「良い時代」とは何か

「良い時代」とは何か

「良い時代」とは何か
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

昨日の…
同時多発テロ事件を題材にした
「時代が変わる瞬間」
の話について,
コメントをいただきました。

 

 

私が初めて時代の変化を感じたのは
昭和天皇崩御のときでした。

よくわからないながらも、
神妙にテレビの前に
じっと座っていたのを覚えています。

 

昭和から平成に変わった瞬間に,
時代が変わる音を聴いたということですね。

 

なお,私は当時12歳。
中学受験の超直前期です。

 

必死に勉強をしていたので
当時のことは残念ながら
あまりよく覚えていません。

 

 

覚えているのは…
「崩御」
という言葉の意味を調べたこと
くらいでしょうか。

 

逝去,夭折,早逝,崩御
身罷る,お隠れになる
鬼籍に入る…

 

対象が違うので
一律には使えませんが,
同じ意味を指す言葉なのに
いろんな意味があるんだなぁ…と
小6の頭で考えていたこと
くらいでしょうか。

 

 

さて,
今日も少し,
時代について
考えていくことにします。

 

ぜひ,
あなたにも考えてほしいので,
最後までお付き合いください。

 

考えてほしいのは,

 

「良い時代とはなにか」

 

です。

 

 

 

百姓一揆

 

 

時代を,江戸時代にまで
遡ると…
百姓一揆なんてものが
ありました。

 

打ちこわしとか…ですね。

 

 

あまり専門的な話は
するつもりはないので,
サクッといくと…

 

当時はの年貢は五公五民とか
六公四民とか…

 

そんな言葉があったようです。

 

六公四民ということは…
税率が6割ということでしょう。

 

 

よく,
時代劇などでも,
悪代官が不当な重税で
年貢を搾り取り…

 

 

それを,
成敗する…なんて
勧善懲悪もののストーリーが
ありますが。

 

 

そんなものを見ていた
幼き日の私は…

 

 

「昔は税金が苦しくて
大変だったんだな。

それらの時代を乗り越えて
今は,そんなことがないから
いいな…」

 

 

…なんて無邪気に
思ったことがあります。

 

実際…
今の時代も
所得次第では
五公五民とか六公四民
なんですけどね…

 

 

高額所得者は,
累進課税で高額の課税になる。

 

なら…
低所得者はどうなのでしょうか。

 

 

低所得者なら,
税金が低くなって
暮らしは楽になっているのでしょうか。

 

 

遠い「普通の生活」

 

 

 

私が前職の法務職で,
債務整理手続きを
やっていたときのことです。

 

 

事務所によっては,
過払いが発生する人しか
相手にしないところも
あったようですが。

 

 

私は債務整理であっても
過払い金返還請求でも
どちらでも受けてました。

 

 

…だから,
過払い金返還請求で,
法廷でゴリ押ししつつ…

 

その日の午後に,
同じ消費者金融に
別の依頼者の件で,
分割返済のお願いをしたり…

 

まあ,いろいろありました。

 

 

 

それはさておき。

 

 

債務整理手続きを
受任するときに,
いつも尋ねていた質問があります。

 

 

「何のために債務整理をするのですか?」

 

です。
金利を減らすとか,
過払いを…とか,
自動車だけは…とか家だけは守りたい…とか

 

 

そういった話ではなく,
それらは何のためなのか。
…ということです。

 

 

この質問をすると,
だいたい8割くらいの方が
フリーズします。

 

 

それくらい…
目の前の借金に,注意が固着して
しまっているのでしょうね。

 

ただ,それがわかっていないと,
手続きはうまくいかないので,
しっかり尋ねます。

 

 

結論としては…
「普通の生活を取り戻すため」
ではないでしょうか。

 

 

例えば…
スーパーで,子どもが
「コレ欲しい!」
とお菓子をかごに入れたときに,
「ウチはそんなお金ない!」
…とヒステリックに怒鳴りつけて,
ひどい罪悪感が。

 

なんてのは普通ではないですよね。

 

 

月1回くらい,
ファミレスで,家族で食事したりとか
ちょっとした娯楽も含めた
生活を取り戻すことが,

「債務整理の目的」

…ではないでしょうか。

 

 

そして…
時は流れ…
今になって思うのです。

 

 

債務整理が必要な
多重債務者でなくとも,
そもそも月1回も
家族でファミレスに行けるような
生活ではない人…

 

増えているのではないでしょうか。

 

 

武漢コロナの影響も
ありますが…

 

それ以前では,
アメリカの大統領選挙における
「民主主義の敗北」
あたりから…

 

世界の平穏と安寧が…
音を立てて崩れていった気が
しています。

 

政治的な主義主張では
ありません。

 

 

民主主義の根幹である,
公平な選挙によって
選ばれる…
という大前提が
崩れてしまったのです。

 

 

一部の権力者,実力者の
恣意によって,
不法行為が好き放題おこなわれる…
まさに無法地帯とでも
言えばいいのでしょうか。

 

 

法秩序が崩壊。
そして…経済もおかしくなり…

 

 

その余波として,
一般の国民に対して,
日用品,食料品などの
値上げラッシュ…

 

でも景気が悪いから,
給料は上がらない。

 

インフレが進んで,
収入が増えない
スタグフレーション化が加速。

 

そこに自然災害もあり…
政治家が白昼に暗殺される事件も起こり…

 

もう,
何が何だか…ですね。

 

 

それが,今の時代です。

 

 

時代の流れが早すぎる,
なんて話はしましたが。

 

 

その影響で,
無辜の一般市民が,
平穏に日々を送れない。

 

そんな世の中になってしまいました。

 

 

ではどうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

「良い時代」とは何か

 

 

「あの頃は良かった…」

 

なんて,懐古的な話ではありません。

 

未来を良い時代にしたい…
と思うときに,

 

何を以て「良い時代」と言えば
いいのでしょうか。

 

 

自分にとって
「良い時代」
とは何か…を明確にすること。

 

そして…
その良い時代が訪れるように
自分ができることをすること。

 

この2つが…
今の五里霧中な世の中を生き抜く
道標ではないでしょうか。

 

時代がどれだけ狂って
おかしくなろうと…
それでも,私たちは
生きていかなければならないのです。

 

 

だったら
時代がどうあろうと,
自分がとう在りたいのか。

 

 

そのために,何ができるか…ですね。

 

私は,

多重債務者を相手にしているだけでは
何も変わらない。
だから…経営者が元気になることで,
一般の人たちも給料が増えて,
少しは良い時代になるのではないか。

 

…という思いで,
経営者支援にシフトしてから…
そろそろ9年目ですね。

 

良い時代…
無辜の市民が平穏に暮らせる時代を
夢みて…これからもブレずに
今まで通りのことをしっかりと
やっていきたいものです。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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