こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は…
私にしては珍しい話をします。
デザインの話です。
セールスコピーライターですので
デザインなど二の次,三の次…
いかに反応の取れるコピーを書くか。
…というスタンスでは
あるのですが。
その
「反応を取る」
という観点から
デザインについてお伝えします。
ちょっとしたことを
心がけるだけで
変わってきますので,
最後までお付き合いください。
個人差に気をつける
何の話かは
忘れてしまったのですが。
なにかのキャラクターの
「音声」
についての話です。
ある方が,
「声がかわいい」
と言っていて…
とても驚きました。
なぜなら,
私にしてみたら,
キャピキャピした声が
実に耳障り。
不愉快でしかないのですが…
でも,
「かわいい」
と思う方もいます。
この違いは何なのでしょうか。
単なる好み…
という可能性もありますが。
具体的にはわかりませんが…
おそらく,
「かわいい」
と言った方は,
私よりも,
「若い」
であろう
「女性」
です。
一方…
私は40代の男性です。
…という
シンプルな違いがあります。
正確なところまでは
わかりませんが…
歳を取ると,
聞きづらい音域があったり…
聞こえなかったり…
ということがあるようですね。
ですので,
その
「声」
に込められた,
感情以前に…
単純に耳障りだった…
ということになります。
これが,
今日お伝えする
とても基本的な話です。
どういうことか。
デザインで心がけること
クライアントの制作した
デジタルコンテンツを
チェックしたときのことです。
内容は脇において…
行間と文字幅を見ると…
ちょっと目がチカチカしたのです。
ですのでクライアントに
その点をフィードバックしました。
私は上述でも書いた通り,
40代男性。
クライアントは…
私よりもずっと若いとは言え
男性。
そして…
そのデジタルコンテンツを見る
ターゲット層は…
主に女性です。
ですので…
ターゲット層になるであろう
女性の方に見てもらって,
見づらくないかどうか
確認してもらいました。
特に,見づらくないとのことなので
そのまま行くことにしました。
私にとって見づらかったとしても…
ターゲット層となる人にとては
見づらくないといういことは
十分にあります。
そして…
それ以上に,
「その反対」
もあります。
すなわち…
製作者にとっては
何一つ気にならなかったとしても,
ターゲット層としては
見づらいと感じる可能性は
十分にあるのです。
別の要因としては…
私は強度の乱視ですので,
私には見づらいものも,
他の人にしてみたら,
何も思わないことがあります。
その
私が見て見やすく作った
文字のデザイン,間隔,行間は
他の人にしてみたらかえって
見ずらいこともありうるわけですね。
デジタルコンテンツの基本
あとは…
やっぱり紙媒体で
手にとって見るものと,
デジタルデバイス…
すなわち,スマホやタブレット,
あるいはディスプレイを見るものとでは,
見やすさがまったく変わってきます。
例えば…
あるオンラインコンテンツがありました。
文章の連載だったのですが。
感想を書く欄があります。
他の人達から,
同じような感想が次々と
寄せられていました。
すなわち,
「行間がないので読みづらい」
というものです。
執筆者は,
「ありがとうございます。
今後,行間をあけるように心がけます」
と…テンプレのようなレスがついており,
次回以降もまったく行間が増えていくことは
ありませんでした。
次第に,
そういった感想もなく…
すなわち,読者自体が
居なくなっていったのです。
読者がいなくなるとどうなるか。
感想を書く人もいなくなるのですから,
書き手側のモチベーションも下がり…
結局,執筆はそのまま途切れました。
書き手にしてみたら,
ノリノリで書いて…
そのままアップロードしてしまうのでしょう。
まあ,
この場合は,
見づらいことが改善されないから
読者が離れていった…
という側面だけでなく…
「改善します」
と言いながら,何一つ
改善しようとしない
執筆者の不誠実さが
反感を抱かれた可能性は
十分にありますね。
話を戻します。
上述の通り,
紙媒体では気にならないことも,
デジタルデバイスだと
気になることはあるのです。
特に,
この手のオンラインコンテンツ…
文章の場合,
行間がぎっしり詰まっていると,
それだけで
忌避されても仕方がありません。
実際に読みづらいですから。
紙媒体の書籍ならともかく,
特に,印刷が想定されない
文章コンテンツ…
このブログもそうでしょう。
あるいはメルマガ,
ホームページコンテンツなどは,
しっかり行間を空けないと…
読んでもらうことは不可能です。
だからといって…
文章の最初から最後まで
一行おきに全部改行されている
文章は…
控えめに言って
気持ち悪いですけどね。
ポイントはひとつ
それは,
ターゲット層がどう思うか。
今回はデザインの話を
していますが,
デザインに限らず…
マーケッターとしては,
これが基本的な考えです。
それを具体化すると,
今日の話ですね。
すなわち…
40代男性には
見づらいけど,
20代女性にはきにならないことがある。
…とか。
ただ,
ネットコンテンツで
行間を詰めると,
幅広い世代から
批判を浴びる,という話でした。
ということは…
やらなければいけないのは,
実際に,ターゲット層となりうる人に
見せて,フィードバックをもらうことです。
これ,
とても当たり前なのですが,
驚くほどやる人が少ない。
自分の思い込みだけで
独りよがりのコンテンツで
キャンペーンを展開しても,
見てもらないのは当たり前なのですが。
そもそもにおいて
「人に見てもらって
フィードバックをもらう」
という発想がない人がいるのです。
特に…
作成したものに対して
自負がある…といえば聞こえがいいですが,
無意味なプライドとエゴの塊で
作られた場合
「見せて意見をもらっても,
お前に何がわかるんだ…」
とばかりに,
人に見せずにキャンペーンを
展開してしまいます。
特に…
デザイン面では顕著ですね。
デザイナーのエゴの塊で
そのまま作られ…
依頼者も,
その内容について
感じたことを伝えることができません。
デザインについて,
具体的に言語化して
フィードバックするって
かなり大変ですからね。
そして…
そのままキャンペーンに
使ってしまい,空振るのです。
だから…
見せて,反応をもらう。
具体的に何か意見を
もらえればいいですが,
上述の通り,
言語化は難しいので,
思ったことを言葉に
してもらえないかもしれない。
その場合は,
「反応」
を見て…解釈するしか無いでしょう。
いずれにしてお…
ポイントは,
ターゲット層となる人に
見せて,フィードバックをもらう。
デザインだけに限ったことでは
無いですが…
しっかりと見てもらってください。
いろいろと言われたら
不愉快に思ったり
腹が立つこともあるかもしれませんが。
自分のエゴを満たすために
プロモーションやキャンペーンを
するわけではないですから。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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