経営者・社長が忙しくしてはいけない単純明快な理由

経営者・社長が忙しくしてはいけない単純明快な理由

経営者・社長が忙しくしてはいけない単純明快な理由
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

昨日は,

経営者・社長ががむしゃらに忙しくしても
いい場面とはどういうときか,話をしました。

 

つまり,
それ「以外」では
忙しくするのは
あまり適切ではないということですね。

 

昨日は入れませんでしたが,
「働くのが好きだから」
長時間働いて忙しくするのが好き,
というパターンもありますが。

 

端的に言えば論外です。

 

 

経営者が忙しくしてはいけないのは
なぜなのか。

 

至極当たり前の話にはなりますが,
最後までお付き合いください。

 

 

「忙しい」とはなにか

 

 

その前に,
「忙しい」
とは何でしょうか。

 

この点をしっかり確認しておきましょう。

よく,

「心を亡くすと書いて忙しい」
なんて言うことがありますよね。

 

実際,

商談会で,一人数分の持ち時間で
それぞれプレゼンをする場において,
ある税理士が,
本当にこのままの通り,言っていました。

 

「心を亡くすのはよくない」
…と高説して,自分の文字時間が尽きた瞬間。
他の人の話を聞くこともなく,
携帯電話をつかんで,立ち上がり,
部屋を出てきました。

 

この税理士は,
心を亡くす前に,
品格がお亡くなりのようですね。

 

それはともかく。

 

さらに。
では
「心を亡くす」
から
「忙しい」
であって…
では,その忙しい,とか
心を亡くす…というのは
どのような状況なのでしょうか。

 

ひとそれぞれ,
考え方,捉え方がありますが。

 

ここではシンプルに,
「起因に立てているか,受け身か」
という考え方を紹介します。

 

私は起因という言葉のほうがしっくり来ますが,
人によっては…
「主体的」
としたほうがわかりやすいかもしれません。

 

 

受け身はそのままです。

 

つまり,
どれだけ大量に仕事,
やるべきことが合っても,
その仕事に対して
起因に立てているうちは,

 

「忙しい」
状態…心を亡くしてはいけません。

 

一方,
大量の仕事に対して
受け身になっていたら…
仕事に小突かれ追いかけ回される状態です。

 

そうして,どんどん余裕をなくし,
心がくたびれ,亡くなっていくのです。

 

 

今日のお題である,
経営者がなぜ忙しくしてはいけないのか。

 

…とは,
経営者はなぜ仕事に対して
起因で在らなければならないのか,
という意味になります。

 

 

ここまでが前提です。

 

 

経営者のなすべき仕事

 

そして,
今日のテーマに対する答えはシンプル。

 

起因に在らなければ
できない仕事があり…
それが経営者が本来なすべき仕事だからです。

 

 

経営者・社長は
様々な仕事をこなしますが。

 

その仕事のうち,
社長・経営者本人しかやらない,
できない仕事があります。

 

それ以外の仕事を
どれだけこなしても,
代替したとは言えません。

 

 

そして…
本来の仕事とは,
極めて過酷かつ苛烈で,
苦痛を伴う大変な仕事です。

 

それはなにか。
「頭脳労働」
あるいは
「思考労働」
と言われています。

 

経営者の仕事は,
頭を使って,仕事をすることです。

 

人間の脳は,
思考労働を「苦痛」と判断するようです。
文字通り,痛みを感じたときと同じ反応を
するのです。

 

 

そんな仕事なのだから,
起因に立って,しっかりと
迎え撃たないと,こなせるわけがない。

 

 

思考労働の実例

 

 

例えば,
売上を上げる仕組みを考えて
実践するのが仕事だとした場合。

どうすれば売れるのかを
考えることも仕事ですね。

 

さて,
ここでワークを紹介します。
実際やってみてください。

まあ,100人中100人が
やらないでしょうけど。

 

まず,
テコ入れをしたい自社商品を
ひとつ,選んでください。

 

次に,
その商品やサービスについての
特徴を100個書き出してください。

 

100個書き出したら…
それらの特徴は,どんな
優位性(アドバンテージ)を
もたらすでしょうか。

 

それぞれ,書いてみてください。

 

 

では,そのアドバンテージを書き出したら…

 

そのアドバンテージが,
顧客にとってどんなベネフィットに
なるでしょうか。

 

書き出してください。

 

書いたら…
自社の顧客ターゲットにとって,
どのベネフィットを推したら
今よりも売れるでしょうか。
考えてみてください。

 

 

さて。
ここまで…
実際やってみたでしょうか。

 

まあ,
やった人はいないと思いますが…
この内容。

 

ベネフィットを考える
実演です。

 

ベネフィットとは,
顧客が,それを買うことで得られる
よりよい変化もしくは結果のことです。

 

ベネフィットの書いていない広告など,
魅力に欠け,まず反応が取れません。

 

だからこそ,
このベネフィットを明確して
アピールすることが
売上改善につながるのです。

 

 

このワーク。
広告で反応を出したいなら,
避けて通れない内容です。

 

…が。

 

これ。
すごく大変ですよね。

 

 

このすごく大変なことをやるのが,
経営者本人の仕事です。

 

こんな面倒で億劫な仕事,
従業員はやってくれませんからね。

 

 

この仕事をする時に…
心が亡くなっていたら,
できるでしょうか。

 

まず無理です。

 

 

だからこそ,
忙しい状態ではなく,
仕事に対して起因に立てるような状態で
取り組まなければならず…

 

だから,
経営者は忙しくしてはいけない,
という話でした。

 

 

最後に。

 

昨日の記事で,
コメントをいただいていますので
紹介します。

 

 

 

頭を使うことから逃げてはいけませんね。
忙しくしていると、
頑張っている実感は得られるので
やっかいなところです。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

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