コンテンツを学ぶ際と作る際にやってしまいがちな共通の過ち

コンテンツを学ぶ際と作る際にやってしまいがちな共通の過ち

コンテンツを学ぶ際と作る際にやってしまいがちな共通の過ち
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,
学習とコンテンツについて,
ちょっとしたことをお伝えします。

 

 

 

学習する立場と,
学習する場を提供する立場。

 

 

2つの立場において,
1つのことを
お伝えします。

 

 

どちらの立場からも
理解することが大事なので,
最後までお付き合いください。

 

 

 

 

懐かしのあの映画

 

 

 

今日は,
自宅ではないところで
晩飯を食べたのですが…

 

 

他の人の兼ね合いで,
珍しくテレビがついていました。

 

 

ウチにはテレビがないので,
いろいろと新鮮ですね。

 

 

 

テレビCMを見ては…
ああ,CMってこんな感じだよなぁ,とか。

 

 

 

テレビCMを見ても
何も思うことはないのに…
Youtubeの途中でCMが挟まれると,
なぜあんなにイラっとするんだろうか…
とか。

 

 

 

そんなことを考えながら,
テレビを眺めつつ食事をしました。

 

 

番組は…
何年ぶりかわからないくらい
久しぶりな…
金曜ロードショー。

 

 

 

スタジオジブリの
「風の谷のナウシカ」
です。

 

 

 

まあ,
初めの30分ちょっとで
食事が終わったので
さっさと退席しましたが。

 

 

なんか,
いろいろと懐かしいですね。

 

 

私があの映画をはじめてみたのは
確か,小学生低学年くらいでしょうか。

 

 

当時は,
「侵略」
とか,そういった概念を
持ち合わせていなかったので,
なんでいきなり殺し合ってるのだろうか…
など…
とにかく意味がよくわからない映画でした。

 

 

 

ですが…
歳を重ねて,
もう一度同じこの映画を見ると,
ああ,そういうことか…
とわかるようになるわけですね。

 

 

まあ,
映画の詳しい内容を
どうこうお伝えするのが
今日の記事の目的ではないので,
これくらいにしておきましょうか。

 

 

 

ポイントは…

 

昔は理解できないしわからないけれど…
それでも,
後から同じものを見た時に,
違う理解に到達することがある,
ということです。

 

 

私が風の谷のナウシカを
最後に見たのは…
多分20代か30代の頃でしょうか。
もう10年以上見ていません。

 

 

 

…ということは,
私の今の人生経験,
知識スキル,ものの見方,考え方は…

 

 

当時と全く同じだということは
ないわけですね。

 

 

 

退化した部分もあるでしょうけど,
進化した部分もあるでしょう。

 

 

 

ということは,
ストーリーの流れは
同じであっても…

 

 

同じ映画から…
特にあのような,
重厚に練り込まれた世界観に
基づいて作られた作品であれば…

 

 

 

また違う印象,
感想をを持ち…
その時間における感情や体験も…
違うものになる,
ということです。

 

 

 

わかっていないことをわかっていない

 

 

実際,
私もある特定の
マーケティングセミナーは,
何回も受講したことがあります。

 

 

個人的に
一番好きだったのは,
世界ナンバーワン
マーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムの
戦略的ビジネス構築セミナー…

 

…の映像を使った
動画ファシリテーションセミナーです。

 

 

 

端的に言えば,
内容が非常に難しい。

 

 

示唆に富んでいて,
一度に理解できるものは
限られています。

 

 

過去に4回,
受講しました。

 

叶うならば…
もう1回,2回と
受講したいものですね。

 

 

なぜなら…
当時の私と,
今の私は違うし,
今の私と,
この先の私は違うからです。

 

 

 

同じセミナーを受講しても,
得られる価値,学びは違うので,
その学びを生かして
別の成果に繋げられるかも
しれませんから。

 

 

 

学ぶ立場として,
一番恐れるべきものは…

 

 

 

「もう,知っている」
と思うことです。

 

 

 

結果的に,
わかったつもりに
なっている,というのが
一番怖い。

 

なにせ,そういう場合は本当には
わかっていないですからね。

 

 

だからこそ,

「過去に学んで知っているけれど,
 この内容から,学べることは
 他にないだろうか」

…と思いながら学ぶ。
このほうが効果的であることが多い。

 

 

 

私はマーケティングが専門なので,
マーケティングの話をすると…

 

最先端
最新

 

 

みたいなマーケティング理論よりも,
原理原則,シンプルな内容を,
どれだけ深く精確に
繰り返し学べるかどうか。

 

 

よくわからない,
効果があるんだか無いんだか
わからないような
セミナーに出るよりも,
繰り返し
学んだほうが,身になるというものです。

 

 

 

 

では…
これを裏返すと何を
意味するのでしょうか。

 

 

 

コンテンツ提供者が嵌る落とし穴

 

 

学ぶ立場から考えると,
本当に重要な内容は,
角度を変え,見方を変え…
何度も何度も学ぶ。

 

 

そのほうが,
学びが深くなり,
適用しやすくなるのです。

 

 

 

ですが…
コンテンツ提供者…
つまり,セミナー講師や,
教材作成者などが
やってしまう過ちがあります。

 

 

 

「同じ話を繰り返して
 してはいけない」

 

 

という思い込みです。

 

 

 

実際,私もそうでした。

 

 

 

私が駆け出しの頃,
あるクライアントからは,

 

 

「その話,前もしましたよね」
「またその話ですか?以前も…」

 

 

などと…
しかめ面でにらみつけるような
表情で言われたことは
よく覚えています。

 

 

クライアントにしてみたら,
お金を払って,
何度も何度も同じ話を
聞かされるのですから,
不愉快に思うのでしょう。

 

 

 

この場合,
もちろん問題なのは
私にあります。

 

 

つまり,
「できていないから,
 同じ話を繰り返している」
ということ。

 

 

そして,
同じ話を何度も聞いて
学ぶことが大事である,
ということ。

 

 

このことを
しっかり伝えなかったから,

 

 

「その話は前に聞いたからいいです」

 

 

と言われて尻込みしてしまい,
うまくできていないことをやろうとして
成果につながらない,
ということがありました。

 

 

だからこそ,
何度も同じ話はすべきです。

 

 

もちろん,
毎回毎回同じ話をする…
というわけではないですが。

 

 

定期的に。
同じようなテーマで
繰り返し学習するということは
大事なのです。

 

 

コンテンツを楽に作る方法

 

 

…というよりは,
無駄に苦しまなくて済む方法
といえばいいでしょうか。

 

 

常に,
今までに言ったことのない,
新しいことを伝えようとし続けると,
ものすごい手間暇労力が
かかります。

 

 

それが負担になって,
続かなくなって,
辞めてしまう…という人もいます。

 

 

常に新しい,
今までに言ったことないことを
伝え続ける,
なんて基本的にできません。

 

 

だから…
本当に大事なことは,
何度も何度も伝えてあげてください。

 

 

教材の中でも,
繰り返し,伝えてあげてください。

 

 

 

そして…
そのような学び方のほうが
効果的だということも合わせて伝えないと,
「またこの話か…」
と思われるので,
その点も忘れずに伝えください。

 

 

 

そうすれば…
きっと今までよりも
楽に早く教材…セミナーコンテンツを
作れるようになり,
受講側,顧客側も,
学びが深くなって
より良い成果に繋がりやすくなることでしょう。

 

 

 

健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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