こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は…
言い訳ばかりしている人が
成功するにはどうしたらいいのか，
という「思考実験」です。
そう，思考実験です。
結論としては，
「言い訳ばかり言っている人は
成功できるはずはない」
です。
…でも，これって
いろんなセミナーや
ビジネス書で言われ続けていることですよね。
なので…
ひねくれ者の私は，
「逆張り」
で思考実験をします。
言い訳ばかりしている人でも
この状況になれば，成功できるはずです。
…ということで，次のキーワード
「プラス思考」
「積極的」
「より良い仕事」
「より良い環境」
などといった考え方に
つい反発してしまう人のための
記事となりました。
見に覚えのある方は
最後までご覧ください。
言い訳ばかり言う２つの理由
あれこれ，言い訳ばかり言う人は…
なぜ言い訳ばかり言っているのでしょうか。
理由は２つ。
１つは…
そもそも自分が言い訳を
言っていることにすら気付いていないのです。
有名な言い訳として…
「はい，言い訳しません！」
と言う人がいますが。
「言い訳しません」
という言い訳を言っていることに
自分自身が気付いていないのです。
もし気付いていたら，
「言い訳しません」
なんて釈明はするはずがないですからね。
もうひとつの…そして実質的な理由として，
「結果に責任を取りたくない」
のでしょう。
例えば，
「DMを送りましょう」
と提案した時に，
「でも…」
とやらない理由を探し続けて
言い訳ばかりしている。
これは，チラシ代やチラシ制作の手間を
無駄にしたくない，
無駄にするという結果に
責任を取りたくないからでしょう。
言い訳しない領域はどこか
では…
この「言い訳ばかり言っている人」は
本当にありとあらゆる
すべての物事・領域について，
言い訳を言い続けているのでしょうか。
例えば…
コツコツと小さな努力を積み重ねることが
好きではない…という前提で
言い訳ばかり言う人がいるとします。
「もっとコツコツと努力したほうが良いよ」
と言われても，
「性に合ってないし…」
などと適当な言い訳を言う人です。
では…これは本当なのでしょうか。
実は，こんな人に限って，
TVゲームなどでコツコツコツコツと
地道にレベル上げをし続ける人だったり
します。
あるいは…
こんな人に限って，
「楽に早く効果的にレベル上げするために
どうしたらいいのか」
を真剣に考えて実行したりします。
もちろん，
ゲームの世界ですから，
ちょっとくらい失敗したところで
現実に何一つ痛手を被ることはありません。
だからこそ
自由に行動できるのでしょうが…
マイナスのベクトルな人
実は…
世の中には，
「プラス」
を目指すことそのものよりも，
「マイナス」
を避ける人がいます。
例えば…
私。
大手電機メーカーに勤める
父の背中を見て…
１０代の頃から，
「サラリーマンになるくらいなら
死んだほうがマシだ」
と自分に言い聞かせてきました。
＜参照＞
もし…
当時の私に，
「起業して成功するために
どうしたらいいのか」
といった考え方を伝えようとしても，
「興味ない」
と突っぱねるか…
「起業して成功するなんて，
そんな才能，私にはないですよ」
と言い訳して終わったことでしょう。
では…
当時の私に，
「サラリーマンにならずに，
自活していくための考え方が
ありますが興味ありますか？」
と聞かれたら，間違いなく
食いついたでしょう。
…とりあえず，大学生協内の
資格の予備校のパンフレットにある
「独立開業」
の文字に踊らされましたから。
ですが…
資格を取るにしても，
「資格を取って儲ける」
「資格で成功する」
というコンセプトだったら，
私は全く反応しなかったでしょう。
「独立開業」
つまり，誰かに雇われずに済むには
どうしたらいいのか。
これだけを考えていましたからね。
言い訳する余裕すらない状況
平成１３年の春。
私は大学を卒業しました。
晴れて「無職」となりました。
コンビニバイトも辞めたので，
完全に無職です。
ある瞬間に，
「スイッチ」
が入ったのはよく覚えています。
「もし…今年の試験に合格できなかったら
就職（＝サラリーマンになる）しかない」
このことに気付いた瞬間から，
「落ちたときの言い訳」
とか，頭からスコンと抜けました。
それまでは１日８時間くらい勉強していましたが。
スイッチが入ってから，
毎日少なくとも１３時間くらい勉強するように
なりました。
今思えば…
「本当に避けたい結果を避けるには
言い訳なんてしている場合じゃない」
ということがよくわかります。
言い訳ばかりの人が成功する道
…ということは，
言い訳ばかり言っている人は
どうすれば成功できるのか。
その人に対して徹底的に質問して，
人生の中で
「これだけは絶対に嫌だ」
「そうなってしまうなら死んだほうがマシだ」
と思う領域を見つけます。
そして…
「現状維持」
だと，そのような最悪の結果になるということを
徹底的にリアリティ込めて伝えます。
すると…
言い訳どころではなくなるので，
その人は，
「その最悪な事態を避ける」
ために，どんどん行動するようになります。
結果的に，
「成功」
と呼んでも差し支えない状況に
なるかもしれません。
以上，思考実験でした。
ここまでご覧になった，
聡明なあなたは気がついたでしょう。
途中から，前提条件が崩れています。
そう…
「言い訳ばかり言っている人が成功する」
にはどうしたらいいのか，
ということでした。
ですが…
途中から，
「言い訳することすらできない状況に
叩き込む」
ことで，言い訳を封じます。
ですのでその時点で
「言い訳ばかり言っている人」
ではなく，
「言い訳ばかり言っていた人」
なのです。
命のバケツはいつ尽きるかわからない
私の師匠，張替さんの著書
「自分を動かす習慣」
に，「命のバケツ」という考え方があります。
バケツの中の水は時間。
時間＝命
です。
上記の考え方では，
「言い訳ばかり言っている人でも
言い訳を封じる環境に身を置くことで
成功への道を歩き始める」
というものです。
…が。
その成功への道を歩き始めた
翌日に，バケツの水が尽きたとしたら…？
あるいは，歩き始めた時点で８０歳を
過ぎていたとしたら…？
「人生，いつでも再スタート」
という人がいますが。
それって，若いうちから行動しなかった人が
今からがんばるための
「言い訳」
にしか過ぎないわけですね。
私も…
１０代の頃から
２０代の頃から
３０代の頃から
もっと頑張っていれば…
とはよく思います。
でも４０代からでも頑張ればいい…
これって，若い頃に頑張らなかった言い訳です。
だからといって，今頑張らない理由にもなりませんが。
確実なのは，
今この瞬間も…
人生の残り時間は短くなっていくということです。
個人的に，
マイナスのベクトルの生き方は
全く問題ありません。
私がそうですからね。
むしろ，
「嫌なものを避けるために
全力を尽くす生き方」
なんて聞くと，心躍ります。
ですが…
「ちょっとくらい嫌なら
我慢できてしまう」
状況において，
言い訳をして「我慢」してしまうのは
問題です。
言い訳してしまうと…
行動力が落ちる…
というのはよく言われていることです。
ですが…
個人的に問題点だと感じるのは，
言い訳することで
「スッキリしてしまう」
ことで，
「現状の不満足に我慢できてしまう」
ことです。
嫌なものを言い訳して
「我慢」してしまうことなく，
徹底的に行動して，
その嫌なものを避けて
望む未来にたどり着ける自分で
ありたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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