自社の弱みを見据えて強みを見つけて活かす考え方

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

昨日は,

 

意図的に情報を隠すと,
今の時代は検索で
何でも発覚してしまう。

 

バレた後のほうが
心証や評判が悪くなる…

 

といった話をしましたが。
少し,書ききれなかった部分もあるので
あらためて整理していきます。

 

 

今日は,
自社の弱みを見据えて強みを活かす
考え方について
お伝えしていきます。

 

最後までお付き合いください。

 

 

 

劣化コピーから独自路線へ

 

 

 

私がマーケティングを
学び始めた時のことです。

 

あるマーケッターの教材を
買って学んだり
セミナーに参加していました。

 

…が。
内容をさっぱり理解することが
できず,成果も出ませんでした。

 

 

だから…
理解できない自分が悪い。
成果が出せない自分が悪い。
自分を責めて,
もっと買わないと。
もっと学ばないと…

 

を繰り返していました。

 

 

この負の連鎖が解けたのは…
その人のセミナーに出て,
別の初心者にアドバイスをしているのを
耳にしたときのことです。

 

 

受講生
「Aという教材を学んでも
全然成果が出ないのですが」

 

マーケッター
「Aは上級者向けですので,
それを学んでもすぐには成果は出ません」

 

 

セールスレターでは,
上級者向け,
なんて話,なかったじゃないか…

 

あ,このマーケッター,
自分が売りたいものをひたすら
売りつけるだけの人なんだな。

 

…という認識になり,
ようやく,正気に戻ったわけですね。

 

 

ただ,
それはそうとして,
そもそもなぜ学んでも
理解できなかったのでしょうか。

 

 

私自身は,
学校の成績は
良かったわけではないですが
悪かったわけでもなく…

 

 

推薦で大学進学し…
当時は合格率2.6%の
法律系国家試験に合格しました。

 

本気で腰を据えて
学ぼうと思えば,
それなりに学べる…という
自負はあったのですが…
その自負は木っ端微塵に
打ち砕かれたわけです。

 

 

その理由は何なのか。

 

 

そのマーケッターを上にたどっていくと…
国内でも有名な,
あるマーケッターにたどり着きます。

 

 

そして…
その国内でも有名な
マーケッターを上にたどっていくと…
海外の権威中の権威である
マーケッターにたどり着きます。

 

つまり,
そういった
海外の権威による
マーケティングを学んだ人が
日本にマーケティングを持ち込んで,
それを学んだ別の人が…

 

つまり,
劣化コピーに劣化コピーを重ねた結果,
原型からかけ離れたものに
成り果てていたのです。

 

幸い,
その海外の権威から直接学ぶことによって,
その原因を理解し…
劣化コピーではなく源流から学ぶことが
できました。

 

当時は理解できなかったものが
理解できるようになったのです。

 

 

だから…
私自身が,
自分で劣化コピーを広げたくない,
という思いは強く…

 

 

ある方から,

 

「見ず知らずの海外の権威ではなく
飯山さんから学びたい,と
言ってもらえるファンを増やせるのでは?」

 

…と言われて,
私は「とんでもない」となっていたのです。

 

 

海外の権威には遠く及ばず,
どうやっても勝てません。

 

それどころか,
国内の有名なマーケッターには
足元にも及ばず,
私よりも優れたマーケッター,
コンサルタントはいくらでも
いるのです。

 

だからこそ,
私自身が
独自コンテンツを作って教える必要はない。

 

 

ずっと…そう思っていました。

 

 

ですが…少しずつ
また考えが変わってきました。

 

 

独自コンテンツそのものではなく,
独自路線にかじを切りたい。
そう思うようになったのです。

 

 

セルフイメージの変化

 

 

私自身は,
自分をマーケッターだと
思っています。

 

 

そして,
記事の中でも
マーケッターである,
という前提で
毎日ブログを書いています。

 

 

もちろん,
そのその通りだし
その気持ちは変わらないのですが。

 

 

ただ,
マーケッターという土俵で勝負すると,
どうあっても,
自分よりも実力が上の人には勝てません。

 

勝つか負けるか…
という問題もあるのですが。

 

それ以上に…
自責の念が出てしまいます。

 

つまり…
ウチよりも,
競合のところに行ってもらったほうが,
このクライアントにとって
いいのではないか…

 

 

…と思ってしまうことです。

 

 

どういうことか。
医者に例えるとかんたんですね。

 

 

 

腕がいいわけでもない医者が,
自分では手が出ない患者を…
専門医に紹介することなく,
自分で面倒を見続けた結果…

 

 

かえって症状を悪化させてしまい,
命に関わる危機をもたらしてしまった。

 

 

…というようなものでしょう。

 

 

そのように,
マーケッターとして…
マーケティングの良し悪しだけを
考えるなら…
より良いマーケッターの元に…
となります。

 

 

そこで考えなければならないのは何なのか。

 

 

 

自分に足りないものを
認めて受け入れて,どうするか,です。

 

 

コンサルティング会社に
勤めていた経験もない。
広告代理店に勤めていた経験もない。

 

マーケッターとしては
もっと成果を出している人は
いくらでもいる。

 

それでもなお,
私が顧客にマーケッターとして
マーケティングに関して
提供していく意義,理由,価値は
何があるのだろうか。

 

 

自分では気づかなかった見方

 

 

 

15年以上前でしょうか。
昔,私が起業した頃であり…
自己啓発にのめり込んでいたときのことです。

 

 

ある自己啓発の会社で
ずっと学び続け…
上級コースを修了いた後のことです。

 

今度は,
ボランティアとして,
実際にその上級コースのアシスタントとして,
受講生を支援する。

 

そんな機会がありました。

 

なんだかんだで…
その上級コースは数カ月間続くものですが。
それを何回も繰り返しアシスタントをして…
2年くらい,やっていたでしょうか。

 

ある時から,

「そろそろ卒業だな」

という実感を得たのでそこから離れましたが。

 

 

その数カ月間…
ある意味,ほとんど毎日のように
受講生の相談に乗って,
話を聞き…動かない,行動しない受講生を
叱咤激励し続けました。

 

その数カ月間を繰り返して,
気がつけば2年ほど,ずっとそんな毎日だったのです。

 

当時はスキルも知識も何もなかった中で
ひたすら毎日のように続けていました。

 

同じ立場の別のアシスタントから,

「本当に,マメだよね」

と言われ続け…

 

言われるたびに,
「いやいや自分がマメなんてとんでもない」
「あなたのほうがずっと丁寧にきめ細やかに
サポートしてるでしょ」
と言い続けました。

 

その時は,本当にそう思っていたのです。

それから時が流れ…

 

この仕事をはじめて…
あるキャンペーンのオファーとして
「毎日サポート」
というものを盛り込もうとしたときに,

 

「ちょっとまて,
私に毎日サポートなんて
本当にできるのだろうか」

 

「毎日ブログを書いているから
24時間以上全く仕事をしない,
ということはないけど…
本当にできるのだろうか」

 

しばらく考えて…
このときのことを
思い出したのです。

 

「あの時,2年近く,
毎日のように受講生の面倒見てたな」

 

「あの時と同じようなものだと
思うならば…別に気負うこともなく
十分にこなせるな」

 

…と思って,そのキャンペーンに
「毎日サポート」
を盛り込んだのです。

 

 

あれからまた時は流れ…
今こうしてブログを書きながら,
いろいろ思うのです。

 

 

世の中の優れたマーケッターの
知識やスキルが100あるとして…

 

 

私に50しかないとします。
実際,そんなものでしょう。

 

ですが…
実際にクライアントに
コンサルティングやサポートを
する中で…
実際に要求されるものは,
せいぜい10とか20とか。

 

それ以上のものは,
別の専門性が高い分野になるので,
その専門家に任せたほうがいい…
となるのです。

 

 

それでも,
そのマーケッターとしての
知識経験スキルで勝負するのか,
ということです。

 

私は強みだとも
持ち味だともまるで認識していませんでしたが。

 

やろうと思えば,
別に気負うことなく
365日サポートできる。

 

その気質でもって,
マーケティングの支援をするのが
当社の,私の独自路線なんだろう,
と思うようになったのです。

 

 

より高度な専門性,知識経験スキルが
あるわけでもなく…
上場企業など有名なクライアントが
いるわけでもない。

 

それでも,
当社が価値を提供できるならば…
クライアントのタイミングに合わせたサポートが
できるということ。

 

 

クライアントは
キャンペーンのために動くタイミングは
人それぞれです。

 

 

コツコツ続ける人もいれば,
一気呵成に進めて…パタッと止まって
また一気に進める人もいる。

 

その人の都合やタイミングに合わせて
サポートできるということですね。

 

 

今日の記事としては
弊社が事例になりました。

 

 

自社にないものを追い求めるのではなく,
無いものを無い,と認めて
その上で何ができるのか,ということです。

 

 

 

最後に。

年末年始のキャンペーン…
そのアンケート,
実際のクライアントの声なども踏まえつつ。

 

 

当社の強みを生かした
メニューを近々案内いたします。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

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