こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は,
仕事の生産性を
改善,あるいは向上するための
ちょっとしたテクニックをお伝えします。
本当に,ちょっとしたテクニックです。
さっと読めて,すぐに実行できるように
手短にお伝えします。
以下,最後までお付き合いください。
億劫で面倒でうんざりするタスク
先日
質問を頂きました。
億劫で面倒でうんざりするタスクがあり,
やらなきゃやらなきゃ…
と思いながら,つい先延ばしにしてしまう。
そんな嫌なタスクだからこそ,
さっさと済ませればいいというのは
わかっていながら…
どうしても億劫で,先延ばしにして
モチベーションが下がってしまう。
…という話でした。
そもそも論として,
本当にそれをやらなければならないのか,
という問題はあります。
実際に,クライアントから,
コンサルティングにおいて,
この質問があったら…
「いかにそれをやらずに済ますのか」
という点について
焦点をおくでしょう。
ですが,
今日のお題としては
それをやる,という前提で考えた場合です。
それができれば世話がない
カエルを食べてしまえ!
なんて本があります。
このカエルというのは,
最も難しく重要な仕事で
いまやらなければ
どんどん後回しになってしまうもののことです。
それを,いかに朝イチに
サクッとこなすか。
コレができればできるほど,
時間の質を向上させ,
充実した人生になるか。
そのための方法論が,
この本です。
なんでカエルなのか。
なんでそれを「食べる」なのか。
海外特有の感性の違いを
感じますね。
さて。
もちろん,
そのためのテクニックが
書かれているのですから,
この本を読んで,
その通りに実行できれば…
億劫で面倒でやりたくない仕事も,
先延ばしにせずに,
サクッとこなせるようになるでしょう。
この本のとおりに
実行できれば…ですが。
逆に言えば…
コレができないから,
つい億劫で厄介で
先延ばしにしてしまい,
一日中,
「これ,やらなきゃ…」
と思いながら,
モチベーションを下げ続けて
過ごすことになります。
さて。
この問題,
どうすれば良いのでしょうか。
解決策は…チキンレースです。
チキンレース…
チキンとは「臆病者」ですね。
相手の車や障害物に向かい合って
衝突寸前まで車を走らせ
先によけたほうを臆病者とするレースのことです。
つまり,
ブレーキを踏むギリギリを
競い合う…ということを念頭に
転じて…
「いかにギリギリを競うか」
という意味合いでも使われます。
私達,社会人は…
ひとつのルールがあります。
納期を守ることです。
つまり,
納期を守ることが要求され,
納期が守れないと,
何らかのペナルティを被ることになります。
取引先との相手では,
信用が下がって,契約が打ち切られる…
とかでしょうか。
納期は,守る…という前提になり,
締め切り効果で
必死でこなすのが,現実的な話です。
そうならないように,
先延ばしにはせずに,
前倒して…サクッと完了することをが,
上述の「カエルを食べてしまえ」
なのですが。
それができれば世話ないわけですね。
できないなら,
思い切って…ギリギリ限界まで,
意図的に
「先延ばしにすると決める」
ことです。
ギリギリ先延ばしにしたら,
後は,やるしか無いですから…
やらなかったら大変なことになりますから…
モチベーションがどうのこうの…
などとは言っていられません。
下手に,
「前倒ししようとする」
から,ダラダラやってしまって,
本来掛かる時間以上に,
時間がかかってしまったり…
その間,
ずっとモチベーションが下がったままですから。
そうではなく。
ギリギリチキンレースをすることで…
つまり,納期通りに完了する,
ということを前提に考えた場合,
いつから始めたらいいのか。
そのギリギリのラインを決めて,
そこまで一切手を付けてはいけない!
…と決めることです。
これで…
「あー,やらなきゃやらなきゃ…」
という気分を持ちづるけることを
防ぐことができます。
上述の
カエルを食べてしまえ
のごとく…
先延ばしはいかに良くないのか。
罪が重いのか…
という風潮で見られがちです。
実際,前倒しができればいいのですが。
できない人もいるのは確か。
ならば…ギリギリまで
先延ばしにしましょう。
ということで,
今日のこのブログ。
物は試しに…
あえて23時15分まで先延ばしにしました。
今日も無事更新です。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平