相手を苛立たせてしまうコミュニケーションと改善の訓練法

相手を苛立たせてしまうコミュニケーションと改善の訓練法

相手を苛立たせてしまうコミュニケーションと改善の訓練法
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は相手を劇的に苛立たせる
コミュニケーションとその改善法について
お伝えしていきます。

 

 

私自身は昔から今も変わらず
コミュ症ですので
コミュニケーションについては
かなり勉強しました。

 

 

実際にやってみて
うまくいくこともあれば
うまくいかないこともあり
未だに苦手意識が拭えないものですが

 

 

裏を返すと…
なんとなくコミュニケーションがうまい…
出来てしまっている人は
コミュ症の苦しみというのは
分からないわけですね。

 

 

私みたいに
上手く行かなくて
苦労してるからこそ
色々調べて下に理解して
言語化できるということです。

 

 

…という観点から考えた時に

 

 

「相手を苛立たせるコミュニケーション」
の正体とその解決を
シンプルな訓練の仕方とともに
お伝えしていきます。

 

 

 

晩ご飯はカレーという話

 

 

 

まだ私が学生の頃だったか…
親と同居していた時の話です。

 

母親からよく
今晩何が食べたいかと
よく聞かれるものですが。

 

 

あれは聞かれても
なかなか答えづらいものです。
実際に答えたからといって
その通りになるわけじゃないですから。

 

 

ですが
最近わかったことですが
何を作るかを
考えるのもそれはそれで
非常に労力がかかるようです。

 

作ることが…ではなく
何を作るか考えることが,です。

 

 

食事は毎日しますからね。

 

 

なのでリクエストしてもらった方が
はるかに楽だということですね。

 

私もブログを毎日書いていますが
ネタを提供してもらったほうが
書きやすいという…というのと
似たようなものでしょうか。

 

それはさておき。

 

とはいえ私自身も
何を食べたいか聞かれても
なかなか答えづらいのも確か。

 

そこで私はなんとも私らしい
身も蓋もない解決策を思いつきました。

 

何食べたいか聞かれたら
必ず「カレー」と答えると決めたので。

 

親から聞かれるたびに
カレーと答え答え続けました。

 

 

結局親元から離れるまでずっと
カレーと答え続けていた気がします。

 

身も蓋もない解決策ですね。
とはいえこれはコミュニケーションとしてはまだ
正しい方だと言います。

 

 

なぜなら質問に対して
答えを返してるからです。

 

 

 

相手を苛立たせるコミュニケーション

 

 

私自身の話ではないのですが。
たまたま耳にした
コミュニケーションがあります。

 

その会話そのものは
ここではお伝えできないので…

 

 

例えば
りんごとみかん
どちらが食べたいか
という質問があったとします。

 

 

AさんがBさんに
「りんごとみかんどちらが食べたい?」
聞いたところBさんの答えは

 

「うん」

 

としか答えないのです。

 

 

Aさんは何度も
りんごとみかんどっちがいいか
質問してもBさんは

 

「うん」

 

としか答えない。

 

 

しばらくとの問答を続けて
数分ほど経った後でしょうか。

 

 

ようやくBさんから

 

「どっちでもいい」

 

という答えがありました。

 

じゃあということで
Aさんが
「りんごにしよう」
と言ったら…

 

Bさんは
「りんごじゃなくてみかんがいい」

 

 

私はそれを聞いて
「初めからみかんって言えばいいのに」

 

微妙な気分になったのを
よく覚えています。

 

 

これが相手を苛立たせる
コミュニケーションです。

 

ここではBさんがそういう人だということを
Aさんは理解しているから問題が
起きなかったですが。

 

 

日常的にこんなコミュニケーションを
他の人としていたらBさんは
ものすごく嫌われるのではないでしょうか。

 

 

なぜならBさんは質問に答えないからですね。

 

非常に無責任な態度だと言えます。
無責任が良いか悪いかという評価は
ここではしませんが。

 

 

質問に対して答えることもせずに

 

「うん」
だけで済まそうという
コミュニケーションはとても
相手を苛立たせるリスクが
高いと言えます。

 

 

ではどうしたらいいのでしょうか。

 

前提にあるのがBさんの
無責任さです。

 

 

すなわち

「りんご」
「みかん」

どちらかを
「選ぶ」
ということに
て責任を取ることもしようと
しないから…

「うん」

としか言えないのです。

 

 

そういう人としての在り方なのです。

 

そして
その在り方というのは
その人の人生の背景から
生まれてきてるものですから

 

そのことについても
良いか悪いかということでは
ないのですが。

 

 

ただ現実問題として
そういった人が
社内にいたとしたら
非常にコミュニケーションが滞って
雰囲気が悪くなることでしょう。

 

ちょっと想像してみてください。

 

あなたが

「この提案書を修正して欲しいのだけど
 いつまでにできますか」

という質問に対して相手が

「うん」

という答えたらどう思うでしょうか。

 

「いつなのか」

という問いに

「うん」

という答えしか出てこないのです。

 

 

コミュ障の考える改善法

 

 

ですが私もコミュ症ですから
逆の立場もよくわかります。

 

すなわち
答えを断言することに
責任を取りづらい背景から
なかなか自分の言いたいこと言えず
もどかしい思いをしてしまう。

 

ではどうしたらいいのでしょうか。

 

単純に訓練をすればいい。

 

 

実際は訓練の仕方もわからないから
なかなか身につかず

 

 

だからこそ曖昧な答えでお茶を濁すしかない
コミュニケーションを続けてしまう
ことになります。

 

解決策としてはシンプルな方法です。

 

答えに責任を取れる質問に
答えることに全力を尽くすことです。

 

例えば

「何を食べたいか」

という質問に対して
何と答えても
そこは私の責任の取れる範囲ですので
自由に答えられるわけです。

 

私は
考えるのが面倒くさかった
カレーと答えるにしましたが。

 

本当に毎日カレーだったら
どうするんでしょうか。

 

私は毎日カレーを食べ続けられるから
カレーと答えたわけですが。

 

 

まあ,
正確に言うと
私よりも周りの人が
毎日カレーだったら
音を上げるだろうから…
という下心もありました。

 

食べ物の例は一つですが。

 

 

ひとつ
敢えて上げるなら…
これだけは心がけたほうがいいものが
ひとつあります。

 

スケジュールの調整です。

 

 

スケジュールの調整を
誰かとしなければいけない時は

 

 

確定的により素早く決断し
明確に回答した方が良いです。

 

なぜなら相手のスケジュールに
影響するからです。

 

例えば

 

 

「次回の打ち合わせの日程は
いつにしましょうか」

 

 

と言った時に

 

「うん」

 

という答えだったでしたら
非常に不誠実だということは
言うまでもないでしょう。

 

 

では

 

「次回20日はどうでしょうか」

 

という質問に対して
20日を過ぎても
返事がなかったら思うでしょうか
不誠実ですよね。

 

20日が空いてるか空いてないか。

 

その問いを受けた時点で
確定しているわけです。

 

 

だとしたら
「20日は大丈夫です」
あるいは
「20日は都合が悪いです」

 

これは
責任を持って
答えられる範囲ではないでしょうか。

 

 

だとしたら
スケジュールの調整のための回答。

 

それだけは徹底的に意識して
答える。

 

これを意識するだけで
改善していくはずです。

 

そして
スケジュールの調整で
お茶を濁す
という不誠実なコミュニケーションを
改善することにより
相手からの信頼も
少しずつですが回復していくことでしょう。

 

たったこれだけを
意識して実行する。

 

これで変わってきます。

 

あなたがコミュニケーションを
改善したいなら
是非この一点だけ
心がけてみてください。

 

あるいは
部下,従業員に対して
コミュニケーションを改善させたいときは,
この点だけを徹底させてみてください。

 

健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

 

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