こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は,
成約率を改善する
「もう一つ方法」
というお題で
お伝えします。
1つ目があって,
もうひとつ,
というのが今日のお題です。
その最初の1つ目は,
このブログで
何度も紹介している
ベネフィットの話です。
ベネフィットとは,
顧客がそれを買うことで
得られる
より良い変化もしくは
結果のことです。
顧客は商品やサービスが
ほしいのではなく,
ベネフィットがほしいから,
商品やサービスを買うのです。
つまり,
商品やサービスの
ありきたりな特徴だけで
おわらせずに,
しっかりと,
そのベネフィットを伝える。
…というのが,
成約率を改善する
大前提です。
ここまでが
「1つ目」
だった場合。
今日お伝えする
「もうひとつ」
とは何でしょうか。
成約率を改善して,
しっかりと集客や
売上アップにつなげたい方,
最後までお付き合いください。
セールスコピーライターにとって残念な真実
セールスコピーライター…
売るためのコピーを書くのが
セールスライティングだったり,
セールスコピーライティングだったり。
…ですが。
私も最近は,
既存のクライアントから
特別に頼まれる以外には,
セールスコピーライティングを
作成しておりませんが。
自分のことを
マーケッターであり,
そして…
セールスコピーライターだと
認識しています。
そんなセールスコピーライターである
私が…
ある意味,
「残念な」
話をします。
マーケティングをすれば
どんなものでも売れる。
売れないものはない。
…というのは嘘である。
ということではありません。
今となっては
受け入れていますが,
そんなことは当たり前です。
どれだけ
マーケティングをしても,
売れないものは売れませんから。
ただ…
心の何処かで,
「セールスコピーライティングを
駆使すれば…
どんなものでも売れる」
…という幻想は,
なかなかに手放しづらいのが
厄介ですね。
それだけ,
セールスコピーライティング
というもの効果や効能には
魅惑的なものがあります。
これから先,
どんな時代が訪れようと,
パソコン…
もっと言ってしまうと,
紙とペンだけで
生きていけるとなると,
それがどれだけの
安心・安堵に
つながることでしょうか。
実際に
達人になると,
本当にそうなるのです。
聞いたことがある例では,
アメリカの話ですが。
どこにも定住せず,
アメリカ全土を,キャンピングカーで
ずっと旅行して暮らしており…
資金が必要になったら,
現地でセールスコピーライティングで
売上をあげて,
成功報酬でお金を貰って
ずっと旅行三位。
なんて例もあるようですね。
ずっと旅先で,
どこにも定住しない
ジプシーみたいな暮らしは
私の在り方ではないので
どんな苦行だ…とは思いますが。
どこでも稼げるというのは
魅力的です。
だからこそ,
セールスコピーライティングに,
過度な夢を見てしまいます。
つまり,
成約率を改善は,
セールスコピーの質に
直結するのだ…
という勘違いですね。
それは真実ではない,
というのが今日の話です。
掛け算からゼロを無くす
今まで,
成約率を改善するためには
いかに的確にベネフィットを
伝えるか…という話をしてきました。
この部分は,
セールスコピーライティングの
範疇に属します。
つまり…
的確にベネフィットを
伝えることができれば,
成約率を改善できますが…
ただ,
ある意味
掛け算の中にある
ゼロを無くすレベルの話です。
1✕2✕3✕4✕5=120
…です。
では,
1✕2✕3✕0✕4✕5=0
…です。
ビジネスにおいて,
どこかひとつでも0の要素があると,
すべての成果は無に帰すのです。
そして…
ベネフィットを的確に伝えていない
というのは,まさに0に該当する
失策だということです。
だから,
0をなくせば成約率は改善する,
という話です。
ただ,
現実には完全なゼロでもないので,
こんな感じでしょうか
1✕2✕0.3✕4✕5=12
同じく,零コンマ以下の数字が
混じっていたら,成果も激減するのです。
だから,
ゼロをなくそうという
話であり…
セールスコピーライティングで
しっかりとベネフィットを伝えるのは
このレベルの話です。
成約率を改善する要因
ただ,現実には…
成約率を改善する要因は,
主に4つ。
???→40%
???→30%
???→20%
???→10%
この内訳は何か。
セールスコピーライターだから,
セールスコピーライティングこそ
40%の部分…と言いたいですが。
残念ながら…
リスト →40%
オファー→30%
コピー →20%
デザイン→10%
…と言われています。
言う人によっては,
若干数字が変わります。
コピーが10%という人も
います。
あるいは,
20%部分がキャッチコピー,
10%部分がコピー本文
(ベネフィットもここに含む)
という人もいます。
いずれにしろ…
ベネフィットをしっかり伝える
コピーそのものは
大事であっても,
それは最低限0を無くすレベルの
大事さであって…
本当に大事なのは,
オファーである…ということです。
リスト…
つまり「誰に」とか
どんなところに広告をだすかが
一番大事ですが。
これを改善してどうこう…
というのは少ないので…
現実的に,成約率を改善するために
試行錯誤できるのは,
オファーではないでしょうか。
つまり…
ベネフィットを伝えるのは大事ですが。
オファーがない広告というのは…
0✕0✕0…
みたいなレベルの論外だ,
ということですね。
広告やキャンペーンでは,
しっかりとオファーを用意するのは
大事ですが。
今日の本題はここからだったりします。
オファーにこそベネフィットを
オファーを用意しないのは
論外だとして…
では,オファーを用意すれば
いいのでしょうか。
足りないのは…
オファーそのもののベネフィットを
しっかり伝えていないということです。
例えば…
今なら,
この本をプレゼントします。
みたいなオファーを用意した場合。
仮に1500円の本を
無料プレゼントなのです。
…で済ませていないか,
ということです。
その本がいかに価値があるか,
もらっうことに意義があるのか。
そこにもベネフィットを伝える
必要があるのです。
商品やサービスのベネフィットを
伝えるのは大事ですが,
キャンペーンで反応を取るには
オファーが必要であり…
そして…
そのオファーそのものに対しても,
ベネフィットをしっかり伝えることが
必要である,という話でした。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平