わかっているつもりでわかっていない基本的な話

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わかっているつもりでわかっていない基本的な話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

10年以上前でしょうか。
ある方から聞いたネタです。
そう,ネタです。

 

 

ネタですので,
力を抜いてお付き合いください。

 

 

 

ある愚かな親子の話

 

 

ある親子が,
湖でボートを借りて,
釣りに行ったそうです。

 

 

これまで何度も
その湖で釣りをしてきましたが
その日は,
かつて無いほど,
非常に釣果がよかったとか。

 

 

ですので,
子どもは大喜び。

 

 

興奮しながら
親に,

 

 

「お父さん,ここだよここ!
 この場所を覚えておけば,
 また次に来た時に
 たくさん釣れるよ」

 

 

大喜びで…

 

 

 

…貸しボートに
印をつけていたそうです。

 

 

 

繰り返します。
釣りのポイントを覚えておくために,
ボートに印をつけたそうです。

 

 

親は…
それを見て,
なんとも…まあ子どものやることです。
微笑ましい気持ちになりながら…
それでも…
子どもが恥をかかないために,
親として言うべきことを
言わなければなりません。

 

 

苦笑しながら…
子どもに,

 

 

「そこに印をつけても
 またここに来られるとは
 限らないでしょう

 次にこの同じボートを
 借りられるとは限らないのだから」

 

 

あなたが笑える気持ちになったか,
寒い気持ちになったかはともかく…
繰り返します。
ネタですので,
ご了承ください。

 

 

…あ,もちろん
ネタの解説,不要ですよね。

 

 

さて。
親から見たら,
この子どものやることは,
浅はかで幼稚な行動です。

 

 

それを咎めて指摘する
親は…どうなのか。

 

 

ぶっちゃけ,
五十歩百歩ですよね。
この話では…ですが。

 

 

 

戦慄させられた愚痴

 

 

最近はあまり
聞かなくなりましたが。

 

 

昔はよく耳にしたのが,
「ゆとり世代」
という言葉。

 

 

さて,
だいぶ前の話になりますが。

 

 

私は早々に資格をとって
独立開業しました。

 

けれど…
学生時代の友人は,
起業とか開業といったことはなく,
一般企業に就職。

 

 

たまに飲みに行くと,
いろいろと愚痴を聞くことになります。

 

 

私は独立開業して
一人の職場だったので,
あまりリアリティーがなく,

 

 

「まあ,そういうものなのか…」

 

 

くらいの感じで…
適当に聞いていましたが。

 

 

よくよく話を聞いてみると,
目が点になり…
それから,戦慄することがありました。

 

 

その友人は,
「ゆとり世代」
を部下に迎えることになったのですが。

 

 

その部下に関する愚痴です。

 

 

わからないことは
いろいろと聞いてくる…らしいのですが。

 

 

その内容が凄い。

 

 

まあ,10年以上前の話ですので,
ほとんど覚えていませんが…

 

2つだけ覚えています。

 

ひとつが…

 

 

「ドライバーってどうやって使うんですか?」

 

 

という質問だったそうです。

 

社会人になるまで
ドライバーを使ったことがないというのも
驚きです。

 

 

見ただけで使い方がわかるだろうに…
そこに思考を働かせようとせず
上司の仕事を止めてまで
尋ねてくるような厚かましさにも
あ然とします。

 

 

 

ですので,
そんな質問をされたら,
絶句する他,ないのですが…
私もその友人から聞いて,絶句。

 

 

友人は,

「やっぱりそうだよね,
 そんなの聞いてくるのっておかしいよね」

と念押ししてきました。

 

 

彼の中のなにかの価値観に
亀裂が入ってきたのでしょう。

 

ちなみに,
もうひとつは…

 

ダンボール箱を広げてたたむ作業を
任せたところ…

 

「ガムテープって,どうやって剥がすんですか?」

 

…と聞かれたそうです。

 

なかなかに
威力がありますね。

 

 

 

こんな人が会社に入ってきて,
自分の部下になると思ったら…
想像するだけで胃に負担が掛かりそうです。

 

 

 

が。

 

 

これ…
自分もやっていないでしょうか。

 

 

 

五十歩百歩?

 

 

…というのも,
ある方から指導を受けたときのことです。

 

 

以前からいろいろと教わっていたのですが,
「別件」
ということで,
また新たにいろいろと質問をしました。

 

 

が。

 

 

以前に教わった内容の
やり方,考え方を
そのまま適用すれば解決する問題でした。

 

 

つまり,
私は以前に解決策を伝えてくださった方に,

 

「今回はやり方が違う」

 

…と決めつけて,
また新たなやり方があるに違いない。
そう思い込んで質問したのです。

 

 

結果は,
「以前に教えた通り」

 

ということでした。

 

 

 

その答えを聞いた時に,
上述の2つの話が頭をよぎったのです。

 

 

 

すなわち…
結局,
人はどれだけ賢いつもりでも,
世の中にはもっと賢い人がいる。

 

 

ここで言う,子どもやその親…

 

あるいはゆとり世代の,
ドライバーすら使えない社員を
「下」
に見てしまいますが。

 

見る立場がちょっと違うだけで…
自分も,
その
「下」
のひとたちと,同じではないか。

 

 

…そう,考えると
やはり基本は大事になりますね。

 

 

今あらためて考えたい基本

 

 

私は,
親でもなければ,
会社員でもありません。

 

経営者ではありますが…
このようなブログを書く際,
自分の立場としては…
やはりマーケッターです。

 

 

マーケッターとして,
ご覧いただく方に,
少しでも気づきを提供するのが
このブログの役目。

 

 

…あらためて,
「わかっちゃいるつもりで,
わかっていないこと」
を…

 

「新ためて基本を伝える」

 

という立場から考えると…

 

 

やっぱり…
私自身が,
マーケッターとして,
まだまだだということです。

 

自分自身がもっと学んで
もっと実践して,
もっと理解を深めないと…
とは思うのですが。

 

今日はひとつだけ
当たり前で基本的な話をします。

 

「マーケティングに正解はない」

 

 

という話です。

 

つまり…
自分の頭で考えて判断する前に,
まずは,
顧客にしっかりと話を聞く。
質問をする。

 

 

それが,
あらためてマーケティングにおいて
必要だな…

 

 

私も含めて,
多くの人が,

 

「自分で考えようとしてしまう」

 

ひとつです。

 

改めて,

「わかっちゃいるつもりで,
 わかっていなかったなぁ」

と思うことがあったので,
その体験にあわせてお伝えしました。

 

 

こんな時代で,顧客と
直接コンタクトは取りづらいかもしれませんが。

 

だから,
周りの人はやらないでしょう。

 

つまり…
その面倒で億劫で
大変でやりづらい
「基本的なこと」
を,
あなただけがやったら…?

 

 

競合に差をつけるチャンスです。
健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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