店舗の営業日数や休業日と差別化や競合優位性どちらが大事か

店舗の営業日数や休業日と差別化や競合優位性どちらが大事か

店舗の営業日数や休業日と差別化や競合優位性どちらが大事か
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は平日ですね。
でも,ゴールデンウィークの途中,
という方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

今日は,この話を元に,
差別化と売上,そして
社風についてお伝えしていきます。

 

 

何かをする,というよりは
考える素材として
最後までお付き合いください。

 

 

 

届かない荷物の話

 

 

 

世間では
ゴールデンウィークであっても,
私にはあまり関係ありません。

 

コンサルティングこそ
入っていませんが,
日常の仕事は普通にこなしています。

 

 

マーケッターとしては,
旅行に行ったほうがいいし,
「見聞を広げる」
という考え方もありますが。

 

 

何も
「どう考えても混むとわかっている時期」
に旅行に行くのは不合理な話です。

 

 

そこで,
祝日であっても
日常通りに過ごしているわけですが,
困ることも多々あります。

 

自分は平日感覚でも
世間ではそうではないということ。

 

銀行や役所はやっていません。

 

それ状に困るのが,
荷物の配達です。

 

 

ネット通販で
買い物をしようと思っても,
連休中は発送業務がストップするので,
注文しても,
いつまでも荷物が届かない,
ということが起こります。

 

 

なら通常のリアル店舗で
買えばいいといえばいいのですが。
ネットショップに慣れてしまうと,
どうもだめですね。

 

 

欲しいと思った商品を
手に入れたいのに,
実店舗だと,
その商品が置いてあるかどうかが
わかりませんから。

 

 

楽天市場の
「あす楽」
という
「今注文すれば明日に荷物が届く」
商品でも,
それは,店舗の営業日が基準になります。

 

結局…連休明けに発送業務となるので
それまで荷物が届かないのです。

 

 

では,
もしここで連休無関係で
発送業務を行うとしたら
どうなるでしょうか。

 

 

私は学生時代,
コンビニでアルバイトしていたのですが。

 

連休中と年明けは…
クロネコヤマトの配達員さんも,
集荷に来る時に,
なんか暇そうな雰囲気でした。

 

 

集荷の時間はだいたい決まっており…
その時間から遅れて来るときは,
「忙しい」
ようですが…

 

GW中や年始は…
決まった時間よりも1時間以上早く集荷に来て…

 

「今日は早いですね」

 

なんて声をかけると…

 

「暇ですから」

なんて話をしてくれたのは覚えています。

 

 

つまり,
連休中に発送業務を
行ったとしたら…

 

配達員も,連休後に殺到するよりも
楽でしょうし…

 

注文者も早く
商品を受け取ることが出来ます。

 

 

何よりも…
楽天市場みたいな…

「横並び」

で,即時に他店と比較できる
システムでのネットショップなら…

 

連休中に発送する。
それが「決め手」になるかも
しれませんね。

 

 

実際…
私は,楽天で買い物をする時に,
同じ商品を扱っている店舗は
4つぐらいあり,価格もほぼ同じだったので。
この5月6日に発送準備を行う店舗に
注文しました。

 

 

実際,つい先程,
発送完了メールが届いて安堵しています。

 

 

 

差別化にはつながるが…

 

 

では,
5月6日という
カレンダー通りの営業ではなく,GWのように
大型連休の場合に限って,
発送業務を祝日でも
行うとした場合。

 

 

もちろん,
差別化につながるし,
もしかしたら購買決定要因に
なるかもしれません。

 

 

では,
そこにどんな問題が生じるのか。

 

 

誰が発送業務を行うのか,
という問題です。

 

 

誰かが祝日に出勤して
業務を行わなければなりません。

 

特に,
普段の祝日はカレンダー通りに
休んでいるとしたら…

 

その人員を確保するだけで
大変でしょう。

 

 

それ以上に…

「そこまでする必要がある」

 

のでしょうか。

 

 

ことの始まりは…
あくまでも私の見解です。
他にあるかもしれません。

 

 

セブンイレブンが
朝7時から23時営業という
それだけで業界を制覇しました。

 

 

セブンイレブンのCMの
キャッチコピー。
最近の若い人は

 

「セブンイレブン,いい気分」

 

しか知らないでしょう。

 

ですが昔は…

「セブンイレブン,いい気分
開いててよかった」

 

です。

 

 

他の小売店…
スーパーや百貨店に対する
強烈な挑戦状であり…

 

これにより,
小売店の流通システムすら
革新が巻き起こりました。

 

今や…
コンビニは24時間営業が当たり前です。

 

 

ですが…
その兼ね合いで,
コンビニのフランチャイズオーナーが
ブラックな環境に苦しんでいる,
という弊害もあります。

 

24時間営業が強制され,
顧客が少ない時間帯も営業を余儀なくされ…
でも顧客が少ないということは
人件費を圧迫されるので…

 

結局,
オーナーが深夜に店番をするということも
起こっています。

 

実際…
私がかつてアルバイトしていた
コンビニでは…

 

オーナーではなく,外部の方が
店長をしていたのですが…
いつ行っても店長の車が駐車場にあり…

 

 

そして…
ある時に,
「もう体が持たない」
…ということで,
退職していきました。

 

 

店長が辞めて,
仕方なくオーナー一族から
オーナーの息子が店長になり…
その息子がまた驚くほど無能で…

まあ,それはいいですね。

 

これはほんの一例です。

 

利益至上主義で,
そのあまりに働く人に
ブラックな労働環境を強制したとしたら…

 

そこまでして得られる利益というのは
どのようなものでしょうか。

 

 

その価値判断は,
個人の価値観に基づくものですので…
私の立場で考えるなら…

 

 

「合理的かどうか」

 

という点につきます。

 

 

元の話に戻して…
連休中に発送業務を行う。

 

 

そのメリットデメリットを
比較衡量して,
メリットに傾く…合理性があるなら,
それはやったほうがいいのでしょうけど。

 

 

店舗の店員も店舗の運営者も
一人の人間です。

 

顧客の利便性だけを追求し続けると…
顧客は贅沢を覚え,
そしてわがまま…一歩間違えると傲慢にまで
なりえます。

 

「お客様は神様である」

 

なんて言い出して…
店員を奴隷かなにかのように
勘違いする「客のような犯罪者」事案も,
昔に比べて増えてきました。

 

 

そこまで考えた時に…
果たして,どうするべきなのでしょうか。

 

 

目先の売りげを追いかけて,
その結果として有能なスタッフが
離職するほうが,はるかに痛手であり…
合理的とは言えません。

 

 

ひとつの答えとしては…
オーナーが個人事業主で
ひとりでやっていて…
しかも起業まもない,なんて場合には
がんがん攻めていくほうがいい。

 

起業黎明期は
どれだけ大量行動できるかどうか,
ですから。

 

安定期に入るまでは
死にものぐるいで働くしか無いのです。

 

マーケティングで効率化を図る,
なんてのは,後の話です。

 

 

個人的には…
一顧客としては不便ですが…

 

楽天でも老舗店舗は
しっかりと連休中は休んで…
「後輩に花を持たせる」
すなわち…新参の店舗に,
連休中の店舗運営による
メリットと差別化の恩恵を
譲ってあげる。

 

これくらいで
ちょうどいいのかもしれません。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

 

 

 

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