こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日も,リサーチの話です。
マーケティングリサーチは
主に3つあり
顧客リサーチ
競合リサーチ
商品(自社)リサーチ
です。
昨日は競合調査の
話をしました。
競合が自社より
優れていたら怖いから
「うちのほうが優れている」
とうそぶく,裸の王様タイプな
人がいるので,
そうにはならないようにしましょう。
…という話でした。
今日は,顧客リサーチの
話をします。
本当に難しいので,
今日はすぐに理解できる
テクニックだけを
お伝えします。
今日も短めにまとめますので
最後までお付き合いください。
これ,書けますか?
ちょっと思い出してほしいことが
あります。
過去1年内で,
前からほしいと
思っていたものを
手に入れたものはなんでしょうか。
1年内に,
これというものがなければ
もっと前でも結構です。
もの…物ではなく
サービスなどの無体物でも
結構です。
思い出しましたか?
では質問。
それ,
なぜほしかったのでしょうか。
書いてみてください。
…と言われて
紙とペンを渡されたら
果たして書けるでしょうか。
これ,
意外と書きにくい。
頭の中の曖昧な思考を
具体的に言語化して,
紙に書く。
なれている人には
すぐできるのですが。
なれていないと,
本当に大変です。
また…
繰り返します。
頭の中の漠然とした思考を
具体的に言語化する。
この時点で,
ある意味
「一次情報」
が,加工され
「二次情報」
になってしまっています。
ですが,
頭の中の漠然とした思考を
うまく質問によって
引き出すことができれば
二次情報とまでは行かず…
1.2~1.5次くらいで,
よりそのままの思考を
引き出すことができるでしょう。
これ,
本当に大事です。
言葉一つ変わるだけで,
反応がガラリと変化しますから。
あるいは,
書け,と言われても
書けないけど,
話せ,と言われたら
話せる人は割と多い傾向にあります。
顧客リサーチに欠かせないことは
「具体的な会話」
です。
具体的には
対面または通話による
インタビューが理想です。
アンケート用紙や
アンケートフォームでは
リサーチという目的は
達成できません。
それらはまた
別の用途で使うものです。
顧客インタビューでこれは厳禁
顧客インタビューで
決してやってはいけないことが
あります。
グループインタビューです。
決して
決して
決して
一対多のインタビューは
やってはいけません。
ただの時間と労力の無駄です。
「声の大きい人」
が,なんかそれっぽい事を言って,
周りの人が
「同調」
して終わるだけ。
それっぽい事であって,
誰の心にも響かない
綺麗事です。
ただのジャンク情報です。
本音…
価値ある情報を
聞き出すには,一対一でないと
成り立たないのです。
小手先のテクニック
として,
おすすめしたいのは,
録音です。
なぜなら,
そのときには気づかなかったけど,
実は非常に有意義なことを
顧客が話していることは
多々あるからです。
インタビュー中とは別の時間に
あらためて聞いてみることで,
得られる情報があるのです。
また,
メモをとることに
必死になって,
ろくに質問できなかったら
困りますからね。
録音をおすすめします。
なお,録音を停止したあとに…
顧客が気を緩めて
今まで言わなかった本音を
ポロッと言ってくれることが
あるので,この点も気をつけたいですね。
以上。
今日は顧客リサーチの
テクニックでした。
具体的に,
どうやって
何を尋ねるのかは…
本当に一部の人だけに
直接,伝授しています。
…説明がすごく大変なのです。
それこそ,
上述の通り言語化が大変な部類ですね。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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