社長・経営者に必要な「書く能力」の正体

社長・経営者に必要な「書く能力」の正体

社長・経営者に必要な「書く能力」の正体
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日はコンテンツ制作に欠かせない,
「文章を作成する」
ということについて,
一つの考え方をお伝えします。

 

 

書き言葉と話し言葉の違いです。
これはどちらがいいのか,
ということですね。

 

 

結論はいたってシンプルなのですが,
今日はこの点について解説いたします。

 

 

コンテンツを,
クライアントや顧客,
見込み客に提供する立場にある方は,
最後までお付き合いください。

 

 

 

 

自分では気づかない技術

 

 

以前
私が国家資格で仕事をしていた時の事です。

 

時刻は
夕方16時半過ぎぐらい
だったでしょうか。

 

 

郵便局が閉まるのが17時ですので
それに合わせて,
書類を作成して…
10分前には事務所をでないと,
その日の集荷には間に合いません。

 

間に合わなければ…
車で40分ほど走った先の
24時間対応の郵便局まで
いかなければなりません。

 

 

ですので大体,
郵便局の締め切りを基準に
事務所の仕事は動いていました。

 

 

そんなある日。

 

ある手紙を作成して送る予定だったのですが
私はすっかり失念していました。

 

電話だと言った言わないの問題もあるので
本当に重要な内容はしっかりと書面にして
押印して送る…ということを
よくやっていました。

 

 

その手紙をその日に
書いて発送するはずが…
それを作成するのを忘れていたのです。

 

 

それを思い出したのが
だいたい16時半を
少し回ったぐらいだったでしょうか。

 

 

時計を見て

 

あ…

 

…と思い出して慌てて書き始めました。

 

 

A 4サイズ2枚ほどの
お客様への連絡文書作成です。

 

 

それから印刷して
読み直して
少し手直しをして
また印刷して押印。

 

 

あらかじめ事務員に指示して
宛名書きしておいてもらった封筒に入れて
封緘印を押し切手を貼り…

 

郵便局に行く事務員に手渡しました。
だいたい16時48分ぐらいだったでしょうか。
ギリギリ出発前です。

 

 

時計を見て思わず私の口から

 

「セーフ…」

 

…などと言葉が漏れたわけですが。
その様子を見ていた他の事務員は
あ然としていました。

 

「よくそんな早くにその内容を書けますね」

 

…といわれて,

 

「え?」

 

…と思ったのは
よく覚えています。

 

A 4用紙2枚ほどですので
ちょっとした文章量になるのですが。
それをほぼノータイムで
ひたすらキーボードを叩き続け…
それで文章として成立しているわけです。

 

 

事務員からはとても驚かれたのですが
私にしてみたら
なぜそれが驚かれるのが
よく分かっていませんでした。

 

 

ただ…
それからいろいろあって
結局自分の考えを文章としてまとめて
言語化…文字化するということは
誰にとっても
「簡単にできるとは限らない」
ことを理解したのです

 

 

 

別に特別な能力ではないのですが…
逆に言えば特別ではないのですから
相応に鍛えないとできるようになる
わけでもないということですね。

 

 

私はたまたま書くことに対して
適性がそこそこ高かったら
鍛える量がそれなりでも
これくらいはできたのですが。

 

 

適性がまずます…という方は,
その修練をしっかり積まないと
なかなか難しいということでしょう。

 

そして事務員は
そこまでのことができなかったり
あるいはやるにあたっても
この10分少々の時間で完了させることは
できなくて…

 

だからこそ私の様子を見て
驚いていたということだったのですね。

 

 

 

ですが
これはあくまでも
書くということに関してです。

 

 

残念ながら
私は話すということに関しては
それほど高い適性を持っているわけではありません。

 

むしろ,かなり低い…と言ったら,
言いすぎかもしれません。
そもそもマイナスの領域でしょうから。

 

 

最近特に実感します。

 

 

なぜなら今こうして
マイクに向かって話をして
音声入力しているからです。

 

たまたま
肘の怪我ということを通して
文字で書くというよりは
話し言葉を文字に変換するということを
ここ3週間ほど体験してきました。

 

 

やはり思うのは
自分を話すことには向いてないし
まだまだ努力が足りていないなという実感です。

 

まあ…
それは7年10ヶ月ぐらい
毎日「書き続けてきた」から…
どうしても
書く方に自分の適性が
偏ってしまってるのは
仕方がないことでしょう。

 

 

それを踏まえて
今日お伝えしたいことは…

 

書くのは大事ですが
それ以上に話すことは
もっと大事だということです。

 

 

コンテンツは何のためにあるのか

例えば
メルマガあるいはブログというメディアがあります。

 

最近は比較的容易に
動画配信をするということも
できるようになりました。

 

SNS というものも台頭して相応の年月が経ちます。

 

 

では
これらのものは
何のためにやるのでしょうか。

 

 

コミュニケーションです。
コミュニケーションのためにあるのです。

 

会って直接会話をして
コミュニケーション…
の代替手段ですね。

 

 

よく言うのが効果と効率の話。

一番効果的なものは直接会って話すこと。
これ以上の効果的な
コミュニケーションはないでしょう。

 

 

ですが
必ずしもそれが常にできるわけでありません。

 

 

これが効果と効率というものです。

 

効率を考えた場合に
一番効果的なものを実行できるとは
限らないということですね。

 

 

ですから例えば DM というものが
発送されたりとか
あるいは
メルマガブログとメディアが発生したりとか
ということになります。

 

 

ですがこれはあくまでも
顧客とのコミュニケーションをするために
生まれた手段だということです。

 

 

 

もちろんセールスもそうですね
セールスレターなども
お客さんに対して直接目の前で話をして
セールスする以上の成約率を出せる
セールスレターというものは
まず存在しないでしょう。

 

ですが必ずしもすべての
お客様に対して
一対一で話してセールスすることが
できるわけでありません。

 

だからこそ
ネット上の販売ページ
というものがあるということですね。

 

 

…ということを考えると
本来お客様との
コミュニケーションにおいて
目の前にいる人に話をする

…という前提が必要になっていきます。
そう考えると
書き言葉よりは
話し言葉の方が効果的なのです。

 

 

顧客に何をどう伝えるか

 

 

ちょうど
あるクライアントに対して
このマイクの音声入力という話をしました。

 

クライアントさんが
自社のお客様に対して伝えたいことを
PDF コンテンツにしよう
という話があったので…

 

せっかくだったら
話し言葉で仕上げてみてはどうでしょうか
という提案です。

 

 

特にクライアント本人ではなく
そのプロジェクトの中軸を担う
社員さんが
実行するにのです。

 

ならば
その社員さんに作成してもらっては
どうでしょうか…
特に話をしてもらって
それを文字入力にして
コンテンツに仕上げた方が
良いものができるかも
しれません…

 

…なんて話をしました。

 

 

日頃あまり意識することのない
話し言葉と書き言葉ですが
そもそもそれは何のためにあるのだろうか
ということは忘れてはいけません。

 

 

もちろん
話し言葉の方が効果的でしょう。

 

ですが
書き言葉であっても話し言葉であっても
結局は伝えるべき相手に対して
何かを伝えるという目的は
忘れてはいけないように心がけたいものです。

 

 

最後に。

 

 

最近はテレワークだからこそ
書く能力が重要だという風潮があります。

 

 

確かにそれはその通りでしょう。

 

 

ですがそれは
良き社員
良きサラリーマン
良き管理職として
報連相をするために
必要なスキルだからです。

 

 

私たちは社長・経営者であって
その仕事はマーケティングです。

 

 

マーケッターとして
顧客に何を伝えるべきか
ということが大事になります。

 

 

そのためには
適切な報告文書を書く能力よりも
伝えることをしっかり伝えるという
能力を鍛えることが大事になってくるのです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

アップスタッツ合同会社のブログを
メールで受け取りませんか?

ブログ記事の内容を,メルマガで配信いたします。

 

ブログ記事内容とは別に,
メルマガ読者限定コンテンツの
配信もあります。

 

毎朝午前5時に,ブログ記事をメルマガ配信。

午後5時過ぎに,
メルマガ読者限定記事を配信いたします。

 

特に,ブログでは公開しづらいノウハウなどは,
メルマガ限定でご案内いたします。

 

今すぐ下記フォームよりご登録ください。

メールアドレス *
お名前 *
全角文字で入力してください。

 

ブログに感想やコメントをいただけませんか?

ブログの感想,意見,あるいは,
こんな記事を読みたい,
「○×について,どう思いますか?」
といった質問やリクエストなどを,
お気軽にお寄せください。

 

コメントの方法は2つ。

1つは,このページ一番下の投稿フォームにコメントしていただくこと。
もうひとつが,コメント投稿フォームに入力いただくこと。

 

いただいたコメントを元に,
今後の記事執筆に反映させていきます。
「よくわからなかった」「おもしろかった」「むずかしかった」「参考になった」
など,一言でもいいので,お気軽にコメント,お待ちしております。
※コメントの際にメールアドレスを記入いただいた方は,
メルマガ登録させていただきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください