あの青い空をもう一度取り戻せ

あの青い空をもう一度取り戻せ

あの青い空をもう一度取り戻せ
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
正月なので,好き放題書きます。

 

まあ,いつも好き放題書いているように
見えるかもしれませんが。
一応は考えて書いているつもりです。

 

 

一応…

 

 

でも,今日は本当に好き放題書きます。

 

 

だから…
途中で非常におぞましい描写が
あります。

 

 

さて前置きはこれくらいにして。

 

あなたは,
人生において,
本当に欲しくて欲しくて
欲しくて欲しくて欲しくて
たまらない。

 

 

喉から手が出る…なんて表現は
生ぬるい。

 

自分の全身全霊込めて…
ありとあらゆる全てのものを
懸けて…

 

 

これを手に入れなければ,
この生涯は何一つ意味がない…
と思ってしまうくらいに欲しいもの。

 

 

それを掴みにいった
体験はあるでしょうか。

 

私の…その時の体験の象徴。
それが「あの青空」なのです。

 

 

【閲覧注意】見て見ぬ振りをした代償

 

 

私がまだ20代前半ころでしょうか。
埼玉県の実家にいた時のことです。

 

ある晩,布団に入って
眠りにつこうとしました。

 

部屋の中で,
なにか
「カサカサ」
音がしています。

 

そのまま寝ました。

 

その代償は…

 

自分の二の腕の上を
ゴ○ブリが歩いている,
という体験を手に入れました。

 

 

カサカサ音がした時点で,
違和感に気付いたのだから,
見て見ぬ振りをせずに
原因を突き止めればよかったのです。

 

まあ,音的に原因は
突き止めるまでもありません。

 

 

当時,ハムスターは
飼っていませんでしたからね。
脱走して部屋の中を散歩している…
なんてことはありえません。

 

だったら,
散らかった部屋でカサカサと
音を出せるだけの質量を持った
なにか…といえば,
あの黒い悪魔くらいしか
いないわけですね。

 

睡眠モードに入って,
寝ぼけた頭でも,

 

「あ,いる」

 

ということはわかったのです。

 

 

でも,見て見ぬ振りをした結果,
代償を払う羽目になりました。

 

 

 

知ってしまった「何か」

 

 

私が個人事業主として
独立した頃なので…
15~6年くらい
前の頃でしょうか。

 

ガッツリと自己啓発に
ハマっていました。

 

その時も,特別なセラピーを受けに
ある湖畔のロッジまで行きました。

 

数日の泊りがけのワーク
だったのですが。

 

そこで親しくなった
セラピストと
懇親会で飲んでいた時の話です。

 

彼女は私に

 

「あなたがこのワークに
来るとは思わなかったよ,
よく来たね」

 

当時は士業として,
叩けば音が出るくらいに
硬い私です。
口から出る言葉は,
理論に屁理屈ばかり。

 

私の歩く姿は…
口さがない友人曰く,
「妖怪」
だそうです。

 

 

それほどに不気味な存在
だったのでしょう。

 

そう見える私が,
メンタル系のセラピーを受けに
寒い湖畔まで行ったのです。
よほど意外だったのでしょうね。

 

私は…

 

「自分の心の中に問題がある,
とわかっていて,
何とかせずにはいられなかった」

 

と答えたところ…

 

「ああ,君もついに,
【知っちゃった】のねぇ」

 

とニヤニヤ笑いながら
言っていました。

 

「知らないままだったら,
何もしなくても済んだけどね。
知っちゃったら,
もうどうにかせずにはいられないよね」

 

 

 

心のなかに巣食うゴキブ○

 

前から,
気付いてはいたのです。
私は右に進みたいと思っていても,
反射的に左に進んでしまう自分。

 

つい,
不合理だと「頭」で
わかっていても
それをやってしまう自分。

 

 

「いかに自律的に生きるか」
などと本やセラピーで言われても,
結局はそれに気付くのは
反射的に動いた「後」の話です。

 

 

いつも,
「後」になって気付くのです。
そして人を傷つけ,
人を傷つけた自分にショックを受け,

 

この,心のなかに巣食う,
私を思い通りにさせない
悪魔のような存在を憎むだけ。
でも,手も足も出ない。

 

これをなんとかしたい。

 

セラピストに

「気付いちゃったんだねぇ」

と揶揄されながらもセラピーに
通い続け…

「軽減」

しました。

 

 

そう,ゴ○ブリと同じ。

 

 

奴らは
回避率が高いから,
スリッパで叩いても
当たらない。

 

 

殺虫剤で狙っても
動きが鈍くなるだけ。
すぐにまた復活します。

 

なによりも恐ろしいのが
「一匹見たら三〇匹」
です。

 

 

倒しても倒しても,
なお本棚の後ろでうごめいている

 

自律的に生きられない。
自分自身をコントロールすることができない。

 

 

対ゴ○ブリ戦線は絶望的。

 

 

自己啓発に精を出す私を見て
古くから付き合いのある友人は,

「まだそんなことやってるの?
年取ったらなんとかなるし
さっさと諦めなさいよ」

なんて言われて…

「諦めてたまるか!」

と思いつつも,
でもどうしたらいいかわからない。

 

 

事実上,
諦めざるを得ない状況。

 

 

知らなかったら,
失意と絶望,
諦めの中で死んでいけたのでしょう。

 

 

 

ある日。
知ってしまったのです。
心のなかに
「バル○ンを炊く方法」
を,です。

 

 

え?
奴ら,死なないでしょ。
死んだってすぐ復活するし,
勝手に増えていくし。

 

 

消せないでしょ。
これまで散々やってきたからよく知ってる。
ん?
そのやり方はニセモノ?
消えるの?
これ,本当に消えるの?

 

 

あの衝撃は…どう表現したら
いいのでしょうね。

 

 

 

そこから
私の戦いが始まりました。

 

時間と空間(距離)とお金。
様々な困難,障害が立ちはだかりました。

 

「完全にスイッチが入った私」
は,それらの障害をことごとく
蹴散らして行きました。

 

例えば,
「300万掛かる…」
と言われて…

※1時間2万円のセラピー×150時間

 

 

そんな金,あるわけ無いだろ!
…とキレてブツブツ言いながら

 

翌日には300万,耳を揃えて
用意する。

 

 

お金はまだマシです。

場所は北海道ではなく,東京。

 

吹雪の中,
何度スリップしてヒヤヒヤしながら
空港に向かったことやら…

 

 

それだけでなく…
士業の代表が事務所を離れるのですから,
さまざまな仕事のトラブルが発生します。
事務所にいないのだから,
即座に対応できません。

 

 

この手のトラブルは,
時間が立てば経つほど,
問題は大きく厄介になります。

 

 

こうして…
蹴散らせば蹴散らすほど,
障害でかくなっていくもののようです。

 

 

「覚悟」とか「本気」なんて言葉では
表現できない…
自分を突き動かす何かに身を任せて,
「この戦いに勝てなければ生きている意味がない」
くらいの気持ちでひたすら障害と戦い続けました。

 

ゴキ○リ戦線はしぶとく…
今までのなんちゃってセラピーとは
一線を画するものの…

 

 

私に巣食うゴ○ブリは
人一倍しぶといようです。

 

 

○ルサンを炊いても炊いても
弱っていくだけでなかなかとどめを刺せず…

 

場所は,海外へ。

 

アメリカで,
より高度な戦いを展開。

 

 

けれども勝てず…
失意のうちに帰国。

 

 

めげて凹んで…
それでも膝を折るだけは
どうしてもできず…

 

 

今度の戦いの舞台は,
オーストラリア。

 

 

そこで,
奴らの最後の「悪あがき」は
過去最大級。

 

 

帰国しなければいけない日…
そこを出発して空港に向かわなければならない日は
刻々と迫っていました。

 

このまま,時間切れになれば,
「奴ら」
の勝ちです。

 

 

さすがにもうダメかも…
と思うくらいの反撃があり…

 

 

出発するリミットの
2時間くらい前に,
戦いは決着しました。

 

 

時は2010年2月8日。
午後2時頃でした。

 

 

あの青い空

 

 

帰国の時間は迫っていたものの,
移動の兼ね合いで,
オーストラリアの大都市,
シドニーの小高い坂の上から,
街を見下ろしました。

 

これまで生きてきた中で
目にしてきたものは,
あんなにも灰色ばかりだった。

 

 

そして今。
戦いで勝利した私が目にしているのは,
光り輝く,シドニーの街並み。

 

そして…
どこまでも深く澄み渡った,
あの青い空。

 

終わってみれば,
たった2年半の戦いでした。

 

 

ここまで,自分という存在の
すべてを掛けて,
本気で欲しいものを取りに行った
体験はありませんでした。

 

 

手に入れたのは,

 

心のなかに巣食う○キブリを
完全に駆逐して
手に入れた自由な身で
眺める…

 

あの青い空。

 

そしてまた灰色の空へ

 

例えるならば,
自分の部屋の中を
バルサ○炊きまくって,
完全にゴキブ○を駆逐して
「ああスッキリ!」
空を眺めて悦に浸り…

 

そして,
部屋の外に出て気付くのです。

 

ゴ○ブリがいなくなったのは
自分の部屋の中だけ。

 

 

部屋の周りはこんなにもゴ○ブリで
埋め尽くされているということを。

 

そして…
そのゴキブ○まみれの世の中で
自分が果たすべき使命を見出して
戦っていかなければならない
ということを。

 

 

そして,
自分は「何」と戦わなければ
ならないのか,ということを。

 

 

 

あまりの「邪悪さ」に直面できず。
あっさり,折れました。

 

<参照>
あなたが魔王を倒して得られる報酬

 

倒れて地に伏せました。

 

 

あの青い空は,
水墨画になっていました。

 

それでも諦めきれないなにかがあり…
でも立ち上がる気力もない。

 

 

自分の状態は
下がりに下がり…
満足に生活するだけの
収入すら手に入れられなくなるほど。

 

 

そこから,なんとか
這い上がり…
まだ立ち上がることはできませんが,
片膝くらいにはなったでしょうか。

 

<参照>
【毎日ブログ6周年記念】挫折のどん底から立ち上がる力

 

 

気がつけば,
10年経っていました。

 

そして…
空を見ても,
「青い」
とすら認識できなくなっていた
私ですが。

 

心のなかで,
ようやく
「あの青い空」
を思い起こすくらいには
なってきました。

 

 

今の私は10分の1以下のザコ

 

先日,
ある方から
「すごい努力家ですね」
といったことを言われました。
言われて嬉しいと言えば嬉しいですが。

 

私は知っています。

「あの2年半の戦い」

の時の私に比べたら,
今の私などザコです。
当時の10分の1にも及びません。

 

 

思い出補正込ですけどね。

 

人生において
本当に欲しいものを手に入れるために
一切ためらうことなく,
真っ直ぐに突き進んでいく。

 

あの時の私を超えるのが
今の私の目標です。

 

 

過去の自分を超えるのは大変です。
今年1年,2年…いや,
10年,20年掛けても
及ばないかもしれない。

 

 

思い出補正はどんどん強くなります。
時間が立てば経つほど
戦いは不利になっていきます。

 

でも,勝たなければ
ならないのです。

 

 

あの青い空をもう一度手に入れるために。
あの青い空の,その先に進むために。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

 

追伸

 

昨年はお世話になりました。
今年もどうぞ,よろしくお願いいたします。

 

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