こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

昨日は，
事業主としての
商品やサービスにおける
メインベネフィット…

 

例えば歯科医なら，
「そもそも，痛みを軽減，
取り除くこと」
という根本的なものを
提供するための
知識経験スキル。

 

その「高さ」だけでは
勝負できない，
まだキャリアの浅い人向けに，
どうすれば競合優位性を
確保できるか…という話をしました。

 

 

具体的には…
技術レベル的に，
大きな優劣がないなら…

 

 

「どうせならこの先生から
治療を受けたい」

 

 

と思ってもらえるような，
世界観を描くこと。

 

という話でした。

 

 

今日は…この世界観を
言語化し，描写する上で…
やってしまいがちなミスを，
本当に短くまとめます。

 

言われてみれば当たり前ですが，
これをやってしまうと，
世界観を描写し，言語化することは
できません。

 

新人…キャリアが浅い人…
でなくとも，世界観をしっかりと
言語化し，伝えることは大事です。

 

 

こんなミスをしてしまわないように，
以下，最後までお付き合いください。

 

 

 

世界観を言語化できない２つの壁

 

 

２つの壁…と言いつつ，
今日のテーマは１つだけ解説します。

 

というのも，
１つ目は，ある意味どうしょうもないもの
だからです。

 

つまり，
そもそも，発信できないし，
言葉にできるほどに煮詰まっていない…
ということです。

 

 

世界観なんて大仰な表現に
なってしまっていますが…
そこまで言語化するに至らないなら
どうすればいいのか。

 

 

他の人の世界観を見聞きしたり，
あるいは全く関係ない
映画や小説などに没頭したり…

 

または，
言語化することに長けた人に
手伝ってもらうことくらいでしょうか。

 

 

ある程度，
ステップを踏んで，
世界観を言語化していく流れの
ワークもありますが。

 

 

そういったワークを
ここで紹介しても，
そもそも表面化させるにあたっては，
どうしても「言葉」が必要です。

 

言葉を通して，
概念として伝えられる何かになります。

 

なので…
どうしても言語化できないなら…
できるようになるまで「待つ」しか
ないとも言えます。

 

つまり，
１つ目の壁は，
現状，如何ともし難い。

 

 

今日のテーマは２つ目。

 

 

まるで言語化できない…
とまでは言わないけど，
どうにもしっくりくる感じがしない。

 

「うまく」
言語化できない。

 

というもの。
この症状の根本的なミスは何なのか。

 

 

「完璧な世界観を描こうとすること」

 

 

です。

 

 

これをやろうとすると
ドツボにはまって，
世界観を描けなくなります。

 

 

心のそこからしっくりくる，
完璧に腹落ちするような世界観を
言語化し，描写できることは
本当に素晴らしいし，とても幸せなことです。

 

 

でも…
それはまず不可能です。

 

 

出来ている人もいるように
見えるかもしれませんが，
それは，そう見せているだけです。

 

 

私も，
「アップスタッツな人を
よりアップスタッツにしていく」
という基本コンセプト…

 

そしていつも最後に書いている，

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。

 

これも…
完璧に腑に落ちたものか…
と言えば，まだまだ発展途上です。
さらにブラッシュアップしていかなければならないでしょう。

 

 

つまり…
よい世界観を作るコツは…
完璧なものを目指さないことです。

 

 

裏返すと…

 

 

世界観とは進化成長するもの

 

 

現時点において，
拙い言語化表現だったとしても，
それを使っていれば…

 

しっくりこないものを
使い続けることで，
なぜしっくりこないのか，
どうすればより良くなるのか…

 

というのが少しずつ見えてくるようになります。

 

 

仮のものでいいから…
まずは，今の自分において
思い描く世界観をアウトプットする。

 

それを伝え続ける。
そのさきに，よりしっくりくるものが
見えてくることでしょう。

 

 

完璧なものを目指すと，
世界観が永久に完成しなくなります。

 

日々，よりよい
自分にとってのコンセプト，世界観を
追求していきたいですね。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ　飯山陽平