話すことが下手だという苦手意識を抱く人へつける薬

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は…
「話すことに苦手意識を抱く人につける薬」
というお題でお伝えします。

 

 

話すことは,
ひとつのコミュニケーションスキルです。

 

 

目の前の人と,
会話のキャッチボールをする。

 

 

 

…ということも
ひとつのコミュニケーションであり,
話すことではあるのですが。

 

今日はそういった話ではなく…

 

 

短い時間で,
スピーチをしなければいけない時など,
その人の
「話す力」
が如実に現れます。

 

 

そんな時に
どのような対応をすればいいのか。
ということについてお伝えします。

 

 

 

人前で話をするのが苦手,
と思う方は,最後までお付き合いください。

 

 

 

 

壮絶に話が下手すぎる人

 

 

 

というのも,
割と最近,壮絶に話をするのが
下手な人に遭遇したからです。

 

 

その事自体に,
良いも悪いもないので,
不当にその人の人間性を
攻撃する意図はない,
という前提でご覧ください。

 

 

 

その上で…
とにかく話が壮絶に下手なのです。

 

 

 

では,
話が下手な状態とは
どういうことか。

 

 

もちろん,
いろいろありますが。

 

 

私がその時に遭遇したのは,

 

 

猛烈に早口な上に,
話が二転三転して,
その前後の繋がりが見えない
状態です。

 

 

そんな話をして,
何が理解できるのか。

 

 

その人が
「話をしている」
ということはわかります。

 

 

あと…
その人が
「日本語を話している」
ということもわかります。

 

 

逆に言えば,
わかることはそれくらい。

 

 

日本語を聴いていて,
何を話しているのかさっぱり
理解できない…
というのは
なかなかに斬新です。

 

 

 

では,
なぜそんな話し方に
なっているのか。

 

 

 

あくまでも
私の推測ですが…

 

 

 

その人の
頭の中で考えている

「その瞬間の思考を
 そのまま言葉として発している」

ということです。

 

 

例えば…
話をしていて,
時計が視界に入ったときに,

 

あ,○○時だ…
そういえば,今日○時までに
あれをやらなければならなかったような

 

おっと,
目の前で人に話をしているだっけ…
あ,あれも伝えないと…

 

 

みたいな,
その瞬間の思考が,
話の中に,無作為に
ねじ込まれてくるので,
話に流れも一貫性もないのです。

 

 

その上で,
猛烈な早口ですから,
何を話しているのか,
もうさっぱりです。

 

 

ぱっと見て
50代前半くらいに
見えましたが…

 

 

なんというか,
よく

「そんな状態のままで
 生きてこれたなぁ」

という感じですね。

 

 

なぜなら,
話す内容がまったく理解できない
言葉しかはすることができない人とは…

 

文字どおり,
一切言葉を発することができない人と
何が違うのでしょうか。

 

 

おそらく,
言葉を一切,発声することができない人は,
相応の手当やら保護やらがつくでしょうけど…

 

そうでない人…
何を話しているのかさっぱり
理解できない人というのは…

「ぱっと見た感じ
 日本語は話せている」

のですから,
そういった保護も受けられないので,
さぞかし苦労してきたことでしょう。

 

現代社会において,
まともに意思を伝えられないのは,
なかなかに強烈なハンデキャップ
です。

 

 

 

原因は何か

 

 

その人と,
一対一の会話をすれば,
また別の視点や印象を持つことが
あるかもしれません。

 

 

まあ,
えらそうに書いていますが,
私も大概にコミュ障です。

 

 

 

頭の中の,
会話構成はできても,
それを思う通りに発信できない
タイプですね。

 

 

とはいえ,
私が自分で強烈に
苦手意識を持っているだけで,
周りにしてみたら,
そうではない…ということは
あるようです。

 

 

 

話すのが苦手…というと,
「意外」
だと言われるのはよくありますので。

 

 

そんな,
コミュ障を自認する私が
分析する限りにおける,
その人の問題点を推察すると…

 

 

焦り

 

が原因でしょう。

 

 

限られた時間で,
言いたいことを言わなければいけない…
という焦りが焦りを生んで,
どんどん早口になり,
余裕のない思考になり…

 

 

ああ,あれも言わなければ,
これも言わなければ…

 

 

となり,
その思ったことがその瞬間に
ポンポン口から出るのですから,
順番も流れも何もなく,
理解できない日本語になるのです。

 

 

 

そして…
その焦りはどこから来るのか。

 

 

単純に,
人と話す機会が少ないから
でしょう。

 

 

 

ニワトリタマゴの問題ですね。

 

 

つまり,
人と話す機会が少ないから,
焦ってしまうのか。

 

 

 

焦ってしまって,
そんな会話をするから…
周りの人が忌避して
話す機会が少なくなるのか。

 

 

 

下手にそんな人に声をかけたら,
嬉々として,
その話し方で話をされて…
話しかけたほうが激しい後悔に
さいなまれる,なんてことは
あなたも過去に体験したことが
あったのではないでしょうか。

 

 

先日会った人ではなく…
過去に似たような人に遭遇したときに,
私は激しい後悔をしましたので。

 

 

 

原因は焦りであり…
その焦りがますます会話を
支離滅裂にさせる…

 

 

というこの状況。
打開するにはどうしたらいいのでしょうか。

 

 

結論はコレ

 

 

 

まあ,
改善はかなり難しいでしょう。
これが結論です。

 

 

 

なぜなら,
インパクトはありますから,
覚えられます。

 

 

覚えられるということは
「避けやすい」
ということでもあります。

 

私が会ったのは,
いわゆる交流会的な場でしたが,
定期的に開催される交流会で,
「その人」
がいたら…

 

 

不自然にならない程度に,
そっと避けるのは
仕方がないでしょう。

 

 

 

そうやって
「避けられる」
から…

 

 

話をする機会が減るのです。
減ったから…
機会が与えられたときに,
ますます「症状」が悪化するのです。

 

 

ですので…
その人のその状況が
一切知られていない環境に
新しく飛び込んで,
そこでうまくいく体験を
積み重ねていくしかないでしょう。

 

 

 

ではその
「うまくいく」
ためにはどうしたらいいのか。

 

 

 

きっと,
この記事をご覧の方は…

 

ここまで極端ではないにしても,
「話すことが苦手…」
だと思うから,
まだここまでご覧いただいているのでしょう。

 

では,
そんな方が何をしたらいいのか。

 

 

「準備」

 

 

です。

 

 

何をどの順番で,
どう話せばいいのか。

 

 

それを,あらかじめ想定して
考えてから話す。

 

 

紙に書き出したり,
プレゼンテーションソフトを
使ったり…

 

やり方はさておき,
まずは準備してから,
話をする。

 

 

たったこれだけ「すら」できない人が,
どうやって,
話の仕方がうまくなるのでしょうか。

 

 

実際,私は
ある話のうまい方の
話を聴いたことがあります。

 

 

短い時間のちょっとした
プレゼンテーションですが。

 

 

「今日は忙しくて,
何を話すか全く考えてくる暇が
なかったんですよね」

 

 

という前置きからはじまって,
しっかりと,わかりやすく順序立てて,
しかも,メリットを魅力的にアピールして,
決められた時間の終了1秒前に終わる。

 

 

…というのを見たことがあります。

 

 

まさに,離れ業ですね。
これを「素」でできる人はできます。

 

 

私は逆立ちしても無理ですね。

 

 

だから,
「事前に準備する」
しかないのです。

 

 

 

きっと…
上述の人は…

 

 

話す内容をまず
箇条書きでいくつか書き出す。

 

それを,
わかりやすい順番に並べる。
そして…
ポイントではなく,
具体的な台本まで書き起こしてみる。

 

 

時間を図って,
そのとおりに話をしてみる。

 

間違いなくオーバーするでしょうから,
話す内容を削る。

 

その上で…
10秒前くらいに終える
ができるようになるまで
練習する。

 

 

という訓練をしっかりやれば,
その準備を下部分についてのみは,
きちんとした話になるでしょう。

 

 

準備をしないで,
いきなりぶっつけ本番で
「うまくいかない」
思いをして…

 

「話をするのは苦手…」

 

 

と思う人がいるなら,
それは話をするのが苦手だから,
うまく話せないのではなく…

 

 

準備不足だったから,
うまく話せなかった,
ということです。

 

 

苦手意識と,その原因は
別なのです。

 

私も…
きっと,苦手意識をいだきながら
これからの人生を過ごすことでしょう。

 

 

私は過去に,
何度も何度も
練習してきましたが…

 

上述のような…
何も準備していないながらに,
サクッと話せる
「適性」
がある人からすれば,
どうやっても敵わないですからね。

 

 

ですが…
敵わなくとも,
準備をすれば,それなりに
伝わる話ができるなら,
しっかり準備をしたいものです。

 

 

人に,わけのわからない話を聞かせて
苦痛を味あわせたいとは思いませんから。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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