価値観が価格や顧客の購買行動に影響するという話

価値観が価格や顧客の購買行動に影響するという話

価値観が価格や顧客の購買行動に影響するという話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は価格に関する話をします。

 

端的に言えば価格とは価値観です。

 

繰り返します。
価格とは価値観です。

 

 

価値観は価値観であり
数値化できるものではありません。

 

それを敢えて数値化したもの
価格だということです。

 

 

どういうことでしょうか。

 

きっと聞いたことがあるであろう
例を交えながら
解説していきます。

 

 

最後までご覧ください。

 

 

 

価格への価値観が行動に影響する話

 

 

こんな話し聞いたことないでしょうか。

例えば…
ある欲しい物があった時に
価格が隣の町のスーパーの方が10円安いとしたら
そこまでわざわざ行くという人がいる。

 

 

…という人に対して,
隣まで行く時間や労力,
交通諸経費等を考えると,
かえって損をするから
非常にバカバカしい話である。

 

 

…と言う人もいます。

 

 

さてこの二つの話。
どういうことでしょうか。

 

 

ポイントは,
どちらが正しくて
どちらが間違っている…
というわけではありません。

 

 

価格は価値観であり,
価値観が行動に影響するからです。

 

…にもかかわらず後者の例で言うところの
隣まで行くまでの時間労力などをを考えると
損だからやめたほうがいいという
人がいるわけです。

 

 

繰り返します価格は価値観です。

 

 

10円でも安いということがわかったとしたら
隣町で行くという人は
少しでも安いものを手に入れたいという
価値観に基づいて行動しているのです。

 

 

 

人の価値観について
批判するというのは
人間関係において
望ましいことではないでしょう。

 

 

逆に言えば…
10円でも安いから隣町に行くという人に対して,
その時間や労力などを考えると合理性に欠けると言う…

 

その人のその考えは
合理性を優先するという
価値観が表れていることに他なりません。

 

 

もしかしたら,
前提にあるのは
合理的に動けるだけの
一定のリソースがあるということですね。

 

その人は仕事をしていて
収益をあげることができて
お金を稼げる。

 

そんな人であれば
お金よりも時間の方が大事
という考え方も成り立つでしょう。

 

 

例えばですが
これまでにろくに働いたこともない
キャリアや経験スキルもない人ならば…
バイトすらおぼつかないなら…

 

 

その人が自分でお金を稼ぐということは
難しいかもしれません。

 

 

その人にとってお金というものは
自分の時間よりも優先されるものであって
そのため隣町まで行くということに関しては
気にならないことなのかもしれません。

 

 

 

何度も繰り返します
価格とは価値観の表れです。

 

それに対して批判や否定肯定評価などをするのは
人間関係をおかしくする原因となりています。

 

 

 

あなたならどうする?

 

 

別の例を紹介します。

 

例えば
先日私はスーパーに買い物に行きました。

 

正確に言うならば
別の用事を済ました後…
帰りがけに
スーパーにちょっと
立ち寄ったのです。

 

 

喉が渇いていたので
お茶のペットボトルでも買おうかなと
思ったのですが…

 

時刻は夕方。
非常に混雑しています。

 

 

ここ数日,
ブログで何度か書いたように
私は現在利き腕を負傷していて,
思うように動かせません。

 

少し前までは
足を怪我していて
満足に歩くことも出来ませんでした。

 

まだ若干,
足を引きずりながら歩いている状態です。

 

 

そのような状況で
混雑の中,
レジに並んで買い物をして
お金を出して,お釣りを受け取って
…ということがスムーズに出来ると思いませんでした。

 

 

さてこの状況下において
どのような選択肢があるでしょうか。

 

 

一つ目は
それでもなお,
安いスーパーでペットボトルの
お茶を買うこと。

二つ目は,
価格は上がるけれど
それでもほとんど
並ぶこともない,
コンビニや自販機などで購入することです。

 

三つ目はその他と言えるでしょうか。

 

お金と価値観は行動に影響します。

 

もし多少高くても
許容できるという価値観があるのであれば,
コンビニなどで買い物をするでしょう。

 

逆に少しでも
安いものが良いということであれば
頑張ってスーパーで並んでお買い物するでしょう。

 

 

 

ちなみに…
私は面倒なのでそのまま家に帰りました。

 

 

面倒だからそのまま帰る…
というのもこれも外の価値観ですね。

 

自販機をわざわざ探すとか
あるいはすぐに見つかったとしても
その正規価格でお茶を買うより
家でお茶を淹れて飲んだ方がいい。

 

という価値観ですね。

これもお金と価値観が行動に影響している話でした。

 

 

お金と価値観をマーケティングに活かす

 

 

今日お伝えしたいこと。

 

 

それは自社がどのような
お金に対する価値観で
価格を決めているのかということです。

 

 

そしてそれは
顧客の考え方と,合致しているでしょうか。

 

例えば
高くてもいいから

しっかりとした良い製品が欲しい。

 

…と思っている顧客に対して
お手頃で手に入りやすい低スペックで安価なものを
売ろうとしていたりしないでしょうか。

 

ここにズレがあると
どちらもとっても残念なことになります。

 

ではどうしたらいいのでしょうか。
私たちは経営者です。
社長・経営者仕事はマーケティング。
ですのでマーケティングをしなければいけません。

 

 

この場合において
マーケティングをするとは
どういうことでしょうか。

 

自社の価値観を明確にして
それを言語化することによって
自社と同じような価値観の人に
購入してもらうという活動をすることです。

 

 

例えば
ディスカウント おいて
価格を下げることで
たくさんの人に来てもらいたいという価値観もあれば…

 

 

 

そういった
安売りをするような考え方すごく嫌なので
しっかりと価値をつけて
それに見合うだけの価格で
来客数を絞るという考えもあります。

 

 

どちらが正しいとか間違っているとか
そういう話ではないのです。

 

自社の価値観に基づいた場合
どのようにビジネスをするか。
どのようにマーケティングをするかだけの話です。

 

 

さて自社の価格は自社の価値観と
しっかりリンクしているでしょうか。

 

本当に価値が分かる一部の人だけと
付き合いたいと思っているのに
不相応に安くしていたりしないでしょうか。

 

改めて考えてみてください

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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