経営者・社長が忙しくがむしゃらに働く3つの状況

経営者・社長が忙しくがむしゃらに働く3つの状況

経営者・社長が忙しくがむしゃらに働く3つの状況
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は,
経営者・社長が忙しくがむしゃらに働く3つの状況
というお題でお届けします。

 

期間ではなく,状況です。

 

後から繰り返しますが…
この3つの状況
「以外」
では,なるべくがむしゃらに働く,
という状況は避けるべし。

 

…ということですね。

 

どういうことか,
解説していきます。

 

 

以下,お付き合いください。

 

 

 

大量行動

 

 

がむしゃらに働く…
ということを,
なんとなくそれっぽい表現にしたら,
「大量行動」
でしょうか。

 

 

大量行動すべき状況ということですね。

 

ざっくりと3つ。

 

ひとつは起業黎明期。
起業してから,会社が軌道に乗るまでは
大量行動が必要です。

 

なぜか。
大量行動するしかないからです。

 

 

自分の強み
会社の強み
商品の強み

 

 

それらが,
なにかもよくわかっておらず
何が最適解なのか。
そうでないのか。

 

何もわかりません。

 

だから,
がむしゃらに大量行動するしか
ないのです。

 

 

ある程度軌道に乗ってくれば…
それぞれの強味と弱味を理解して,
最適化へシフトしていくことができます。

 

 

2番目は会社存亡の危機。
3番目は同じと言えば同じですが…
何らかの不祥事などの対応時ですね。

 

 

2番目,3番目は
特に言うことはありません。

 

 

 

言い換えると…

 

 

この3つ以外で,
経営者・社長が忙しくがむしゃらに
やっている状況…というのは

 

「異常事態」

 

という認識を持って欲しい,
というの今日の話です。

 

 

大量行動2つの側面

 

 

一口に大量行動といいますが,
2つの側面があります。

 

一つは,単純に行動の絶対量が多いこと。
もうひとつは,行動する時間が多いこと。

 

特に問題になるのは後者です。

 

無理して体を張って,
社長・経営者が長時間労働をするというのは
上述以外の場合では異常事態だということです。

 

 

特に,マインド面での問題もあるのですが…

 

長時間労働が成果につながる…
と,どこかで思いこんでしまっている人も
いますが。

 

 

労働時間の長さと成果…
売上や利益アップは,
直接正比例する相関関係はありません。

 

マインド的に問題なのは,
長時間労働が成果につながる…
というのは
「時給」
の発想だということです。

 

 

コンサルタントなどの
労働集約型産業ならまた別ですが。

 

特に時給で仕事をしてきた人が,
起業したら…
時間を長くしたほうが売上が…
という「無意識下のマインド」が
問題になってきます。

 

 

逆なのです。
経営者・社長がやるべきことは,
より短い時間で,
いかに成果につなげるかを
考えて実行しなければならないのです。

 

 

 

その例外が,
上述の3つという話でした。

 

 

ということは…
現時点において,
がむしゃらに大量行動…
長時間労働をしている場合に
考えなければならないのはなにか。

 

「その状況を改善するために
どうしたらいいかを考えて実行すること」

 

です。

 

原因と結果が逆ですね。

 

長時間労働が慢性化してしまっている
多くの場合。

 

長時間労働することで,
目の前の問題が解決する。

 

 

…ってやってしまいがちだ,
ということですね。

 

 

例えば。

 

人手が足りない場合。

 

経営者が,その人員不足を補うために
現場入りします。

 

 

そして…たくさんの現場をこなせば,
長時間労働になるでしょう。

 

そして…
人員不足の問題は,
どの長時間労働をしている間は,
蓋をしておけます。

 

 

そうではないのです。

 

 

経営者がやるべきなのは,
その人員不足の問題を解消するために
どうしたらいいのか。

 

それを考えて実行するために
時間を使わなければ,
いつまでも問題は解決しません。

 

 

にもかからず,
経営者が現場に入ってしまったら,
誰がその問題を解決するのでしょうか。

 

誰もいませんね。

 

人手不足だから,
会社存亡の危機である…
なんて拡大解釈の余地は
あるにはありますが。

 

それでは会社は成長しないのです。

 

 

現場に入るのは,
あくまでも急場をしのぐためだけ。

 

時間・条件を区切って,
それまで続ける,
という考え方が大事ですね。

 

 

その上で,
時間を使って,
人手不足の問題を解消しなければ
なりません。

 

まず。
人手不足が起きるのは
何が原因なのか。

 

その原因をしっかり調べたら,
その解決策を考えて実行。

 

 

たとえば…
人手不足…といっても,
人が足りなくて現場が回らない原因は
いくらでもあるでしょう。

 

効率が悪いから,
時間がかかりすぎてしまうなら,
業務の改善が必要です。

 

物理的に人が足りない
(現場の案件が5箇所あるのに人が4人しかいない
といった感じのイメージ)
なら…人を確保しなければなりません。

 

あるいは…
現場を精査して絞り,
減らしていくのも手でしょう。

 

…というように,
落ち着いて腰を据えて
じっくり考えながらやらなければ
ならず…

 

それを現場の片手間に
考えるというのは現実的では
ありません。

 

だから…時間を確保して,
考えなければならないのです。

 

目の前の問題に気を取られ,
いっぱいいっぱいになっていたら…
いつまでも,そのままです。

 

良いアイデアも出てこないでしょう。

 

 

アイキャッチ画像のように,
会社に泊まり込む。

若い頃はよくやりましたが,
生産的ではありませんでした。

 

忙しくするのは
期間を区切って…それまで割り切って頑張る,
というスタンスは忘れずにいたいですね。

 

 

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

 

 

 

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