一円の価値もない美学とこだわりの話

一円の価値もない美学とこだわりの話

一円の価値もない美学とこだわりの話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,美学について
考えていきます。

 

 

そう,美学です。
別の表現をするならば…
拘りです。

 

 

小さなことに執着する…
という話ですね。

 

 

 

ぶっちゃけ,
一文の得にもならないような話です。

 

 

でも…
例えば,

 

 

…一歩間違えれば
戦争に鳴りかねないたとえですが。

 

 

きのこ
たけのこ

 

どちらがいいか,
という話です。

 

どちらかの派閥に属するなら
譲れない一線になる,
この違い。

 

本当にどうでもいい人にしてみたら,
「どっちでもいいじゃん」
となります。

 

それくらいの
こだわりと美学の話です。

 

 

 

カードにハサミを入れる瞬間の話

 

 

前職で,
私がまだ法律実務を
していた時の話です。

 

 

いわゆる
債務整理の法律相談にて。

 

 

ある多重債務者が,
カードを憎々しげに見ながら,
このカードのせいで
借金漬けになった…

なんて話になりました。

 

 

その時は,
違和感を抱えつつ,
言語化できなかったのですが。

 

別の顧客の
相談をして思ったわけです。

 

 

返せないし利息が暴利だから
憎々しいかもしれないけど…

だったら借りるな。

という話…ではありません。
単純に表と裏の話です。

 

 

借りるとは
揉み手をしながら
ありがたがって借りて…
返すときに罵倒しながら返す。

 

それってどうなのか,
という話です。
そういう人に限って…
一旦,債務整理なり,破産しても
また借金に手を出しかねない。

 

なぜなら…
借りるときだけ恩恵を感じ…
その恩恵を切り離して,
返す時の憎々しさだけしか
見ていないからです。

 

デメリットがあったとしても,
そのデメリットを手放さないのは
メリットがあるからです。

 

 

例えば,
仕事に不満があっても,
「安定」
を手放したくないから
不平不満をダラダラ言いながら,
会社にしがみつく会社員とか
いますよね。

 

それと同じです。

 

 

本当にお金がなくて
どうしていいかわらない。
夜も眠れない。
いつも頭の中が
お金のことばかり。
明後日の支払い,どうしよう…

 

 

…という時の,
キャッシング用カードは,
地獄に仏のようなものでは
ないでしょうか。

 

でも…
それに手を出すから,
地獄が続くし,深くなることでもある。

 

 

でも…
目先の恩恵にしがみついて,
カードを手放せないのです。

 

 

だから…
当時の私は…いろいろ考えたのです。
実際に債務整理手続きをする時は,
そのキャッシング用カードとか,
クレジットカードは預かります。

 

ただ,そのままでは預かれないので
ハサミを入れます。

 

どうせハサミを入れるなら…
ということで,

 

・生活を苦しめ追い詰めたのは
このカードである。

・でも,これまで本当に苦しいときに
なども助けてくれたのもこのカードである。

・それを理解した上で,
本当にカードから決別するという気持ちが
大事である。

 

 

…と話して,
そんな気持ちを持ちながら,
自らの手で,カードにハサミを入れるように
指示しました。

 

 

この瞬間のシーンは
ひとそれぞれ。

 

泣きながら切る人。
嗚咽をこらえながら切る人。
ものすごく嬉しそうに切る人。
無表情で淡々と切る人。

 

いろんな人がいましたが。

 

はたしてコレに
意味はあったのでしょうか。

 

 

ただの私の拘り,
美学を押し付けただけでしょうか。

 

 

端的に言えば,そうですね。
実際,それをやったから
実利的な何かにつながったとも
言えないでしょう。

 

 

だから,自己満足です。

 

 

そこで,
決別の気持ちを込めて
カードにハサミを入れた人が,
しっかり生活を再建したかどうか。

 

あるいは,
ハサミを入れた人と
そうでない人とでは
生活の再建度合いに
差は発生したのか。

 

そこは知るよりもありませんから。

 

 

縁がない人には想像もつかないでしょうけど。

過去に債務整理をしたことがある人が
「二回目」
に手を出す人は
驚くほど多いのです。

 

 

さて。
あれから5年,10年…
また別の事務所を
訪れている人は
どれくらいいるのでしょうね。

 

 

結局は自己満足という話でした。

 

 

なんでこんな話をしたかというと…
一文の得にならない矜持があるからです。

 

 

 

「コロナで売上が上がりました」

 

 

 

…って宣伝を見ると,
嫌悪感を抱くのは,
私だけではないでしょう。
そう願いたいところです。

 

 

では,
実際のところ
どうなのでしょうか。

 

 

私は,
今日のランチに,
サーモンのムニエルを食べました。
そこには,
にんにくをスライスして炒めたものが
添えてあります。

 

 

そして…
午後もコンサルティングを
行いました。

 

 

コロナ前では
考えられなかったことです。

 

 

私はにんにくは好きですが…
でも,顧客とアポがある日は
食べることは出来ません。

 

当たり前ですね。
それどころか…
調べたところ,
にんにくが口臭に影響しなくなるまで
最大14時間だというものを
目にしました。

 

 

その情報が本当かどうかは
わかりませんが。

 

 

でも,
仮にそうだとした場合。
前日の夜,食べるものまで
気を使わなければなりません。

 

 

実際,そうしていました。

 

 

でも…
今は何も気にしていません。

 

Zoomでは
口臭を気にする必要は
ないですから。

 

それどころか…
今は…オンライン通話,
Zoom…というだけで
「当たり前」
に通じる時代になりました。

 

私はもう…
5~6年ほど,
Zoomでコンサルティングや
商談をしてきましたが。

 

当初は
Zoomって何?
から始まって…

 

 

マイクがない,とか。
WEBカメラがない,とか。

 

つなぎ方がわからないとか。
つないだけど,音が聞こえないとか。

 

いろいろありました。

 

今は…
当たり前のように
Zoomでスムーズにコンサルティング等を
することができています。

 

 

コロナによる
テレワークの普及がなければ…
あと5~10年くらいは
掛かっていたかもしれない。

 

 

最近はサボってますが…
セミナーや勉強会も,
Zoomで出来ます。

 

 

会議室とかを借りる手間もなければ
プロジェクターを設置したり…
何より会議室に行かなくてもいい。

 

他にも…
例を出せばいろいろありますが。

 

そう考えると,
本当に便利になりました。

 

 

それを
「コロナのおかげで便利になりました」
とは言いたくない。

 

 

実際に,
武漢コロナでたくさんの人が
亡くなっており…

 

あるいは,
ワクチンの兼ね合いで
いろいろな悲喜こもごもが発生。

 

 

たくさんの不幸が発生して…
その原因は,
武漢コロナを世界中に広めた存在。
蔓延防止すべき立場の人が
拡散に協力していた事実。

 

…まあ,
この辺はさておき。

 

 

戦争で
「武器商人」
なる存在がいて…

 

人の死で儲ける死の商人ですね。

 

 

「コロナで儲かりました」

 

と言う人は,その死の商人と同じ。

 

だからといって,
メリット,デメリット…
片側しか見ない人は…
上述の
カードを憎々しげに見ている人と同じ。

 

自分に都合のいいことだけしかみていない。

 

 

 

では,
にんにくを食べて,
Zoomを使いこなし便利な仕事をする。

 

それは,
都合のいい面だけしか見ていない人と
同じではないか…

 

と思う人もいるかもしれない。

 

だから,
冒頭でお伝えしたとおり,
美学であり,こだわりです。

 

 

今起きていることは,
武漢コロナの発生に起因している。
その結果,亡くなり,苦しみ,
人生が狂った。

 

その反面,それだけでなく
恩恵も受けていることも確かである。

 

片方「だけ」を見るのでもなければ
「両方をいっぺんに見る」
のでもない。

 

どちらも
それぞれを「事実」として捉える。

 

それの何が意味するのか。
意味はありません。
だから,美学です。

 

Zoomで仕事ができるありがたみを
感じつつ…

 

武漢コロナで亡くなった人を悼み,
中○共○党を憎む。

 

どれも「それぞれに」捉えて
わすれてはいけない。

 

自分に都合のいい事実だけを
大切にして,
それ以外には目を向けないような生き方をしたい。

 

…という美学の話でした。
まるで意味も価値もない話に
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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