こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は，どれだけ集客や
マーケティングを頑張っても
全てが無駄になる…という話をします。
集客，売上アップ，マーケティング…
セールスやウェブサイトの成約率を
改善しても，意味がなくなります。
あまりにも当たり前で…
ごく普通のことですが，
つい忘れがちの内容でもあります。
例を出せばキリがないですが
3つほど紹介します。
あらためて，
振り返って確認する…
位の感覚でお付き合いください。
客を追い返すシステム上の問題
ひとつめ。
シンプルな話です。
今この記事を書きながら，
私はイライラしながら
ずっと待っています。
というのも，
あるウェブサイトの
ネットショッピングで，
キャンペーンをやっており…
せっかくだから，
前から気になっていた商品を
買おうと思ってアクセスしたのですが。
サイトが重くて，
レスポンスが非常に遅いのです。
カートに入れるボタンを
押しても…読み込みしている状態。
やっと，
注文者情報の入力画面に
切り替わり…
…と思ったら，まだ読み込み中で
入力できません。
キャンペーンの適用期間があり
私も，この記事を書いた後
やることがあるので…
今この場で注文は済ませておきたいので，
ずっとイライラしながら待っています。
が。
私は，このサイトで買い物をするのは
これまでに何度もあり…
一定の関係性がある，といえばある。
だから，
よそを探す…という選択もありません。
今回はキャンペーンがありますが…
キャンペーンの内容自体も，
もっと魅力的なものは
いくらでもあるでしょう。
この時代，
その店でしか買えない，
独自商品はめったにありません。
あったとしても，
類似競合商品はいくらでもあります。
だからこそ…
せっかく，何らかのきっかけで
注文しようとしているのに，
システムが重くてレスポンスしない。
これで，
どれだけの客を追い返すことに
なるでしょうか。
この場合の問題点は2つ。
日頃の，サーバーの状態を，
しっかり把握して，レスポンスの早さを
きちんと確認できているかどうか。
もうひとつは，
キャンペーンなどを実施した時に，
サーバーに負荷がかかった状態で，
正常に対応できるかどうか。
特に，後者の場合は
サーバーの問題だけではなく，
注文処理などで，もたついて
クレームに繋がったら
目も当てられませんね。
日頃から気をつけたいものです。
背信の従業員
これは聞いた話なので，
本当かどうかはわかりません。
海外などでは，
日本人のような
道徳観念，倫理感覚とは
また違うので…
外国人を雇用する場合などは，
そのズレを意識しないといけないかもしれません。
まあ，国籍問わず…
つまり，日本人であっても，
救いようのない無能はいますが。
話を戻します。
聞いた話では…
キャンペーンを実施した時に，
従業員が忙しくなるのを嫌がって，
「そんなキャンペーンなど
やってない，なにかの間違いだ」
と言って，ことごとく
客を追い返した，なんて話を聞いたのです。
さすがに…アメリカンジョークだと
信じたいところですね。
社長にしてみたら，
多額の手間暇コストを掛けて，
キャンペーンをを実施した結果が
コレだったら…悪夢もいいところです。
もちろん，責任は社長にあります。
そんな人間を雇用した社長の責任ですね。
それを防ぐための
手立てを考えておかなければ
ならないでしょう。
どんな人間なら雇用してもよくて，
どんな人間なら絶対に雇用してはいけないのか。
人手不足でやむを得ない場合に，
どこまでなら妥協してもいいのか。
絶対に妥協してはいけないラインはどこにあるのか。
こういった点は，
緊急性ははいものの，
本当に重要です。
日頃から考えておかないと，
本当に見極めが必要になった時に
手遅れになるかもしれません。
従業員の不祥事の問題
同じような話ですが，
従業員が，意図的に
会社に敵対行為，背信行為を
しなかったとしても…
不祥事をしでかしたら同じことです。
なにも，
バイトテロのような，
大げさな話ではありません。
なにかのニュースで見たのは，
ドライブレコーダーの映像です。
歩行者が横断歩道を渡ろうとしているので，
運転手が停まったところ…
後続の車が数台，
脇から追い越していった。
その様子がドライブレコーダーに
撮影されており…
それがネットに公開されました。
その追い越した車の先頭車両が，
社用車で…その会社…
名前を出せばそこそこ知られている
大手会社のロゴがバッチリ写っていた…
というものです。
結果的に，
その会社は，広報担当の拙い対応もあり，
大きく株価を落としたようですね。
別の例でも…
同じく聞いた話です。
ある人が道を歩いていたら，
前の人が歩きタバコをしていて，
道に吸い殻をポイ捨てしたそうです。
もちろん，
歩きタバコやポイ捨ては論外ですが。
ここでの問題点は…
その人が，会社の制服を来ていたそうです。
飲食店の制服だったようですが…
さて，それを見た人は，
その飲食店に，食べに行きたいと思えるでしょうか。
集客，売上アップ。
とても大事です。
その為の施策は，しっかり講じなければいけません。
…が。
どれだけ頑張っても，
こういった点の対策をおろそかにしていると，
すべてが無駄になりかねません。
しかも…
ひとつひとつが
極端に大げさではないけれど，
特に2つ目，3つ目の例などは，
この時代，
すぐにSNSなどを介して
広まってしまいます。
対策は複雑で大変で億劫ですが
…だからこそ，日頃から気をつけたいものです。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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