決断力を高めるベイビーステップのトレーニング

決断力を高めるベイビーステップのトレーニング

決断力を高めるベイビーステップのトレーニング
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は,
決断力を高める
ベイビーステップについてです。

 

 

ベイビーステップとは
赤ちゃんの一歩…くらいに
小さくてすぐに取り書かれる内容を
お伝えします。

 

 

…が。
その前に。

 

 

人生において決断力は大事である。
はい,大事ですね。

 

大事ですが…
決断をすれば人生が変わる
決断しなければ成功できない
目標も達成できない
成功は決断が全てである

 

あるいはこれらに類する
考え方,発言などありますが。

 

 

ゴミのようなアドバイスです。

 

 

昨日の記事で,
相手の立場にたったアドバイスをしないと
むしろ有害でしかない。

 

といった趣旨のことを書きました。

 

 

まさに…
人生は決断すれば変わる。
…という考え方など,
典型的なゴミアドバイスです。

 

「その人は」
その考え方で上手くいったかもしれませんが。
私はそんなアドバイスを
人にしたいとも思わないし,
有害でしかない。

 

もちろん,
そのアドバイスのほうが
役に立つ人もいるでしょうけどね。
100人中3人くらいでしょうか。

 

その理由については
近いうちに書きますので
今日は割愛します。

 

 

ですので,
ベイビーステップというのは
決断力を向上させたい人向けに

 

「害にならない」

 

範囲でできることを
お伝えします。

 

 

果断で人生を切り開いてきた人
以外の方。最後までお付き合いください。

 

 

 

悪夢のランチタイム

 

 

ある人から聞いた実話を
少し改変してお伝えします。

 

 

ある人が,別のある人と
一緒にランチに行きました。

 

 

仮にAさんとBさんとします。

 

 

Aさんは,
ランチメニューを見て,
さっと
「日替わり定食」
に決めました。

 

 

ところが…
Bさんは…
「日替わり定食」
にしようか
「おすすめ定食」
にしようか,
悩んでいます。

 

 

悩んで,
決めた,とばかりに店員を
呼んで…

 

Aさんは,さっさと
「日替わり定食1つ」

 

するとBさんは

 

「あ,もうひとつ。
あ,でも…ちょっとまって」

 

決めたにもかかわらず,
またそこで延々と悩み,
店員はその場で釘付けになります。

 

Aさんはお腹が空いています。
店内は混雑して忙しそうです。

 

見かねて
Aさんが店員に
先に日替わり定食ひとつで,
もう一つはあとから注文するので…
と下がってもらおうとしたところ,

 

そこでBさんはあわてて
「おすすめ定食」
をオーダー。

 

その後。
実際に運ばれてきた
料理を見て,

 

Bさんは
「あ,やっぱり日替わり定食に
すればよかった」
…と何度も繰り返して言う。

 

 

Bさんは健啖家なのを知っている
Aさんは

「今から日替わり定食のメインを
単品で頼めばいいじゃん
余裕で食べれるでしょ」

 

と言ったところ…

 

「いや,いい!」

 

と言って…
そして帰りの移動中に,

 

「くっそー,やっぱり
日替わり定食にしておけばよかった」

 

と言っていたとのこと。

 

 

さて。
Aさんの気持ちをどうだったでしょうね。

 

 

上述の通り,
決断で人生が変わる!
なんてことを言うつもりはないけれど…

 

でも,
Bさんみたいなレベルの決断力だったら,
どうなるでしょうか。

 

 

少なくとも,
Bさんをランチに誘う人は
いなくなることでしょう。

 

 

たとえ話というものは
昔から得てして
大げさな方が伝わりやすいので
ここではBさんの話を紹介しました。

 

今日のこの記事をご覧のあなたは,
決断力を改善,向上させたい
ということでしょう。

 

 

でも…
さすがにBさんのような状態では
ないと思われます。

 

 

だから,
今日はベイビーステップとして
紹介できます。

 

(つまりBさんレベルでは無理ということです)

 

 

決断力を高めるベイビーステップ

 

 

おすすめは
ランチメニューを秒で決定することです。

 

何秒がいいのかは
人や店によります。

 

 

例えば,
はじめて入ったファミレスで,
メニューが

 

グランドメニュー
季節のメニュー
日替わりメニュー

 

で,メニュー表が3つある…
とかだったら
そこから秒で選ぶなんて
なかなか大変ですから。

 

 

訓練するということであれば
お気に入りのファミレスで,
3秒以内にランチを決断する。

 

…とかでしょうか。

 

人によっては,
店員呼び出しボタンを押してから
店員が実際に来るまでの間に
決める,なんて話も
聞いたことがありますね。

 

 

細かいやり方は
任せますが,
ランチをすぐに決める。

 

 

決めた後は,
その結果について
Bさんみたいにあとから言わない。

 

それだけです。

 

 

決断できない,
という自覚のある人は,
決断することによって
あとから不利益を被るかもしれないから
決めきれない,という場合が多い。

 

 

だから,ベイビーステップで,
ランチメニューなのです。

 

決めた結果,
おいしくなかったり
好みじゃなかったとしても,
せいぜいランチ一回分の「失敗」でしか
ありませんから。

 

まずは
この程度のところから
はじめるといいでしょう。

 

 

あ,もちろん自己責任で
お願いしますね。
あわてて注文したら,
アレルギーで食べられないものだった,
なんて私に言われても困りますから。

 

 

 

決めた後は流れに任せる

 

 

 

では,
これは店に入った後の話です。

 

 

例えば,
数人で
「今日のランチ,何にしようか」
なんて場になったときは,
また別の問題ですよね。

 

 

決断力がイマイチ…
という人は,
そこで周りの人が言うことに対して

 

「うん,それでいいと思う」

 

と追従することが
多いのではないでしょうか。

 

だから…
おすすめしたいことが
ひとつあります。

 

自分が食べたいもの,として
意見をいうことです。

 

 

「今日ランチ何にしようか…」

 

なんて話になったときに,

 

「カレーが食べたい!」

 

と言う。

それだけです。

 

今までは

「カレーにしようか…」
という意見に

 

「カレーでいいと思う」

 

という感じだったでしょう。

 

ですので

「カレーがいい」

と意見を出す。

 

実際に,意見を出した後
その意見が通るかどうかは
まったく別問題です。

 

他の人が…

「カレー屋,ちょっと遠いよね
今日は寒いからもっと近い所がいいな」

と言ったら,

 

そこでカレーを説得する必要もなければ

「だったらわたしひとりでカレー食べる」

なんて拘る必要もありません。

そこまで拘れる人なら,
こんなワークは不要ですね。

 

ここでは,
意見を出す。
思い切って
「これが食べたい」
と言うことに意味があります。

 

これで十分です。

 

 

 

さすがに上述の
Bさんほどの人には
無理でしょうけど…

 

 

でも,
決断力が乏しくて
なんとかしたい,
と思う方は…
ぜひこれくらいから小さく
はじめてみてください。

 

 

この積み重ねで…
ひとつ,決断力の
「到達点」になってほしいところが
あるのですが。

 

それは明日紹介します。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

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