の数だけ
答えがあるようなものです。
<参照>広告費を使ってはいけない時に使ってしまった例
ということで
今日お伝えしたいこととして
広告というものは
数ある集客の中の
一つの手法でしかないこと。
広告ありきという考え方は
広告代理店の都合のいい考え方であること。
コストゼロ円からできる集客も
ある。
…ということをご理解いただきましたら幸いです。
なお,
現在集客に関する悩みごとについて
アンケートを行っています。
アンケートに回答頂きました方で
希望者には,
「実費9999円以内で集客できる方法」
というのをいくつかまとめてセットにした
コンテンツを差し上げます。
興味ある方はぜひ
アンケートにご回答頂きましたら幸いです。
また回答頂きました方,
ありがとうございます。
アンケート締め切りは9月7日月曜日。
回答頂きました方に関しましては
特典のコンテンツは
締め切り以降に
差し上げますので
今しばらくお待ちください。
是非アンケートまだ回答いただいてない方。
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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平