未だに残る「無能な働き者」の害悪行為の影響

未だに残る「無能な働き者」の害悪行為の影響

未だに残る「無能な働き者」の害悪行為の影響
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は,新しもの好きで
新しいことをどんどんやっていきたい方のために
おすすめしたい打ち手を紹介します。

 

新しいことを始める以上に
「辞める事が大事」
ということですね。

 

なぜなら,
それが新しいことをするための
原動力やリソースになるからです。

 

どういうことか。

 

 

以下,解説していきます,
最後までお付き合いください。

 

 

角を曲がったきまでの行列を作った元凶

 

 

 

先日のことです。
熱田神宮のある「熱田駅」の隣。
それなりの規模感があるターミナル駅,
「金山駅」を歩いていた時のこと。

 

 

ある人とすれ違いました。

 

 

その人が手に持っていたのは,

 

知立ちりゅう名物,
藤田屋の「大あんまき」という
和菓子です。

 

 

紫色の箱に入っています。

 

以前に,
ある方から紹介頂いて
本店まで連れて行ってもらい
食べたのですが。

 

 

もともと
「ぼたもち」
とかの和菓子系が大好きですから,
大あんまきも,
おいしく頂いたのを
思い出しました。

 

この藤田屋の本店は,
場所的な都合で,
そこに行くには少々大変です。

 

 

が。
金山駅で,
箱を持って歩いていた
という人がいたのですから,
その近くで売っているのでしょうか。

 

金山駅は
交通の便がかなりよく,
私も乗り換えで使うことが
多いので…

 

調べてみました。
残念ながら,
金山駅近辺で手に入る情報は
ありませんでしたが。

 

 

割と
近場で出張販売しているようです。

 

 

せっかくなので,
買ってきました。

 

 

以前は
一番スタンダートっぽい
普通のあんこのみのものを
食べましたが。

 

教えてくれた人が
チーズがおすすめだ,
とのことなので
今回はチーズです。

 

さて,
これを買うときのことです。

 

私の前に,一組。
50代くらいの夫婦でしょうか。

 

 

かなりの数を注文していました。
店員一人で対応ですから,
時間がかかります。

 

 

一箱には入らず
数箱の注文になりました。

 

そこで,
男性が
「袋をもらえますか?」
と店員に尋ねたら,

 

店員は,
「有料になりますがいいですか?」

 

 

女性は,
イラッとしたような声で
「いいから…!」

 

 

と男性をたしなめ…
もたもたしなながら,
ようやく自分の荷物から
ビニール袋を取り出して,
袋に詰め,
やっといなくなりました。

 

 

私がお目当てのものを買い…
買うものは決まっているし,
金額も分かっているし,
1つだけなので,
数秒ほどのやり取りですね。

 

 

ふと後ろを振り返ると,
通路に沿って
角で曲がるほどの行列が
出来ていました。

 

 

前の夫婦はどれだけ
もたついていたんだか…

 

 

未だに残る無能の災禍

 

 

具体的な名前は出しませんが,
以前にも書きました。

 


「無能な働き者」
の政治家の話です。

<参照>

 

 

ゼークトの組織論によれば,
「無能な働き者は射殺しろ」
と言われるくらいに
害悪でしか無い存在です。

 

その負の遺産のひとつが,
このレジ袋有料化です。

その政治家が,
役職を解かれたのですから,
レジ袋有料化は
なくなってほしいのですが,
未だにこの無為無策は
有効です。

 

目の前の男女が
袋を取り出していれるのが
遅すぎるし
段取りが悪いのは
言うまでもありません。

 

かなりの数を注文していたのですから,
テキパキ処理できる店員でも,
時間を要します。

 

その間に,
袋を用意して待っていれば
よかったのです。

 

 

また,
素早い店員が,
店舗の袋に詰めたなら…
数秒で終わるので,
角を曲がって後ろが見えなくなるくらいの
行列になることもなかったでしょう。

 

 

行列は人気の証ですが,
でも失客の理由にもなります。

 

 

待ってまで食べたいとは
思えない人もいますからね。

 

 

私も,
前に一組だけだったから
並びましたが,
前の男女がここまで
うすのろだと
わかっていたら…
並ばなかったかもしれません。

 

 

もはや
営業妨害といっても
いいレベルの話です。

 

 

が。
今回はそこの話ではなく。

 

 

もとの話は,
この,大あんまきの箱を
手に持っている人を
金山駅で見かけた…
という話でした。

 

 

つまり,
自前のレジ袋だったとしたら
私はそれを見かけることは
なかったわけですね。

 

 

もし,
店舗のロゴなり
店舗名がプリントされた
レジ袋に入っていたら,
気づくことでしょう。

 

 

つまり,
それを買った人が
レジ袋を持って歩くだけで
宣伝になるのに,
その機会を奪うわけです。

 

 

マーケティング施策の打ち手を奪う

 

 

それ以上の問題があります。

 

今回は,
別の場所での出張販売です。

 

 

では,
出張販売の目的は
何なのでしょうか。

 

よく,
出展ブースなどで
「その場で売る」
しか考えない人がいて…
その場合の「売上」しか
見ていない人が多いですが。

 

 

そうではありません。

 

 

今回の出展ブースは,
本店で購入した時と同じ価格でした。

 

 

つまり,
その出展場所での
「場所代」
や出張販売そのものの
コストがかかるわけですね。

 

本店内で売れば掛からないコストが
いろいろ出てきます。

 

が。

 

 

その分はある意味において
「広告宣伝費」
と捉えればよいでしょう。

 

つまり,
そこで出張販売する目的は
新規顧客開拓が第一。
第二が…リピートの促進です。

 

 

 

買ったことがない人には
買ってもらい…
取引実績をゼロ→1にする。

 

そして…
本店や他の店舗などで
再購入してもらえれば
いいわけですね。

 

 

また…
昔たまたま近くに行ったから
買ったけど…
でも次に買う機会がない。

 

まさに今回の私のような
パターンですね。

 

 

その人が
「また買いたい」
から買って…
次に買う機会を認識する。

 

それも
出張販売の大事な役割です。

 

 

整理すると,

 

出張販売の目的は,

1.新規顧客開拓してつなげる

2.リピート促進してさらなるリピートにつなげる

 

となります。

 

 

では,そのために
どうしたらいいのか。

 

当然ですが,
知らなければ買うことはできません。

 

 

今回も,
たまたま金山駅で
見かけて…
検索したから
出張販売していることを
知ったわけです。

 

 

なら…
たとえば,
予定が分かっている
1ヶ月~2ヶ月位先までの
出張販売先の場所と時間。

 

 

すでに存在する
様々な取扱店。

 

また,
他のメニューの写真などを
チラシにして
渡していたとしたら…
再購入しやすくなります。

 

 

 

が。
話は戻ります。
無能な働き者のせいで,
レジ袋有料化となりました。

 

 

袋詰する時に,
その案内を袋の中に入れておけば
それだけで済んだことが…
できないわけですね。

 

今日のお題は,まさにここ。

 

有害,迷惑でしか無い
政策は,さっさと撤回されるべきです。

 

 

が。
政治,政策のことになると
多くの場合,経営者や社長の
「コントロール外」の要因です。

 

どうにもできないことを
どうにかしようとしても
仕方がないことです。

 

私達が考えるべきは…
この事例を反面教師にして…

 

効果がない。
もしくは有害な結果になった
施策があった場合。

 

 

それは直ちに辞めることです。

 

また,
今やっている様々な打ち手を
精査して…
それは本当に効果がでているのか。
むしろ害になっていないか。

 

チェックして,
該当する場合には直ちに辞める。

 

 

ということですね。
今回の
無能な働き者の政策もそうですが

 

「辞めるきっかけがないから
なんとなく続いている」

 

のが現実ではないでしょうか。

 

 

でも,
政策ならとかく,
社内のことなら,
しっかり精査して,
主体的に辞めるべきものを辞める。

 

 

あたらいことを始めるよりも
大事だし簡単だし
すぐできます。

 

何よりも,
そういった辞めるものやめることが
新しい活動をするための
リソースになるのです。

 

新しもの好きで
いろんなことをやりたい人ほど,
「やったことを精査して
辞めるべきものを辞める」
ことは,忘れないように心がけていきたいですね。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

 

 

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