こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。

 

 

昨日の記事で，
集客のレベルの話及び
レベル0として精神異常…

 

 

すなわち，

 

「商品の品質さえ良ければ
売り込まなくても売れる」

…という品質教徒だ，
という話をしました。

 

この，レベル0から脱しなければ
そもそも集客で成果を出すのは
非常に難しい。

 

今日のお題は，
このレベル0をいかに脱するか，
という話です。

 

 

マインド的な話だなぁ…と
思うかもしれませんね。
実際そのとおりです。

 

マインドがあって，
はじめてテクニックが着いてくるのです。

 

マインドなきテクニックは
身につかない…もしくは
身についてもすぐに成果が
出なくなりますからね。

 

今日も
マインドの話…かつ，
かなり身も蓋もない要素も
含まれます。

なので…お題としては，

「集客マインドを身につけるための考え方と道筋」

となります。

以下，
最後までお付き合いください。

 

 

集客レベル0を脱する要素

 

 

予告通り，
ものすごく身も蓋もない
話をします。

 

 

集客レベル0を脱することが
できるかどうかは，
「運」
によります。

 

運が良ければ
レベル0を脱して
レベル1になれるかもしれません。

 

が。
運が悪ければ
レベル0のままかもしれません。

 

 

どういうことか。

 

どれだけ
品質向上を心がけても，
ちっとも売上が上がらない。

 

…というときに，
周りの人が

 

 

「まだまだ改善の余地がある
もっと良い商品にしたらいい」

 

 

みたいなアドバイスをしたら，
ますます泥沼化しますね。

 

周りの環境も
非常に大きいのですが。

 

ただ，
類は友を呼ぶ…と言います。

 

つまり，
品質教徒の周りには
同じように品質教徒で
固められている，
ということです。

 

そして…
品質教徒に対して，
マーケッターが

 

「どれだけ良い商品でも
売れなければ意味がないですよね」

 

などと言ってくることは…
めったにありません。

 

 

めったに無いですが，
あったとしても，
それを受け入れられるかどうかは
また別です。

 

ですが

 

運良く

 

品質教徒の縄張りから脱出して，
顧客に品質の良さを伝える
マーケッター的な発想に
出会えるかもしれません。

 

なので，運に左右される
という話でした。

 

 

 

万人に効果的な方法は存在しない

 

 

 

この先，どうなるかわかりませんが，
この記事を書いている
今の私には…

 

このレベル0から効果的に
的確に脱出できる
方法論を紹介することは
できません。

 

 

人それぞれ
生まれてきた背景，
それまでに培ってきた
観念などもバラバラですからね。

 

そういった様々な人たちが
効果的にレベル0から脱出できる
方法論は思いつきません。

 

あえて言うならば…

 

 

どれだけ品質教徒だろうと，
起業して2年も経てば，

 

 

運が悪くない限り，
集客の必要性を
身にしみて実感できるので，
レベル0を脱出することができる，
と考えています。

 

 

言い換えると…
よほど運が悪ければ…
依怙地いこじになって，
より強固な品質教徒になるか，
あるいは…会社が持たずに
倒産するかのどちらかでしょう。

 

…と思っていました。

 

ですので，
弊社では以前，

 

「起業して2年内の方は
対象外です」

 

と明記していたことがあります。

 

つまり，
集客レベル0の方は，
私では如何ともし難いのです。

 

 

>起業して2年～

 

という条件は，
現在は削除しました。

 

というのも，
起業間もないころ，
あるいは起業前から，
集客の大切さを理解している方が
増えてきているように
感じたからです。

 

一律二年内はダメ，
というのは，
両者にとって残念なことになるでしょう。

 

現在は，一度話してみてから…
という個別方針に切り替えています。

 

 

 

集客レベル1

 

 

品質教徒…

「品質さえ良ければ
売り込まなくても売れる」

と本気で信じている人が
レベル0なので…

 

この信念に少しずつ亀裂が入り…

 

 

「でも集客を
考えないといけないかもしれない」

 

「売れるにはどうしたらいいんだろう」

 

 

…と考えられるようになったら，
めでたくレベル0をクリアして
レベル1です。

 

集客レベル1は
集客の必要性を程度の差はあれど
実感することです。

 

ただし，
運が悪いと
レベル0に戻ります。

 

 

例えば，
実際に集客を考えて…
でも世の中にはものすごい数の
集客法がありますよね。

 

混乱して
わけがわからなくなって…
今まで通りのやり方にもどり…

 

それを正当化する。

 

「あれは気の迷いだった
やっぱり品質さえ良ければ…」

 

と，より強固なレベル0になるのです。

 

 

 

集客レベル2

 

漠然と
集客の大切さを認識したり
学んだりするだけなら
レベル1のままです。

 

その学びを生かして
具体的にどんなことでも，
実践したらレベル2になります。

 

レベル2は集客の実践ですね。

 

昨日もお伝えしたとおり，
レベル0を出した後，1と2は
スムーズに上がれる人は
上がれるのです。

 

 

問題は，レベル3です。

 

 

集客レベル3

 

 

 

それは，
どんなに小さなことでもいいので，
実践して
「成果が出ること」
です。

 

小さなものでも成果が出なければ
レベル4に進めない人もいます。

 

 

人によっては
レベル3を飛ばして
レベル4に行ける人もいますが…

 

私はレベル3を通って
レベル4に至りました。

 

 

ある本を読んでいたところ，
アップセルのテクニックが
紹介されていました。
(本を読むだけならレベル1)

 

そこで…
当時，自作のCD教材を売っていたのですが，
その教材を発送するときに…

 

メニュー表を同梱しました。
赤ペンで…
ある商品について，

 

 

○月○日まで…
—-円のところ—-円

 

みたいな感じで，
期間限定割引の案内を
手書きで書いて同梱。
発送しました。

 

まあ，この程度で
売れるなんて無いよな…
と思っていたのですが。

 

ざっくり数えたら
8割の人が，
再購入してくれたのです。

 

この実践した時点で，
レベル2です。

 

 

成果が出た時点でレベル3ですね。

 

レベル3を通過したことで…

 

「凄い！マーケティングって
ちゃんとやれば
成果が出るんだ！」

 

と驚き…

「もっとちゃんとできるように
しなければ…」

と学び直しました。

 

ではレベル4は何なのか。

 

集客やマーケティングに対する
「確信」
です。

 

レベル1は，
漠然とした期待程度のものでしたが。
レベル4は，確信です。

 

成果…成功体験がないと
なかなか確信にはつながらないので
レベル3が必要になる人が
多いのではないでしょうか。

 

 

レベル5以上はさほど代わり映えしません。

 

真剣に集客を学び，
実践し…更に学び…
という感じでしょうか。

詳細は割愛します。

 

レベル4に至れば，
一安心できるのですが…
レベル3までだったら，
レベル0に戻るリスクが
常につきまといます。

 

例えば…
物は試しに学び始めて…
でもそこで出会った
自称マーケッターが残念な人で，
いかに騙して儲けるか…

 

 

という人だったら
どうなるでしょうか。

 

実際，
私も，集客を学び始めて，
そんな人に出会い…150万円ほどと
2年ほどまるで成果のでない時間を
つぎ込みました。

 

ただ…
私は上述の通り
レベル4に一度至ったので，
レベル0に戻ることはありませんでした。

 

本当に運が良かったですね。

 

では，
レベル3の壁を乗り越えて
どうすればレベル4に
至ることができるのでしょうか。

 

最後に。
年商10億円を超えたら
社長の仕事は，マネジメントに
移行していくことになります。

 

 

言い換えると…
10億に到達するまでは，
社長の仕事は主にマーケティング…
集客なのです。

 

 

社長がマーケティング，集客を
理解しないまま，発展することは…
よほどの幸運がなければ
難しいでしょう。

 

よほどの幸運とは，
マーケティングを代わりにやってくれる人が
いるかどうかです。

 

社員や…いわゆる番頭さんとなる二番手の人が
マーケティングをやってくれたらいいのですが。

 

 

でも，マーケティングで成果を出せる人が
わざわざ二番手に甘んじていることは
めったにありません。

 

独立起業してしまいますからね。

 

結局，
会社が安定，飛躍していくには
マーケティングは
避けて通れず…
そして起業して社長・経営者の
立場にあるひとは…
マーケティングからは逃げられないのです。

 

 

明日は，
レベル0に戻ること無くレベル4に到達するために
どうしたらいいのかを紹介します。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社　経営軍師　飯山陽平

追伸

昨日の記事をご覧になっていない方は
こちらからご確認ください。