こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日はある人気講師から聞いた
冗談みたいな本当の話をお伝えします。
集客における非常に大事な原則なのですが
その講師はその原則をこんな形で紹介していました。
言われてみれば当たり前なんですが
世の中,当たり前な事って
わかっちゃいてもできないということが
多々あるのではないでしょうか。
お題としては,
「注目される成果の出ない集客法の光と影」
とでもしておきます。
自社が今までとは違う集客法を試そうと思った時に
どんな方法論がいいか。
迷った時に,今日の話を思い出してみてください。
プロポーズが趣味の人の話
ということで
あるに人気講師ら聞いた話です
人気と言いますか…
いわゆるフロントエンド商品として
セミナーを開催して
そこから高額セミナーを販売していくという
非常に大事な役割を
その方は担っていて…
っていて年間何百件と
セミナーをこなしていたそうです。
会う人数も
おそらく年間で数千人単位となるでしょう。
それを何年も続けているわけですから
実際にセミナーで初めて会う方といえば
数万単位ということに
なっていくのではないでしょうか。
そしてその方が
いろんなセミナー会場で
参加者に聞いてもらった質問があります。
「会った瞬間にプロポーズしたことがある人は
どれくらいいますか?」
…と,いう質問をして
挙手してもらっていたそうです。
繰り返します。
「会った瞬間にプロポーズした事ってありますか」
質問です。
実は一件だけあったそうです。
そして
その一件…
実際に成約…成婚に至ったしたという話でした。
出会い頭に
プロポーズするのが趣味だったという
よくわからない人だったそうで…
しかもプロポーズされた側も
何らかの形で運命を感じたとかなんとか。
ということで
実際に結婚したとのこと。
なかなか剛毅な話ですね
なぜ
こんな話をしてると言えば
よく集客と人間関係に例えられます。
つまり関係性ができてない人に
売り込んでも
なかなか売れないというのは
当たり前の話です。
セールスの世界においても
「ラポールを築く」
という言葉があります。
実際
集客というものにおいて
「その人から何かを買うか買わないか」
の判断については
信用できるかどうかというところが
一つの判断の分かれ目に
なってくるのではないでしょうか。
すなわち,信用が得られなければ…
「欲しいけどこの人から買いたくないから
他所で買う」
ということになりかねないのです。
まず
興味を持ってもらえるかどうか
というところから始まって
購入に至るにあたって
避けて通れないのが
「本当にその人が信用できるかどうか」
という話です。
逆に言うと信用できるかどうかをかっ飛ばして
購入に至る確率は非常に低いということになります。
マーケティングという
一連の戦略において,
まずきちんと興味を引いた上で
信頼関係を構築して
信用してもらうというところから始める。
非常に合理的な考え方を解説する人が
多いのではないでしょうか。
ですがそれをやらない人が実に多い。
出会い頭にプロポーズするというのは
どれほどの成功率があるのでしょうか。
上述の人気講師は
何千何万と聞いて回って
その中から実際に出会い頭に
プロポーズをしたという人が
一件あり…
そのたまたまその一件が
成功したという話です。
現実に出会い頭に
プロポーズしてうまくいくなど
確率にすると,コンマ数%と
なってきます。
興味を引いてから
段階を経て
きちんと価値を伝え
信用してもらえるように努め
そこからしっかりと
販売に繋げるというやり方が
合理的ですが…
多くの企業が…
出会い頭にプロポーズするがごとく
出会い頭に売り込み押しかけてしまっているのが
現状ということになります。
成功例の陰に隠れた失敗例
というここまでの話だったら
当たり前の何の変哲もない話で
終わるのですが。
今日はもう一歩踏み込んでいきます。
というのも
こんな当たり前の話をは
改めて言うまでもないという前提に立ったとしても
それでもやり続ける人がいるとしたら
それはなぜなのでしょうか。
上述の例で言うと
出会い頭にプロポーズをしても
うまくいかないとにもかかわらず…
出会い頭にプロポーズ…売り込みし続ける。
この人たちはなぜなのでしょうか。
実際の上述の例であれば
出会い頭にプロポーズするのが
趣味ということですで
趣味であれば,まあ
言う事ありません。
プライベートの話ですから。
ですが会社経営という
多くの人を巻き込んだ
責任ある立場において
私利私欲で
自分のエゴのままに
出会いがしらに
プロポーズし続けるという経営者がいたら
その人に対して
世間,関係者…そして顧客は
どのように評価するでしょうか。
うまくいかないことを
やっていると判断されるのでは
ないでしょうか。
でもやってしまう。これはなぜなのか。
うまくいった例があるからと
可能性が一つあるということです。
すなわち
上述の例の話で言うところの
出会い頭のプロポーズの話です。
出会い頭にプロポーズをして
うまくいかない。
これは当たり前の話です。
ですがうまくいった人がいるから
話のネタになるわけです。
それは珍しくということになりますが
一般的にそれをやる人はすくないし,
やってもうまく行かないでしょう。
ですが,この例は
それをやってうまく行ったわけです。
話のネタとしては物珍しさゆえに
目立つわけです。
そして
目立つがゆえにそれがうまくいくかのように
勘違いしてしまう人もいます。
もう一度繰り返します。
その話を聞いたのは
人気講師からです。
年間何百件とセミナーを開催し,
年間何千件との人達と
新しく出会って…
それを何年もくりかえしているわけです。
その何万件と会っているうちの
たった一件です。
たった一件がうまくいったからといって
うまくいくと考えるのは
正気を疑う思考ではないでしょうか。
集客法の罠
集客というものに関して
先日実施したアンケートの中で
「色んな集客がある中でどれをやったらいいかわからない」
という項目があって
実際にチェック付けていただいた方が
多かった。
世の中には
いろんな集客法があります。
私が紹介する集客もあります。
ネットの集客が
胡散臭いという項目を
挙げてらっしゃる方もいました。
それはなでなのでしょうか。
一つが今日の例このままということです。
すなわち
何百何千何万とある
誰にも注目されない
失敗例れの上に積み重なった
本当に数少ない成功例だけを抽出。
取り上げてそこに光を当てて
「こんな集客法でうまく行っています」
と言って
その集客法を売り込む人たちがいる
ということです。
実際に数少ないとはいえ
うまくいってるわけですから
やはり注目があまり
新しい集客をに
手を出したくなるのも
仕方がありません。
ですがその陰に
どれだけの失敗例が埋もれているのでしょうか。
そこには一切光が届かないのです。
そういったところに気付かないと
変な集客をに手を出して
カモられることになってしまうのです。
私たちは人間ですから
目新しいものに
つい注目しがちです。
そして言い古されたつまらないものに対して
興味関心が行き届かない傾向にあります。
新しいものに気を取られてしまうので
その数多くの失敗例に光が当たらず
たまたまうまくいった
成功例だけに気を取られないように
気をつけたいものです。
そして,それ以上に。
昔から続けられている
退屈した飽き飽きしてしまうような
今更何を…と思うような
目新しさの何一つない
集客法で成果を出し続けている人がいて
そういった人というのも
まったくもって注目がされません。
ですが本当にそちらで成果を出してる人は
いっぱいいるのです。
このことは忘れずにいたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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