こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
先日,
あるクライアントから
こんな相談を受けました。
「仕事は順調でうまく言っているけれど
なんとなく,不安な気持ちがつきまとう」
というものです。
あまりにも身も蓋もない
話として…
不安も問題もない場所は
ひとつたけ。
墓の下です。
生きている間は,
この不安や問題というのは
程度の差はあれど
つきまといます。
特に,
すごろくで言うところの,
「あがり」
が見えてきた後に,
顕著に発生するようですね。
なので,
ゼロにはできないので…
必要なのは効果的な対処法。
実践できる方法と
参考程度の方法を
お伝えします。
ぜひ,
頭の片隅に入れておいてください。
本当に効果がある方法
上述で言う
「参考程度の方法」
ですね。
なぜなら,
この記事をご覧の方で
実際にやるであろう人は…
まずいないだろうからです。
あなたがもしやったら,
唯一無二かもしれませんね。
机上の空論をするつもりは
ありません。
私がクライアントと一緒に
実行した内容です。
やったことはシンプル。
まず,
思いつく限り片っ端から,
不安や問題になるであろうもの。
小さなものでも,可能性がありそうなものを
全て書き上げるということです。
はい。
これでもう
わかるのではないでしょうか。
この時点で,
実際にやる人は
ほとんどいません。
実際。
クライアントは…
実際に私に毎月,
コンサルティング報酬を払って,
私に様々なアドバイスを受ける,
ということを何年も続けてきています。
その私が
「やったほうがいい」
という課題だから
実践したのです。
高額ではないにしても,
実際にお金を払って
アドバイスを受けた内容だから
実行するのです。
ということで,
全部,書き上げてもらいました。
次にやることは…
その上がってきた項目から
「起こりうる最悪の事態は何か」
を想定することです。
これ…
本当にメンタル堪えます。
きついです。
まず,一人ではやれないでしょう。
だから,私と二人三脚でやる必要が
あったのです。
つまり,
上がってきた項目から
私がこれまでの知識経験と照らし合わせて
起こりうる最悪の事態をいくつか
考え…
「こういうことは起こりそうですか?」
と尋ねていくというもの。
すると,
「実際に起こりうる最悪の事態」
が見えてきます。
次に,
その最悪の事態を
打開できるかどうかを
検討するということです。
打開できるものなら,
実際にその事象が発生したときに
打開すればいいのです。
そのままの内容を紹介することは
できないので…
適当な内容で例を挙げて
紹介します。
例えば,
取引先A社の社長と人間関係が
悪化したらどうしよう…
という漠然とした不安です。
それについて,
起こりうる最悪の事態は
何なのでしょうか。
極端な例は,
恨みを買って,
自分や家族,従業員に
殺害あるいは暴行等の犯罪行為を
されることでしょう。
これをされたら,
本当に取り返しがつきません。
では。
これは起こりうるのか。
A社長とこれまでの付き合いから
「それはないだろう」
となった場合。
なら,
現実的な範囲で起こりうる
最悪の事態はどうなるのか。
契約関係で揉めて,
裁判になるかもしれない。
ということを想定したとします。
裁判になる。
…経験したことがない人にしてみたら
どれだけの不安や恐怖を
感じることでしょうか。
ではどうなったらどうするのか。
結論としては,
「親しい弁護士がいるから
その人に相談に乗ってもらう」
です。
これで,
このA社社長と起こりうるかもしれない
最悪の事態は…
起きたとしても,その事象を
迎え撃つことができますね。
このようにして,
小さなことでも,
不安なことを片っ端から書き上げて,
最悪の事態を想定し,
解消するためにどうしたらいいのかを
考えておくことです。
書き上げたものを
一通り処理した後は
「ホッとした」
とのことでした。
不安というものは
見えないままだから
意識を苛み,つきまとうのです。
昔から,
幽霊の正体見たり枯れ尾花
と言いますよね。
見えないままの状態を
明らかにすれば,
不安や恐怖は,かなり減少します。
そして…
最悪の事態を想定し,
実際に起きた時に迎え撃つ覚悟が
決まれば…
受け身に立つこともないので,
これで解消することでしょう。
これが「理論」です。
現実にこれができる人は
少ないですからね。
一人で最悪の事態まで
直面できるような
強靭な精神力を持っているならば,
そもそもそんな不安に苛まされることは
ないでしょう。
ここでお伝えした方法。
一部では有名です。
古典的名著として知られる,
デール・カーネギーの
「道は開ける」
で紹介されている内容です。
実際…
15年くらい前に,
当時私はある人とトラブルを抱えていて,
2日くらいネられなかった時に…
たまたまこの本を手にとって…
そこに書いてある考え方を見て,
この人と揉めたときの最悪の事態って
なんだろう…
と考えた時に,
「あ,別に大したことないな」
…と思い,それからすぐにその人との
問題は解消しました。
ある意味,居直ったとも言えますが,
居直った私と,本気でことを構える覚悟が
相手にはなかったようですね。
…実際に効果的ではあるのですが。
それでも,一人で直面するのはしんどい。
特に,
今回みたいに差し迫ったわけではなく
漠然とした不安だった場合,
それを敢えて明らかにするのは,
かなりの精神力が必要です。
「誰か」
と二人三脚で対処できればいいのですが。
それなりに
関係性が出来ていて,
「背景」
をきちんと理解している人。
かつ…合理的で現実的な
解決策を提案できる相手とでないと,
難しいでしょう。
私自身は,
コンサルタントですから,
そのための知識経験スキルは持っていますが。
誰に対しても
コレができるか…と言えば,無理です。
一定期間,付き合いのある
クライアントでないと,
うまくいかないでしょう。
なので,
冒頭の通り,
「参考程度」
まず,実行されないであろう
解決策として紹介しました。
現実的な解決策
では,
実行できない内容だけを
紹介しても仕方がないので。
どうしたらいいのでしょうか。
漠然とした不安を抱えているのは
「自分の状態」
が悪いからでもあり…
だったら,
自分の状態を向上させれば,
よりその不安に対して
立ち向かいやすくなるでしょう。
自分の状態をよくするには
どうするのか。
そこは
専門外ですので,
背景や理論理屈はかっ飛ばして
紹介します。
砂糖を摂らないこと。
玄米をよく噛んで食べること。
運動すること。
特に,外に出て散歩することを
オススメします。
このあたりは,
私が専門家から聞いた内容を
結論だけお伝えしています。
もし,この手の話に
興味があるなら,
いずれ機会があれば紹介します。
今日は,
漠然とした不安を抱いている場合の
対処法でした。
ストレスの対処法とはまた
別の話です。
特に,
強いストレスを感じていて,
その原因がわかっているときには,
決してやってはいけないことが2つ
あるのですが。
まあ,それはまた
今日のお題から外れるので
これも気が向いたら別の機会に。
いや現時点ですでに
ストレスを抱えているから
何をしたらいいのか
してはいけないのは何なのか。
興味ある…という人は…
こちらからコメントで
「ストレス」
と一言だけ書いて送ってください。
一定人数いる場合には…
別途,非売品レポートを書くか,
動画でも作ります。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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