最後のバレンタインデー

最後のバレンタインデー

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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は,
マーケティングのリスクと危険性について,
考察していきます。

 

一部の方々には
不快な内容になるかもしれませんが
ご容赦下さい。

 

 

マーケティングの力を
正しく理解し,
正しく活用して
正しく効果をもたらすことで
大きな災禍になる,
という話です。

 

以下,お付き合いください。

 

 

最後のバレンタインデー

 

 

つい,先日。
なかなか興味深い話を聞きました。

 

バレンタインデーは,
今年が最後で…
来年はもう実施できないかもしれない,
という話です。

 

 

理由は,
バレンタインに送られるチョコレートの原料,
カカオ不足。

 

カカオの生育を阻害する
何らかの病気が流行っていて,
供給不足に陥っている上に。

 

チョコレートの需要が
高まっているから…だとか。

 

某大陸国家の人たちが,
チョコレートを食べるようになり…
…あの国はとにかく人口が多い。

 

そして
「爆買い」
と呼ばれるように…
とにかく手に入るチョコレートを
買い占めしているのだとか。

 

まあ,
譲り合ってみんなで分け合う,
なんて発想はないですからね…あの国には…

 

その結果として,
チョコレートは極端な供給不足になり,
来年は,バレンタインデーのイベントとして
チョコレートを贈るようなことは
できないのではないか…という話した。

 

裏を取っていません。
あくまでも,その人から聞いた話です。

 

ですので,
この話を「仮定」として
考えていきます。

 

 

 

生態系を狂わせる大陸人

 

 

個人的には,
カカオ99%のチョコレートが好きなので…

 

個人的には,
昔にもらった
「カカオ100%」のチョコレートが
美味しかったのですが…

 

 

定義【チョコレート】(デジタル大辞泉)
カカオの種子をいって粉にしたものに、
牛乳・バター・砂糖・香料などを加えて練り固めた菓子。
飲料もある。チョコ。

 

砂糖などが入っていない
カカオ100%は,チョコレートの定義から
外れますね。

 

 

閑話休題。

 

 

個人的には
高濃度カカオのチョコが
好きなのですが…

 

 

積極的に,買って食べたいとは
思いません。
…高いし。

 

でも,
…チョコレートが一切
食べられなくなったら,
少々残念に思いますね。

 

 

 

ですが…
チョコはまだマシ。

 

困るのは,水産の生態系資源。

 

 

わかり易い例では,
ウナギとかマグロですね。

 

日本人が古来から食べ続けてきた
食べ物では在るのですが。

 

この美味しさに,
大陸人が気づいてしまいました。

 

 

結果として,
過剰な漁を繰り返し…
排他的経済水域を侵害したり,
みたいな国際問題に発展することもあったり…

 

本国内で価格が高騰したりします。

 

 

高騰だけならともかく…
資源が枯渇してしまったら,
取り返しが付きません。

 

 

そもそも,
水産資源は,
自然界の中の食物連鎖の中で
増殖と減少を繰り返して
均衡を保っているのに…

 

 

あの大陸人の人口は増える一方です。

 

 

これ以上書くと,
いろいろ問題になりそうなので
ここまでにします。

 

 

一人の日本人として…

 

 

ウナギの蒲焼とか…
マグロの握りとか。

 

 

そういった「日本の味」が
評価され,
受け入れられること自体は
悪くないのですが。

 

 

加減を知らない人たちに知られて
壊滅させられてしまったら困ります。

 

 

 

名店が口コミに苦戦する理由

 

 

 

マーケティングの成果として,
日本の和食が評価されるのは
素晴らしいものの…

 

結果として,
すべてが無に帰す事になりかねない
これが,マーケティングの災禍です。

 

 

うなぎ
まぐろ
そして…
日本発祥ではないですが
チョコレートなどが,
某大陸人に知られることが,
どれほどのリスクと災禍になることか…

 

でも,
これは,もっと身近な例でも
おきます。

 

お気に入りの名店は,
口コミが発生しにくい場面も
起こりえます。

 

なぜなら…
本当に,その店を気に入っている人たちが…
他の人達が来て,
その気に入っている店の雰囲気や内容などを
変えてしまうのではないか…というリスクを
感じるから。

 

 

どれほど,
美味しくて素晴らしい料理でも…
某大陸人やら某半島人で
店の9割が占拠され…
大声で喚き散らされたら,
味わいも何もあったものではありません。

 

 

別の例では…

非常に偏見っぽい表現になりますが。

 

秋葉原の裏通りにある,
知る人ぞ知る名店。

 

今では手に入らない,
レア物の数々が…ひっそりと売られている。

 

オタクたち御用達で,
なくてはならない店に…

 

女連れのイケメンが
出没するようになったら…
居心地が悪くて…
とても行けなくなりますね。

 

 

紹介することによって
何かが変容してしまうことに
リスクを感じると,
下手に紹介することもできません。

 

 

 

この点をしっかり見据えて,
マーケティングを展開しないと…
既存客を根こそぎうしないことに
なりかねないのです。

 

 

文化と背景,世界観

 

 

ではどうしたらいいのか。

 

あらためて
マーケティングの基本を考えてみましょう。

 

マーケティングは,
その商品の良さや価値を
広めるための活動です。

 

ポイントは,
「誰に対して」
なのか。

 

無節操なマーケティング活動では,
そもそもその良さは広がらないし…

 

広がったとしても,
本当に価値を理解できない人が
乱獲し,食い荒らしていくだけになってしまいます。

 

マーケティングは,
価値を伝える活動であるとともに…

 

価値を理解できない人に
理解させようとしたり
無理に伝えるものでもないのです。

 

この点は
忘れずにいたいですね。

 

 

この日本だけでも
無数のビジネスがあり,
無数の経営者・社長がいる中で,
無理してコンサルティング契約を売り込んでも,
お互いに不幸になるので…

 

価値観,背景…
世界観を共有できる方にだけ,
私のマーケッターとしての価値を
活用して欲しいと思うのでtね

 

私は,
価値観や考え方を伝える方に比重を
置いています。

 

まあ,
もう少し売り込んだほうがいいのかも
しれませんが。

 

 

最後に。
カカオの問題は脇においても…
うなぎやマグロ。

 

食べる時に,
「いただきます」
と言える人,その考え方を
理解できる人に,食べてほしいものです。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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