逆境克服力の根底を支える「運命」「宿命」の正体

逆境克服力の根底を支える「運命」「宿命」の正体

逆境克服力の根底を支える「運命」「宿命」の正体
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

目標設定やそれに関わる話は,
一旦,昨日で終わらせて
今日は別の話を…と思っていました。

 

 

ただ…
昨日の記事の中で,

 

「この生涯より以前の生涯」

 

で,逆境をどれだけ克服してきたのか。
それとも,逆境にどれだけ屈服してきたのか。

 

 

そして…
この生涯において,
逆境をどれだけ克服してきたか屈服してきたか。
それらが合わさって…
その人の逆境克服力が決まってきます。

 

例えば,より以前の障害で,
目標を達成できず,絶望して
自ら命を経ったような存在は…
逆境克服力に…凄まじいマイナス要因として
付加されるでしょう。

 

…という話を書いた数時間後。

 

ある方の訃報が届きました。
自らの手で旅立ったそうです。

 

 

ここでは…
その方を
「アーティスト」
と表記します。

 

 

そのアーティストの方の作品を
目にすることがあり…

 

また,
その方の動画を拝見したことがあるので,

 

その訃報を前に…
一瞬息がつまり…
しばらく,頭がグラグラしていました。

 

仕事をしながらも,
ふと手が止まり,
このことを考えます。

 

 

なので…
今日は,書くつもりがなかった話を書いて,
気持ちの整理をすることにします。

 

 

昨日の記事では,
「運命」とか「宿命」と書いて,
説明をぶん投げた話です。

 

 

最後にも書きますが,
この内容自体…そして,
この話を読むことそのものには
大して意味はありません。

 

 

昨日書くべきで書かなかった話も含めて
補足していきます。

 

 

昨日同様,
完全に
「見えない世界」
の話です。

 

なので…
きれいな表現をするなら御伽噺。
身も蓋もない表現をするなら妄想として…
最後までお付き合いください。

 

 

 

運命の正体

 

 

 

定義【運命】
人間の意志を超越して人に
幸、不幸を与える力。

また、その力によって
めぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。

 

 

昨日までの話の流れで…

 

因果を
「これまでの生涯の積み重ね」
から判断していくとした場合。

 

運命の正体とは何でしょうか。

 

 

それは,

 

この生涯及び
より以前の生涯のどこかで,
自分が責任を取るべきだと「決断」したものの
責任を取り切れていない何か。

 

…と考えています。

 

 

例えば…

 

ある存在を倒す,と
どこかの生涯で決めて…
でも,倒せていない,
直面できていない。

 

…直面せずに
何かに目を背けて
生涯を過ごすから,
因果と運命が
ついて回るのです。

 

 

よく言う
「運命の出会い」
も…これまでの因果の中から,
積み重ねてきて,
然るべき存在と出会ったり
出会わなかったりします。

 

 

 

ポイントは…
その運命…
その責任を取り切れる可能性が存在し,
うまくいくかどうかは拮抗しているのです。

 

 

例えば,
本気で,
オリンピックでメダルを獲得する…
と思えるかどうか。

 

本気で思えないのに,
メダルを獲得できる可能性はまず無いですよね。
つまり,可能性がまず存在しないものに対しては
運命を感じるような「決断」は発生しないのです。

 

 

 

過去の生涯の中で,
倒すべき存在を見出し,
それを倒しきれなかった。
そこに直面できなかった。

 

だから,
それが原因で運命として
今も自分の生涯に関係している。

 

という場合。

 

 

 

前提として,
その存在を倒せる可能性がある
ということです。
倒せる可能性があるから,
そこに自らの責任を見出し,
でも,責任を取り切れていないのです。

 

 

昨日お伝えした,
逆境克服力の
素の高さは運命によって変わる,
とはどういうことか。

 

 

その運命の程度に応じて
変わるのです。

 

 

倒すべき存在がある,
ということを自らの運命,宿命として
捉えている場合には…

 

その倒すべき存在の強さに応じて,
素の逆境克服力も高まります。

 

 

あくまでも,
わかりやすく数字で表現すると…

 

 

逆境克服力の
「現在地が50」
という
AさんとBさんがいたとします。

 

同じ50でも,
まったく背景が違うのです。

 

 

つまり…
素の逆境克服力が
5万50あって…
その運命が強大であり,
それによってもたらされる障害も
過酷なので…

 

逆境克服力が5万50でも
その克服力が50000ほど押さえつけられていたら,
逆境克服力は50しか発揮できません。

 

 

一方。

Bさんは…
そもそも運命とかを
ほとんど抱えることなく,
過去の生涯を過ごしてきたならば…

 

もともとの逆境克服力は
52くらいで
それが何らかの理由で押さえつけられて
50しか発揮できない。

 

 

つまり,
Aさんも,Bさんも
現在地は50ですが…

Aさんは5万50という
潜在的な克服力があって
Bさんは52しかない。

 

…ということですね。

 

 

前者の例は,
なかなか興味深いですね。

 

 

自分から,次から次と,
ろくでもないトラブルを引き込んで,
でも,それをどんどん解消できてしまう。

 

 

ただ,
その解消で,力を消費してしまうので,
大成できなかったり…
あるいは,そこそこしか
成果を出せなかったり…という人,
周りにいないでしょうか。

 

 

具体例として…
ある人から聞いた話です。

 

 

仮に,
Cさんとします。
Cさんは,投資家として
素晴らしい実力を持っており…
人格も優れており,
たくさんのファンがいます。

 

その方は,何冊も本を出版しており…
セミナーをやると,
全国から…場合によっては海外から
駆けつけて参加する人もいます。

 

その方は,
自分の投資スタイルを
すべて公開しており…
すなわち,よくあるのが
「勝った時だけ公開する」
のではなく,
すべて公開するので…

 

 

勝つ…利益を得られたときはもちろん,
負ける…損失を出したときも,
すべてその取引内容を公開している。

…という人です。
それができるだけの自信と実力,
そして高潔さがあるのでしょう。

 

 

残念ながら,
私は直接お目にかかる機会は
ないのですが…

 

その方…Cさんから学んだ人からは,
いい評判をたくさん聞きます。

 

そして…
その学んだ人…ここではDさんとします。
Dさんから聞いた話です。

 

Cさんにいろいろアドバイスをもらった
Dさん。

 

不動産投資の関連で
取引をすることになり…
信頼できる不動産業者が
必要になりました。

 

Dさんは
Cさんから紹介してもらったのですが…
それはCさんの配偶者。

 

 

Cさんの配偶者だから,
さぞかし優秀な方と思ったら…
あまりにも無能。

 

説明が二転三転したり,
説明された内容が間違っていて,
いちいち「別の専門家」に再確認しなければいけない
有様です。

 

不安になって,

「あなたに任せても大丈夫ですか?」

と念押しして尋ねたら,

 

 

その配偶者は

「なんでそんな意地悪なこと言うんですか?」

と言って泣き出した…そうです。

 

任せても大丈夫か,
という質問にも答えられず泣き出す。

 

 

この配偶者の無能ぶりは凄まじいですね。
あとからDさんは調べたら
Cさんはこの配偶者を,自分の信頼できる人に
紹介して…

 

 

そしてその無能ぶり故に,
事態をぐちゃぐちゃにして…
Cさんは火消しに追われる。

 

…ことをずっと繰り返している
そんな事実が判明したそうです。

 

 

このCさん。
なんでこんな無能を配偶者にしているのか。
その配偶者がいなければ,
Cさんはどれだけ飛躍し,活躍できたことか…

 

でも,
現にその無能はCさんの配偶者であり,
ひたすらDさんの足かせになっているのです。

 

 

…これが,運命というものでしょう。
運命…すなわち,
これまでの生涯のどこかで,
この無能に対して責任を取る…
と決めた瞬間があるのでしょうね。

 

でも,完全に責任を取り切れていないから,
その無能は現世でも,
Cさんの人生において,足かせになっているのです。

 

 

 

運命を手放す方法

 

 

…は,
その出来事に対して,
完全に直面し,
責任を取ること…しかないのでしょう。

 

そして…
それができるまでは,
ずっと,
これから先の生涯においても
「運命」
として…つきまとっていくのでしょう。

 

 

なぜなら…
これまでの生涯の何処かで
「そのことに対して責任を取る」
と決めてしまったのです。

 

そして…
過去の決断を,現在,未来において
上書きできることはまずありません。
なぜなら,その時の逆境克服力以上の
決断が要求されるからです。

 

 

実際に,
生涯を重ねることで,
逆境克服力は徐々に下がっていくことのほうが
多いですからね。

 

例えば…
冒頭で書いたような話です。
自らの手で,この生涯を終える…ということは,
この生涯において,
運命に対して完全に屈服したのです。

 

その状態で…
次の生涯を迎えるときは…
ますます,運命…
過去に責任を取ると決めて
取り切れていない何かは
強大になっていくことでしょう。

 

 

運命に打ち克つ力を手に入れる方法

 

 

 

最後に。
冒頭でお伝えした通り,
この話そのものに
大して意味はありません。

 

あえて言うなら…

 

昨日言うべきだったこと
だったのですが。

 

まさにそのものズバリ,
コメントで頂いたので
昨日の記事のコメントを紹介して終わります。

 

 

人生は山あり谷あり、
それまでの逆境に
いかに真摯に逃げずに取り組んできたのか、
そこが問われることになるのでしょう。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

追伸

自らの手で
旅立っていったアーティストの方。
次の生涯でどれだけの苦労と障害が
訪れるのだろうか…

 

…などといろいろ考えてしまいますが。

哀悼の意を表します。

 

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