こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。

 

 

 

今日は，服装と生産性や成果について，
ざっくばらんにお伝えしていきます。

 

着る服によっては，
生産性や成約率などが
変わってくるという話です。

 

 

最後までお付き合い下さい。

 

 

 

 

憧れの仕事着

 

 

 

三連休，いかがお過ごしでした
でしょうか。

 

 

 

私はガッツリと勉強する…
予定でした。

 

 

ですが，２日目，３日目は
思いの外，天気が良かったので，
庭仕事をしていました。

 

 

…まあ，庭仕事は
昨日今日の話ではないのですが。

 

 

仕事の合間に，ちょくちょく手入れをして…
昨日今日，一気に進めました。

 

 

充電を繰り返しながら，
刈払機で草刈りしていると…
５時間くらい作業していると，
握力がなくなってきて大変です。

 

 

 

そして…今日は，
刈った草を，熊手でかき集めて，
ゴミ袋に積める作業です。

 

 

今日は６時間以上作業して
いたのですが…
腰がきつくて大変です。

 

 

 

終わってみれば，
４５リットルのゴミ袋，
３５袋分の量となりました。

 

 

さて，
こういった庭仕事をするにあたっては，
大事な要素があります。

 

 

そう…服装。
作業着です。

 

いわゆる「つなぎ」ですね。
刈払機を扱うときは…
電動のこぎりみたいなものですから…
防護用の前掛けもします。

 

 

１回，扱いを失敗して，
足を怪我したことがあります。

 

 

防護服がなかったら…
大惨事になっていたでしょう。

 

 

そんな服装でずっと
作業していて…
服装としては，
やはり楽ではあります。

 

 

そして…
長柄の箒が必要になったので…
作業の合間に，
近所のショッピングモールに
買いに行ってきたのですが。

 

 

作業着のままです。
休日のショッピングモールには
若干，ミスマッチかも
しれませんね。

 

 

ただ，個人的には，
作業着は気に入っています。
なぜなら…
ちょっとした思い入れがあるからです。

 

 

…というのも，
思い起こせば２０年以上前。
私がまだ学生時代の頃。
コンビニでバイトをしていたときのことです。

 

 

早朝…午前６時からのシフトに入っていると…
だいたい，いつも同じ時間帯に，
バンが駐車場に停ります。

 

 

 

そして…
わらわらと作業着姿の男性が６～７名ほど
降りてきて…
一気に買い物をして
帰っていくのです。

 

 

いかつい表情と雰囲気で…
タバコを渡すのに手間取ると，
なかなかに怖いのですが。

 

 

 

でも，慣れてくると…
「ザ・職人」
みたいな感じで，
かっこよく見えてくるわけです。

 

 

当時は，学生で…
そしていずれは国家資格で
専門職の道を歩くことを
決めていたので…

 

 

ある意味，正反対でもあり，
だからこそ，ちょっと憧れを
抱いたのはよく覚えています。

 

 

それから１０年以上経って…
法律系国家資格者として，
裁判所に仕事に行くと…

 

 

同じ国家資格の人が，
作業着姿で
出廷しているのを見て…

 

 

「羨ましい」
と思ったものです。

 

 

測量の仕事もする方なので，
その時の仕事着で
出廷したのでしょう。

 

 

法廷といえば，
スーツ…という固定観念があったので，
非常に新鮮でした。

 

 

今となっては，
国家資格のしごとも辞めて…

 

 

 

仕事部屋でパソコンを叩くときは，
普段着の作務衣姿。

 

 

今日みたいな外での作業は，
つなぎの作業着姿。

 

 

２０年前，
作業着姿に憧れた私ですが…
２０年経って…作業着で
ずっと庭仕事をやる日が来るとは
思いませんでした。

 

 

 

ユニフォーム効果

 

 

作業着は…
ある意味，とてもリフレッシュになります。

 

 

なぜなら…
スーツを着たら，
主に対人を想定した
「完全仕事モード」
になります。

 

 

一方…
普段着の作務衣姿も…
今こうして書いているように，
一人での
「仕事モード」
です。

 

 

作業着はそのどちらでも
ありません。

 

 

実際に…土に触れ…
そして草の香りを感じながら，
陽の光と風を浴びて
仕事をするのです。

 

 

日頃から仕事のことばかりを
考えてしまう，
脳内の癖も，
作業着を来ている間は
解除できるので…
とても気が楽になるのです。

 

 

 

服装が…
思考や行動に影響を及ぼすのです。

 

 

 

これを
ユニフォーム効果とでも
言えばいいのでしょうか。

 

 

例えば…
ある人が
「家にいる間はどうにも眠くて仕方がない」
という方がいて…

 

 

話を聞いてみると，
どうやら家にいる間は常に
パジャマだから…という話でした。

 

まあ，眠くなっても
無理はないでしょう。

 

 

 

服装と生産性

 

 

 

ある経営者と会って
話をしたときのことです。

 

 

 

その時は…
私はオフだったので…
やはり普段着の作務衣姿でした。

 

 

 

ですが…
ちょっとしたきっかけで，
その経営者と会って話す
きっかけがありました。

 

 

 

それから帰るときに…
天候が悪かったので，
私の車に乗せて，
その方を送ったのですが…

 

 

 

いろいろ話をしていて，
私がマーケティングの専門家だと
いうことで…

 

 

日を改めて
会う事になりました。

 

 

 

その時は，
仕事ですので…
スーツを来ていき…

 

 

待ち合わせ場所で
あいさつをしたら…
「え？」
という反応でした。

 

 

まあ，仕方がありません。
作務衣姿だったのが，
今度はスーツですからね。

 

 

 

そして…
その方は…
「とても大事なことですね」
とのこと。

 

 

 

その方いわく，
仕事の内容，品質は，
服装で変わるものではない。
誰かに強制されるわけでもないのだから，
いつでもアロハシャツを着ている…
なんてコンサルタントに
会ったことがあるそうです。

 

 

 

だから…
私が，場を心得て
スーツを着て来たことに
感心されたのだとか。

 

 

 

 

スーツの効用

 

 

 

たしかに，
自営業…フリーランスであれば，
服装は自由です。
スーツである必要では
ないかもしれません。

 

 

ですが…

 

 

 

クライアントが，
スーツを来ている方で，
クライアントがが，
スーツを着る相手に
日頃から接しているなら…

 

 

 

スーツを来ていたほうが，
手っ取り早く信頼を得られるでしょう。
それこそ，
アロハシャツやら作務衣やら
作業着ではなく，
スーツのほうが，
仕事に繋がりやすくなるのは
言うまでもありません。

 

 

 

何よりも…
場にふさわしい服装をしている，
という自覚がある状態で
商談に臨むのと…

 

 

場にふさわしいとは言えない服装で…
でも，自分の「エゴ」故に
スーツを着ないで商談に臨むのと…

 

 

どちらが，成約率が上がるのか。

 

 

シンプルですが，前者であることは
いうまでもないでしょう。

 

 

これも，
ある種のユニフォーム効果と
言えることであり…

 

生産性に直結するのです。

 

 

社長の作業着はNG

 

 

 

最後に。
社長は，
会社内で作業着を着てはいけません。

 

 

 

なぜか。
会社で「作業着」を着ている人って
だれでしょうか。

 

 

そう，作業員です。

 

 

つまり，
社長が作業着を着ていると，
他の作業員から，社長に対して

「作業員」

として扱われることになります。

 

 

 

口だけは
「社長」
と言うでしょうけどね。

 

 

 

つまり…

 

「社長，現場の手が足りないので，
　○○の現場，行ってきてください」

 

なんて言われるかも
しれません。

 

 

 

ですが…
それは作業員のしごとであって，
社長の仕事ではないのです。

 

 

 

ですが
作業着を着ていると，
同じ作業員仲間とみなされるし，
そうなると，断りづらい。

 

 

何よりも，
社長が作業員の「頭数」として
現場に出てしまうと，
社長業をする時間がなくなります。

 

 

 

ですので，
社内では，作業着ではなく，
スーツ…せめて，ワイシャツ等の対応が
ひつようになるのです。

 

 

 

以上，
今日はユニフォーム効果…
服装と，生産性について，
お伝えしました。

 

 

 

その場に適した，
効果的な服装で，
生産性や成約率などを
しっかりと改善していきたいものです。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社　経営軍師　飯山陽平