こんにちは。
アップスタッツの飯山です。
今日は，
キャッチコピーがなくても
…キャッチコピーに限らず，
いわゆるセールスコピーがなくても
売れる商品について
考えていきます。
考えていきますが…
結論としては，
そんなものを扱ってはいけない。
コレに尽きます。
以下，最後までお付き合いください。
コピーがなくても売れる商品
ちょっと想像してみてください。
コピーが一切なくても
売れる商品とは，
どんなものでしょうか。
次。
そうですね…
例えば，
Appleの，iPhone。
iPhoneを想像してみてください。
Appleのウェブサイトを
まだ見たことがなければ，
なにかの機会に，
ご覧いただきたいものです。
とても
良いコピーが
たくさんありますから。
…つまり，
時価総額世界ナンバーワンと
言われた，Apple。
そのAppleの代表的な商品である，
iPhone。
そのiPhoneですら，
がっつりとセールスコピーを
展開しているのです。
それを踏まえて，
キャッチコピーを含めた
セールスコピーがなくても
売れる商品の正体とは
何でしょうか。
扱ってはいけない商品
それは，
コモディティ化した
商品です。
コモディティ化とは，
大量生産され，
大量消費される，
個性も付加価値も，特別な何かも
何も存在しないものです。
わかりやすいのは
トイレットペーパーとか
ティッシュペーパーでしょう。
鼻をかむときの
ティッシュペーパーに，
こだわりもなにも
あったものではありません。
もちろん，
「鼻セレブ」
みたいな，
高級商品もありますが，
あれはあれでまた別もの。
あれは
コモディティ化した商品とは
言えません。
話を戻します。
コモディティ化した商品は，
個性も付加価値もありません。
ある程度の品質であり…
その程度のもので，
特にセールスコピーなど
なくても，売れます。
ティッシュペーパーに，
がっつりとしたセールスコピーとか
どれだけ見たことがあるでしょうか。
つまり，
売り込みがなくても売れる
つまり，売り込みするほどの
情報提供をしなくても売れる程度の
ものでしかないということです。
そして，
売れる理由は…
欲求に基づいて売るのではなく，
必要だから…ニーズに基づいて
売るからです。
トイレットペーパーを買う時は，
ほしいから買う…
という人はほとんどいないでしょう。
無くなりそうだから，
補充する。
…という買い方では
ないでしょうか。
これが，
コモディティ化した商品です。
そして…
私たちは，
コモディティ化した商品を
扱ってはいけないのです。
コモディティ化させてはいけない
なぜなら…
コモディティ化した商品の
「売れる決め手」
は，価格だからです。
安くてなんぼ…の，
安売り合戦で戦って，
生き残って勝ち抜いていける。
そんな体力のある会社って
どれだけ存在するのでしょうか。
大企業のように，
様々なリソースを持っている会社が，
いろんな業務効率の上に，
利益を捻出しているのです。
そういったリソースがない会社が
安売り合戦に参入しても，
散っているだけです。
何よりも，
自社商品が
「価格だけでしか判断されない」
中で，いかに安く…
そして利益を確保するために
経費を切り詰めて切り詰めて切り詰めていく。
それって，
やりがい，あるでしょうか。
これが，
コモディティ化した
商品を売っていく，ということです。
私達のような中小零細企業，
個人経営の事業で
やることではありません。
私たちは，
いかに高価格，高付加価値なものを
売っていくか，
そこしか生きる道はないのです。
そして…
ろくにセールスコピーなどで
きちんと価値を伝えることをしない，
ということは…
自社製品を，
もやし1袋28円
…みたいな扱いと
同列にするようなものです
しかも，
高価格ですから…
その高価格に見合うだけの
価値がある，ということを
伝えなければ，売れません。
自社の思い，理念の結晶である，
商品を，コモディティ化させて
投げ売りするような状況は
避けたいところです。
価値を伝える活動。
そのスキルとして…
セールスコピーライティングは
大事だ，という話でした。
あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平
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