こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は,
広告での成果を台無しにしてしまう
3つの原因と…
それを防ぐための
たったひとつの考え方を
紹介します。
本当にシンプルで退屈で
つまらないのですが…
ただ,
この点をしっかり守れないと
成果の出ている広告も
出なくなってしまいます。
しっかりと守っていきたいですね。
以下,最後までお付き合いください。
「またこれかよ…」
先日,
少し遠出したときのことです。
ある店舗に行ったのですが,
そこでチラシを見かけました。
さっと流し見した程度なので
きちんとは見ていないのですが。
どこかの治療院のものです。
表現から,文言から
フォントから…
あるチラシと
全く同じです。
端的に言えば,
治療家向けのマーケッターが,
自分で開発した
「○○式チラシ」
のテンプレを,
自分の講座の受講生に
提供したのでしょう。
そして…
フォントも同じ…というよりは,
おそらくそのマーケッターが
自ら手書きで書いたものを
そのまま使っているので…
よそで見かける
「○○式チラシ」
と,全く同じです。
違うのは,
治療院の名前と連絡先,
対象地域,
あとは,
○○専門,という
治療の専門内容…
これくらいでしょうか。
裏面を見れば,
また違うのはわかりますが,
私にしてみたら,
「またコレかぁ」
とうんざりして,
一瞥して去っていったので…
裏面は見ていません。
さて,
ここまでの話が,
今日のお題において
極めて大事なことです。
広告で成果を台無しにしない方法
成果の出ている広告効果を
台無しにしないためには
あるひとつおルールに従う必要があります。
あまりにも当たり前すぎて
言うまでもないのですが。
ただ,現実には
このルールを遵守できないがために,
広告効果を台無しにしてしまうことは
起こりうるのです。
そのルールとは…
成果が出ている間はそのまま出し続ける
…です。
本当に当たり前ですよね。
ですが,それでも守れない人は
いるのです。
そのことの良し悪しや是非ではなく,
なぜ,守れないのか。
…という理由を把握したほうが,
守りやすいでしょう。
以下,
いくつか紹介します。
飽きる
私にしてみたら,
「○○式チラシ」
なんて…
それこそ,3週間毎日素麺を食べ続けた後に
冷麦を食べるときのような気分でしょう。
うんざりするほど
飽きているわけですが…
そこまでではなくとも,
やっぱり広告を出す側としては
飽きてくるわけです。
経営者自身が
飽きてくると,
何がおきるのか。
「顧客も飽きているだろう」
という謎の思い込みを起こして,
成果の出ている広告を
やめてしまったり
変えてしまうのです。
もちろん,
広告を変えた結果,
大きく成果を伸ばす可能性は
ゼロではありません。
…ありませんが,
かえって反応率を下げることの方が
圧倒的に多いのが現実です。
そそのかされる
次にありがちなパターンは…
広告代理店の手口。
すなわち,
「ずっと,同じ広告を使ってきたので
顧客も飽きてきたでしょう。
そろそろ変えたほうがいいですよ」
などと
そそのかしてくることです。
なぜか。
広告代理店としては,
同じ広告を
ずっと使われていたら
儲からないですからね。
新しい広告を作らせて,
お金を払わせたいのでしょう。
こういった手口にそそのかされては
いけません。
もう一つありがちなのは…
冒頭で私の体験で書いたような
パターンを…
「口にされた場合」
です。
つまり…
「またこのチラシ?
いい加減,もう変えたら?」
…と,誰かに言われることです。
たとえば,
私みたいなマーケッターは
「またこれかよ」
と思うし…
家族や治療院のメンバーは,
もっと見飽きているでしょう。
だから,
院の経営者が飽きて
変えてしまうパターンとは別に,
周りが飽きてしまうことで,
院の経営者にいろいろ言って
変えさせようとすることです。
新聞折込チラシなどを
利用していたら…
「近所の人」
も,
「また同じチラシ出てましたね」
みたなことを
言ってくるかもしれません。
実際,私もかつて
折込チラシを出したときに,
近所の人から
「チラシ出てたね」
と話しかけられることがありました。
別に,単にチラシが出てたのを見て,
社交辞令的に話しかけてきただけであっても,
本人が飽きていたら,
「また…」
んて拡大解釈してしまうのかもしれませんね。
対策はただひとつ。
上記のルールを守ること。
具体的には,
広告の反応率をしっかり測定して,
成果が出ているのであれば,
そのまま使い続ける。
周りが何を
どう言おうと,無視する。
これだけです。
広告を出す目的
そもそも,
広告はなぜ出すのでしょうか。
上記のような治療院の場合では,
単純に
「集客」
です。
つまり,
院が集客したい患者から
予約の連絡をしてもらうことです。
これが目的です。
院の知名度を上げるとか…
ブランド云々とか
そういうことではありません。
実際に,どれだけ
新規の人から
予約を入れてもらえるかどうかです。
ここに,
大きなポイントがあります。
「新規顧客獲得」
ということは…
既存客でもなければ,
院のメンバーでもなければ
広告代理店でもなければ
マーケッターでもなければ
家族や近隣の人でもありません。
自分やスタッフは,
何百回もそのチラシを見て
見飽きているかもしれませんが。
…集客したい,新規顧客は,
まだそのチラシを見たことがないのです。
あるかもしれませんが…
見てもなかなか問い合わせできずに,
時間が経ってしまう,という人も
たまにはいますが。
集客したい相手は,
はじめての方であり,
見たことがないという前提で
広告宣伝しなければならないのです。
これができなければ…
集客の精度は大きく下がります。
主に
「考え方」
に比重を置いて紹介しました。
つまり…
成果が出てるなら,
ただ,そのまま続ければいい。
ただそれだけの話です。
広告の反応が出なくなったときに
どうしたらいいのか。
次の打ちては考えておかなければ
ならないかもしれませんが。
成果が出ている間は,
そのままでいいのです。
せっかく成果が出ている広告があるのに…
わざわざ面倒な思いをして
変える必要などないのです。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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