こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は,
キャッチコピーの話をします。
海外だと,
ヘッドライン(見出し)と表現するのが
一般的ですが…
日本国内ではキャッチコピーと
表現することが多いので,
ここではキャッチコピーですね。
主に,
広告などで使われるものです。
あらためて
キャッチコピーの目的や役割と,
その表裏について解説していきます。
どうも広告の反応がイマイチ…
なんて方は,改善できる要素が
見つかるかもしれません。
最後までお付き合いください。
キャッチコピーの目的と役割
主に広告を前提として
話をしていくことになりますが。
では,広告におけるキャッチコピーの
目的と役割とは何でしょうか。
注意を引いて,広告本文に
顧客の意識を誘導することです。
セールスレターだったら,
本文1行目に注意を持ってもっていかせること
ですね。
つまり,
キャッチコピーは
「売ること」
そのものは目的ではないのです。
キャッチコピーに売り込みの内容を
入れなければならない…
と思いこんでいる方も
たまにいらっしゃるようですが。
また…
いわゆるイメージ広告
(販売を目的とする広告ではなく,
ブランドイメージアップなどを
目的とした広告)
は今日の内容には含まれません。
あんなのは…
広告代理店に貢ぐだけのものですからね。
では,本文に注意を引くために,
キャッチコピーはどんな内容に
すればいいのでしょうか。
それが,今日のタイトルである
表と裏の話です。
表と裏
表は正攻法
くらいのイメージでしょうか。
今日のこの記事のタイトルを
キャッチコピーとした場合。
これがまさに表の部分ですね。
その商品やサービス…
この記事だったら
マーケティングやセールスコピー。
そういったものを
「直接」
扱っているキャッチコピーとなります。
例えば…
友達を増やして影響力のある人間になる方法
なんてキャッチコピーが
あったとします。
これ…
古典的著作
デール・カーネギーの
「人を動かす」
のことです。
原題は
How to Win Friends and Influence People
ですね。
これは書籍のタイトルですが,
直接書籍で扱うテーマの内容を
書いているキャッチコピーの例です。
他には…
明日ウェブページのアクセスがゼロになったらどうしますか?
これはウェブマーケティング関連にコピーの例です。
これも,読んだだけで
ウェブマーケティングの話だと
すぐにわかりますね。
これが表の話…すなわち,
正攻法の話です。
では,裏…
ここでは「搦め手」とでも
表現しておきましょうか。
直接ではなく
間接的に…
あるいはまったくその内容に触れていないものも
あります。
有名な例では
「ピアノコピー」
ですね。
私がピアノの前に座るとみんなが笑った
でも弾き始めると…?
マーケティングをかじったことがある方なら
誰でも知っている有名な
キャッチコピーですが。
これ,
何のコピーだか
ご存知ではない方も
いらっしゃるようです。
ピアノのレッスンの通信講座の
資料請求をもらうための広告コピーです。
このキャッチコピーでは,
ピアノ関連だとはわかりますが
これだけだと
ピアノのレッスンの通信講座の
案内だとはわからないですね。
これを…
ここでは裏とか搦め手…
という考え方になります。
別の例だと…
あなたはこんな言葉遣いの間違いをしていませんか?
これも一部では非常に有名なキャッチコピーですね。
言葉に関連する内容に関連する
内容だとはわかりますが,
これだけだと何を売るための
キャッチコピーだかはわかりませんね。
いつか,会社を辞めたいあなたへ
これは…
なんとなく,起業系か副業系の関連商材を
売り込んできそうな雰囲気はありますが…
雰囲気なだけです。
何を売ろうとしているのかはわかりませんね。
これが更に進むと…
完全に,何を売ろうとしているのか
さっぱりわからないものがあります。
例えば
資格を剥奪された弁護士の告白
…というキャッチコピー。
これは秘密を知ってそう…
ということで注意を引くキャッチコピーの
例なのですが。
これ…
何を案内しようとしているのか,
さっぱりわかりませんね。
私も,知りません。
別の例では…
私が昨日書いたブログ記事。
浦安ネズミの国,なんて書いてますが。
これも,マーケティングの内容…
ここでは価値についてですね。
…のテーマについて書いた記事です。
これが,
裏のキャッチコピーです。
表と裏の使い分け
表と裏,
どちらが反応が取れるのか…
と言えば…基本的に裏となりますが。
ここでは使い分けのほうが大事です。
例えば…
新型iPhoneの販売について,
プロモーションをする場合。
裏のキャッチコピーで…
「燃えない電池パック採用秘話」
みたいな話をするよりは…
「新型iPhone登場!」
のほうが,
おそらく注意を引けるでしょう。
裏は…
表では通用しない時に使うものです。
表では通用しない場合とは…
主に,
新規顧客獲得
競合の影響が大きい場合
などがが多くなります。
つまり,
既存客にリピート販売する場合に,
あまりに奇を衒うようなものよりは,
シンプルかつストレート,
表のメッセージのほうが効果的な場合も
多々あります。
一方…
新規顧客獲得等の場合。
周りに注意を引くものが多すぎて,
表のメッセージでは
埋没してしまいます。
それでは注意を引くことができないのです。
だから,変化球が必要になってくるのです。
より反応率をあげたい。
経営者なら誰もが思うことでしょう。
そのためには
より良いキャッチコピー…
というものはとても大事ですが。
ただ…
それも時と場合によるということですね。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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