こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は，
あまりにも
当たり前で退屈で
つまらない話をします。

 

なぜなら…
「うまく行っていない時」
って，こういう
当たり前で退屈で
つまらない話
が不可欠だからです。

 

うまく行っていない時。
何かを改善したいとき。

 

まずは

「コレ」

を意識するのを
つい忘れてしまいます。
ぜひ気をつけてください。
私も，自ら気をつけるためにも，
今日，ここでお伝えます。

 

 

まずはこれから直すべし

 

 

年末から年明けに掛けて…
ずっと
「朝起きる！」
と息巻いていました。

 

習慣化するためにも
全力だ…
という話をしました。

＜参照＞
習慣化，ナメてませんか？

 

最近…
恥ずかしながら
うまく行かない日が続いています。

 

といっても，
朝，二度寝してしまう…
つい寝坊してしまう…
ということではありません。

 

が。

 

朝，起きられていないのです。

 

どういうことか。

 

 

屁理屈みたいな話ですけどね。
単に

「朝まで起きている」

という日が続いているのです。

 

 

つい…
なにかの作業をしていて，
気がついたら朝になっていた…
という日が続いており，
朝になってから寝ているのです。

 

では…
この状況，
どう立て直せばいいのでしょうか。

 

 

単に，時間の使いかた…
という当たり前ではありません。

 

もちろん，
それが間違っているわけでは
ないですが。

 

それが正解だったら，
あまりにも当たり前過ぎて
ネタになりませんよね。

 

まあ，私の用意した答えも
至極，当たり前ですが。

 

 

それは…

「１日の中でやるべきことを減らす」

です。

 

１日は２４時間です。
その２４時間の中で
「今日はここまでやる」
と決めたことをやろうと思って…

 

気がついたら，
終わらずに
「朝になっていた」
という事態なわけですね。

 

だから，
夜に寝られるくらいまでの
作業量に減らしましょう…
という当たり前です。

 

 

まずはコレをやめろ！

 

あるいは…
実際にそこまで作業量が
多いわけではない…
ということあれば。

 

それでも
何らかのことをしているから
「時間がはみ出す」
という現象が起きるわけですね。

 

予定外の，
何らかの行動に時間を
取られ過ぎている…
というのが原因です。

 

その
「何らかの行動」
を減らさなければ
ならないのです。

 

それはなにか。
突き止めてなくす。
減らす。
まずはここから取り組むのが
簡単でしょうね。

 

 

以上！
で今日の記事は終わりなのですが。

 

もう少し掘り下げていきます。

 

 

 

経営者・社長の仕事

 

 

…と言えば，
マーケティングです。

 

 

半年後，１年後，３年後…
の売上を上げるための
仕組みづくりが，
社長や経営者の仕事です。

 

 

その経営者が…

 

ずっと現場に出ていたら
「マーケティング」
はできるでしょうか。

現場の仕事。
とても大事です。
顧客への「納品行為」ですからね。

 

 

納品しなければ，
売上にはなりませんから。

 

 

あるいは…
経営者・社長が最前線で
「営業」
していたら，
どうでしょうか。

 

営業。
セールス。
表現の違いはあれど，
中身は同じ。
どちらも，
会社へ売上を直接的にもたらす，
極めて大事な仕事です。

 

どちらも大事だから…
「だったら
マーケティングは
やらなくていいのか」
という話にはなりませんよね。

 

とは言え…
社長・経営者に，

 

「経営者たるもの，
１日２時間は，
マーケティングに従事すべし」
と説いたところで
実行できません。

 

 

なぜか。
理由はシンプル。

 

２時間も
時間の
「空き」
がないからです。

 

 

では，
時間の空きがないなら
どうしたらいいのか。

 

「なにかを【引き算】して，
２時間を確保する」

 

という話ですね。

 

 

何かを入れるには…
すでに満杯ならば…
出さなければ
入れることはできません。

 

当たり前ですね。

 

 

 

理想と現実

 

「７つの習慣」
で有名な，
コヴィー博士。

 

彼は，
「大きな石から入れろ」
と言っていますね。

 

大事なものから
予定を組む。
…ということですね。

 

 

これは，
非常に大事な
「正論」
です。

 

 

そう，
「正論」
なのです。

 

 

 

人は，
必ずしも
「それが正しい」
とわかっていながら，
そのとおりにできるとは限らないのです。

 

そうですよね。

 

 

だから…
私がここでオススメしたいのは，
「引き算」
の発想です。

 

 

まずは，
何かを引き算する。

 

引き算して，
２時間を確保する。

 

その確保した２時間に
「マーケティング」
を突っ込む。

 

突っ込むことで

 

き　ち　ん　と　や　れ　ば

 

成果が出る。

成果が出てはじめて
「あ，マーケティングって
めっちゃ大事じゃない！？」
と実感する。

この段階で，
「大きな石から入れる」
を実践する…

 

 

という感じですね。

 

なぜなら，
「マーケティングって
超大事！」

 

と言われて，

 

 

「わかりました。
じゃあ，
スケジュールを全部白紙にして，
まず２時間マーケティングを
確保するところからはじめます」

 

なんてことには
ならないからです。

 

 

ひとこと言って，

「あ，わかりました。
そのとおりにします！！」

なんて，何から何まで
そのとおりにしてもらえる…
なんてことにはなりません。

 

例えば，
私のクライアントも…
今もなおずっと現場に出ています。

 

現場に出るな，
マーケティングをもっと！
と言ったところで，
現実問題，
現場に出ているわけですね。

 

ひとこと言って，
何から何まで変わるレベルになる。
そんな凄まじいカリスマ性…
一歩間違えたら，
「教祖様」
レベルのものになるわけです。

 

そんな不確定で曖昧なものを
求めるなら…
現実路線でできることを
探したほうがいい。

 

ということで，
「大きな石から」
というゼロベースに戻す発想
ではなく…
とりあえずの引き算という落とし所になります。

 

 

なので…
私も，今日はまだやることは
いっぱいありますが…

 

と言いつつ，
時計を見たら，
２３時１５分。

 

 

これ，全部やってたら
また朝になりそうですね。

 

まずは私が
引き算を徹底することから
はじめなければ
いけないでしょう。

 

 

いきなり足し算は，
うまく行かない。
まずは引き算してから
足し算をしければなりません。

 

 

１日は２４時間しか
ありませんから…

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社　飯山陽平