何かを続けるかやめるか迷ったときの決断の仕方

何かを続けるかやめるか迷ったときの決断の仕方

何かを続けるかやめるか迷ったときの決断の仕方
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,
続け時と,やめ時の見極め方
についてお伝えします。

 

 

…というのも,
いつだったか
あるゲームをやめるやめない,
ということについて,
SNSで投稿しているのを見かけて,
なるほどなぁ…と思ったことを
思い出したからです。

 

ゲームですから,
うまくいくこともあれば
うまく行かないこともあります。
(常にうまく行っていたら
ゲームとして成立していません)

 

 

うまく行かないことが続いたときに,
「それでも楽しいと思える」
「キャラクターが好き」
などの場合は続ければいいし…

 

 

課金してきたから…とか
これまで続けてきたから…
と思うのであれば,
それが「卒業のタイミング」という話でした。

 

 

これはゲームの話であって…
では,私達経営者・社長が
日常の中で

 

「続ける・やめる」

 

の判断をどうすればいいのでしょうか。

 

 

基本的な考え方と,
具体例を紹介します。

 

この通りやればいい…
のではなく。

 

 

これを「たたき台」にして,
あなた自身がどう考えるのかを
決める。

 

 

そんな考える材料として
最後までお付き合いください。

 

 

 

続けるか,やめるか…

 

 

 

いつのころだったか…
10年以上前のことでしょうか。

 

 

以前の職種で,

「こんな人は顧客にする
こんな人は顧客にしない」

と決めていたことがありました。

 

ある顧客の初回面談時に,

「あ,この人アウト…」

と思ったのですが

 

 

案件の内容が
「おいしい」
もの…すなわち,
収益的に,かなり良い案件だと
思われたので…
決めたルールを無視して
つい案件を受けてしまいました。

 

 

 

その後が…大変でしたね。
とにかく,
自分の基準で
「この人は自分とは合わない」
と決めておいたにもかかわらず,
受けてしまったわけですから…

 

その
「合わない人」
と,打ち合わせするたびに,
気分がささくれ立つわけです。

 

 

案件を完了したときの
解放感を考えると…
収益的においしくても,
モチベーション的に見ると,
大惨事だったのではないでしょうか。

 

 

まあ…
その人から…
「友人を紹介」
されて受けざるを得ず…
さらに続く羽目になったのは
自業自得というほかないですね。

 

 

さて。

 

 

今日のお題である,

 

続けるか,やめるか。

 

例えば,
今のこの商品の取り扱いを続けるか
続けるかやめるか。

 

この取引先との関係を
続けるかやめるか。

 

 

そもそも,
今の会社経営を継続するか畳むか。

 

 

 

もちろん,
単純に続けるやめるの判断だけでは
そのとおりに出来ないこともあります。

 

例えば,
契約関係がそうですね。

 

契約は守らなければなりません。

 

守らないと,
私法上あるいは信義上において
大きなツケを背追うことになります。

 

 

逆に言えば…

 

例えば,
契約更新期間を前にしたときに,
どう判断するのか,
ということです。

 

 

そのための考え方として2ステップあります。

 

 

 

判断するための2つのステップ

 

 

ある意味において,
判断しなければいけない時期に
判断するというのは
「手遅れ」
の可能性があります。

 

 

言い換えると…

 

 

予め判断しておけばいい
ということですね。

 

 

つまり

「一定の判断基準」

を予め用意しておくこと。
これが最初のステップです。

 

 

例えば,
上述の私のように,
「案件を受けるか受けないかの基準」
を決めておくこと。

 

 

この場合のポイントは,
「その基準に到達したかしていないか」
の判断に迷ったら本末転倒です。

 

 

ですので,
「基準は明確にする」
ことがひとつですね。

 

 

 

別の例では…

 

これはあるマーケッターから
聞いた話ですが。

 

 

そのマーケッターは
自分の会社を経営しているのですが…

 

 

毎月の月次決算の試算表を見て,
何ヶ月だったか…連続で,
赤字になった場合には
その会社は畳む,
と決めているそうです。

 

 

マーケティング関連に留まらず,
確か,数社会社を経営しているそうですが,
どの会社も,
同じ基準で…
○ヶ月連続で赤字になったら,
いかなる場合も会社を畳む
と決めているのだとか。

 

 

なんともストイックな話ですね。
ですが,合理的でもあります。

 

なぜなら,
会社を畳むにはお金がかかります。

 

お金がある時でないと,
会社は畳めませんからね。

 

その○ヶ月というのが,
分水嶺なのでしょう。

 

 

これも,一つの例です。

 

 

つまり…
赤字が続いて,
「会社を続けるか続けないか」
を迷う…
という状況に追い込まれたときに,
正常で合理的な判断は
とても難しくなります。

 

 

いろんなしがらみもあれば,
感情的なものもあるでしょう。

 

ですので…
多くの場合,
進退の見極めを誤ってしまって…
泥沼に突入するのです。

 

 

だからこそ

 

あらかじめ
「続けるかやめるか」
の基準をあらかじめ決めておくことが
大事になります。

 

 

基準はいろいろ

 

 

 

例えば…
私の場合,
「禁断の言葉」
リストがあります。

 

その言葉を使う人は,
決してクライアントにしない
というものですね。

 

 

 

<参照>※2015年の記事です

例えば。
私の場合、私に対する報酬の話になったときに、
「取られる」
という言い回しをする人は
絶対に相手にしないことにしています。

 

「報酬はいくら取られるの?」
等という人は、知的生産物に対するリスペクトが
皆無であることが明らかです。

そんな人に、コピーやマーケティングを
提供したところで、
やりがいは感じないでしょう。

 

そんな人を相手にすること自体が、
自分自身を貶めることになります。
なぜなら、
「取られる」と言っていますが、
「盗られる」と言っているようなものだからです。

 

 

 

 

 

変わったものだと,
箸の使い方が下手な人は取引しない
と決めている人もいます。

 

 

あるいは,
喫煙者とは取引しないと決めている方も
聞いたことがあります。

 

お酒が大嫌いな元請けの会社社長がいて…
下請けの社長が,
接待とばかりに,お酒の隻に誘って以来,
二度と案件を回さないとか。

 

 

上述でいう
○ヶ月連続赤字,
という経営的な視点も大事ですが
そうでなくても…

 

とにかく私的なものでも
全然かまわないのです。

 

ただ,あらかじめ
決めておくこと。

 

これが大事です。

 

 

 

ルールを決める以上に大事なこと

 

 

基準を作る。
大事です。

 

 

ですがもっと大事なことがあります。

 

それが…
決めたルールを守ることです。

 

 

上述の私は…
決めたルールを守る大切さを
理解していませんでした。

 

 

だから…
つい,なぁなぁでルールを破ってしまい,
やけどをしました。

 

 

逆に言えば…
やけど…痛い目にあった…
程度で済んだわけですね。

 

 

ですが…
続けるかやめるか…
という判断の中でも,
本当に重要なものは…

 

 

判断を間違えると
たくさんの人を巻き込んで
迷惑を掛ける事になります。

 

 

例えば,
わかりやすいものでは…
○ヶ月連続赤字なら会社を畳む…
という基準。

 

 

その基準通りに
会社を畳んだならば,
取引先に対して買掛金を
きちんと支払い…
未払金も払い…

 

 

従業員へも,
給料や退職金などを
払うこともできたかもしれません。

 

ですが…
そこで,決めておいたルールを破って
つい,続けてしまうと…
それすら出来なくなります。

 

 

再起するのも
大変な事態になります。

 

ですから…
ルールを決めるよりも
決めたルールを守るほうが
もっと大事なのです。

 

 

 

以上2つ。

 

判断に迷った時は
手遅れになる可能性があるので…

 

1.判断基準を予め決めておく
2.決めた内容を確実にする

 

この2つ。

徹底することで…どんな良いことがあるのか。

 

何かを迷ったり判断することは…
ものすごく
「意志の力」
を費やします。

 

一度決めておきながら
迷えば迷うほど…
浪費して,正常な判断が
難しくなっていくものです。

 

逆に浪費を防げば防ぐほど…
的確で合理的な判断ができるのです。

 

 

決断力に優れた人というのは,
決断の速さに注意が行きがちですが。

その判断の一つ一つが的確なのです。

 

そして…
その的確な判断をするには,
日頃から意志の力を浪費しないこと
となります。

 

ぜひ…
今のうちに,
迷うであろう内容について
基準を決めておいてください。

 

迷う自体になってから決めるほうが
より多く,意志の力を消耗しますから。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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