品質の違いを感じさせる素材や技術以外の要素

品質の違いを感じさせる素材や技術以外の要素

品質の違いを感じさせる素材や技術以外の要素
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は,
商品やサービスの価値に差をつける
品質以外の要素について
考えていきます。

 

 

言われてみれば…
という感じで,
ごく当然に感じることでしょう。

 

 

話のオチとしては,

 

 

忘れないようにしましょう…
程度の話ですね。

 

 

 

再びラーメンショップ

 

 

 

先日,
ラーメンショップに行った話を
書きました。

 

 

ラーメンショップは,
全国展開するフランチャイズの
ラーメン店。

 

 

ただ,
味やメニューなどは,
店舗の独自路線でもかまわないので…

 

「ライバルは系列店」

 

などと言われることもある,
そんなラーメン店です。

 

 

昔,
よく訪れていて…
久々に思い出して行きたくなったので,
行った…という話でした。

 

<参照>

 

 

 

 

それから1ヶ月も経っていないのですが,
何かまた,食べたくなったので…
行くことにしました。

 

 

先日は,
土曜の昼時にぶち当たってしまい,
30分以上待つ羽目になりましたので…

 

 

今度は,思い立ったが吉日。

 

午前中の…
昼にしてはかなり早目の時間に
訪れました。

 

 

調べてみたところ,
自宅から現実的に行ける距離圏で
もう1件あったので…
今度はそちらの店です。

 

 

幸い,
ピーク前だったので
まだ店内はガラガラ。

 

 

私が店内に入って,
食券を渡した直後に…
わっさわっさと,客が入ってきて,
ギリギリのタイミングでした。

 

 

案内された席は,
カウンターに背を向ける場所だったので,
厨房の様子は見えません。

 

 

 

前回とまったく同じ,
ネギラーメンを注文。

 

 

出てきたラーメンを
食べながら,いろいろと
思考することになりました。

 

 

ラーメンの品質の正体

 

 

では,
ラーメンの品質は
何になるでしょうか。

 

 

基本的に,味…ですよね。

 

 

なので,
今回出てきた,
ラーメンを食べながら…

 

同じラーメンショップで…
先日の店と何がどう違うのか。

 

 

上述の通り,
独自路線を出すことができる
フランチャイズなので…
まったくもって同じ…とは
限りません。

 

 

けれど…
今回訪れた店も,
前回訪れた店も,
特に「独自路線を走る」感じではなく,
ラーメンショップ本来の味を
出そうとしているようでした。

 

でも…
食べてみて

 

「…ん?」

と感じるのです。

 

少し…麺が水っぽい…
ヌメッとした感じがします。

 

 

おそらく,
麺を茹でた後の湯切りの
差なのでしょう。

 

 

平ざるを使って
しっかり湯切りすれば
ヌメッとした感じも取れるし,
麺を茹でたお湯が
スープに入って,味が薄まることも
ありません。

 

 

今回は,
カウンターに背を向ける席だったので,
どれだけ湯切りをしていたのか。

 

てぼざるなのか,
平ざるを使っているのかも
わかりません。

 

 

てぼざるは…
取手の付いた,
深いザルですね。

 

 

使いやすい反面,
湯切りが難しい。

 

 

ひらざるは,
湯切りをしっかりできる反面…
平ざるですから…
下手をしたら,
麺をこぼしてしまう可能性もあります。

 

 

ただ…
明らかに,
前回訪れたラーメンショップは,
目の前で,
平ざるを使って
湯切りしていました。

 

 

要するに,
今回のラーメンショップより
前回のラーメンショップのほうが
おいしかった。

 

…と言うだけの話です。

 

 

が,
そこでいろいろと考えます。

 

前回は…
20年以上食べてなかった
ラーメンショップの味です。

 

今回は
前回から一ヶ月も経っていない。

 

この違いは
「味」に対する印象を大きく
変えるのではないか。

 

 

…などとも考えるわけです。

 

 

ただ,
現に,湯切り不足の時に
よく起きる,
少しヌメった水っぽい
感じがするので…

 

 

次にラーメンショップに行くなら,
前回行った店でしょう。

 

 

もう1回。
前回の店に行けば,
「思い出補正」のない味になるので,
今回の味とくらべてどちらが旨いのかが
わかることでしょう。

 

 

別に
「食レポ」
を書きたいわけではありません。

 

 

味に変化を加える,
品質以外の要素とは何か。

 

 

今回,
味の違いは,
おそらく湯切りの差だと
思われます。
繰り返しますが,厨房に背を向けていたので
よくわかりませんから,
あくまでも推測です。

 

 

ただ,
今日,ここでお伝えしたいのは…

 

ラーメンの味比べなど,
至難の業だということです。

 

 

本当に味比べをするなら,

 

2つのラーメン丼を並べて,
その場で順番に食べる…しかできないでしょう。

 

 

ラーメンの評論家や,
料理人なら,違う日に食べた
別の味と比べてなにがどう違うのか,
的確に判断できるかもしれませんが。

 

 

私は料理人ではないので,
あくまでも,これまでの知識と経験から,
「湯切りの差じゃないかなぁ…」
くらいしかわかりません。

 

 

なによりも…

 

A店のラーメンと
B店のラーメンを
2つ並べて,食べ比べする。

 

…なんて状況は,
現実にはまず起きないのです。

 

 

なら…
目の前の一杯に
「腕の限りを尽くす」

 

…という前提の上で…
違う要素を探さなければなりません。

 

今回だったら,
平ざるをつかって,
しっかり湯切りしている様子を
顧客に見せる…というのも
手かもしれませんね。

 

 

見事な手付きで
湯切りをする様子は
パフォーマンスとして
見せる店もありますが。

 

 

それも一つの手ですが…

 

ただ,
パフォーマンスよりも,
「しっかり湯切りしているから,
味が薄まったりヌメることはない」
というアピールのほうが大事な気がします。

 

 

もう一度お伝えします。

 

丼を2つならべて,
味比べ…なんてできません。

 

だから…
違う要素で,
味に差があることを
アピールするのは大事なことです。

 

 

最後に,蛇足。
今回は,女性の店員の接客でした。

 

ラーメンは…
個人的には,
男性の,渋くて低い声で

 

「らっしゃい!」

 

…みたいな感じだと
ああ,ラーメン屋に来たんだな…
見たな感じで,
ワクワクしますね。

 

 

店主は男性なのですから,
店員は女性だったとしても,
店主が大きい声で…
「らっしゃい!」
と言えば…また違う印象だったかもしれませんが。

 

 

その点でも,ちょっと残念です。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

 

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