「儲かる商品」の正体2つの方向性

「儲かる商品」の正体2つの方向性

「儲かる商品」の正体2つの方向性
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は,
「儲かる商品」の正体について
考えていきます。

 

非常にありきたりなテーマかつ,
複雑怪奇で広範囲に渡るテーマなので,

 

今日は2つだけ紹介します。

 

 

儲かる商品の基本構造,
その2つの方向性について考えていきます。

 

 

「これ,製品化したら売れるんじゃないかな?」

 

 

なんて安易に考えて商品可したりする例は
跡を絶ちません。

 

ですが…それでいいのか。
問題やリスクがあるとしたらそれは何なのか。

 

 

以下,お付き合いください。

 

 

売れる≠儲かる

 

 

では,
そもそも儲かる商品とは
何なのでしょうか。

 

それを売ることで,
会社にお金が残る商品のことです。

 

 

単純に,

売上から原価を引いたら,
粗利になります。

 

粗利から,販管費などの諸経費を引いた残りが
利益です。

 

そして…
利益が残れば残るほど,
会社にお金が残ることを意味します。

 

 

つまり,
売上がどれだけあっても,
会社に利益が残らなければ
儲かる,とは言えません。

 

年商1億円,
でも…毎年赤字…なんて企業は,
利益がないことを意味します。

 

 

もちろん,
節税やら何やらで
調整はしているのでしょうけど。

 

 

この資本主義社会においては
お金がなければ存続できません。

 

 

売れれば売れるほど
赤字が増えるのは論外として…

 

ほんの少ししか利益ににならない商品は
「儲かる」
とは言えません。

 

 

では,
どんな商品が儲かり,
どんな商品が儲からないのでしょうか。

 

 

とても基本的な
内容を紹介していきます。

 

 

 

売上を上げる3つの方法

 

 

世の中に売上を上げる方法は
3つしかない,と言われています。

 

1.顧客数アップ
2.客単価アップ
3.購入頻度(リピート)アップ

 

でも,
1の顧客数アップは,
売上を増やすには役立ちますが,
儲かりません。

 

 

顧客数を増やすには,
手間暇コストがかかりますから。

 

つまり,
1を除いた2と3。
この2つは,売上アップを実現すると同時に
利益アップにも繋がるのです。

 

 

 

このことから,
儲かる商品の正体は
よく分かるのではないでしょうか。

 

 

儲かる商品とは,

 

1.単価の高い商品

2.リピートし易い商品

 

です。

 

 

1はわかりやすいもので言うなら…
不動産でしょうか。

 

マイホームをしょっちゅう買い替えるなんてことは
ありません。

 

 

でも,1件売る…あるいは仲介に成功すれば
大きな売上になると同時に,単価が高いので
利益にもなります。

 

例えば,
500万円の不動産の仲介に成功した場合。

 

 

仲介手数料は,3%+6万円と決まっています。

 

つまり
500万円✕3%+6万円=21万円(税別)
これが売上です。

 

では
もし5000万円の物件だったら…?

 

5000万円✕3%+6万円=156万円です。

 

売上で約7.4倍の差はありますが。

 

では,その作業量は
7.4倍にもなるのでしょうか。

 

あまりに身もふたもないですが。
私のこれまでの,不動産業者との付き合いや,
不動産販売の営業事務経験,
その他不動産関係の法務手続きの経験から考えると…

 

作業内容,作業量はほぼ変わらないでしょう。

 

 

もしかしたら,
価格が低いほうが作業量が多いことも
ありえます。

 

 

7.4倍なんてとんでもない。

 

ここで言う作業量が,
原価みたいなものだと考えると…
価格が高いほうが,利益になるのは
わかりやすいのではないでしょうか。

 

 

リピートのしやすさ

 

単価が低い場合は,
繰り返しリピートしなければ,
利益に繋がりません。

 

最近話題になった例としては,
ツボヨネ製作所が廃業する…
という話で,一部に震撼が走りました。

 

ツボヨネ製作所と言えば…
学生時代にお世話になった方も
多いのではないでしょうか。

 

 

黄色い,絵の具の筆洗いバケツが
有名ですね。

 

 

今回の廃業のニュースで
「ずっと使ってきたのにショック!」
…と言いつつ。

 

同じものを全然壊れないので
40年以上使っている…
なんてSNSの投稿を見て…
いろいろ納得です。

 

絵の具の筆洗いバケツ。
学校で使う文具にカテゴリされるようなものですから,
そこまで高価格のものではないでしょう。

 

単価がそこまで高いものではないのに,
丈夫で壊れず,使い続けられる。
確かにこれでは,リピートがおきませんね。

 

 

この商品では,
基本的に,売上にはなっても
「儲かる」
ことはないでしょう。

 

ヨボツネ製作所は,
この壊れない商品による
信頼性は獲得できたのだから,
別のリピートする商品に
販売を繋げられなかったのが
廃業の要因になったのでしょう。

 

…けど,それはまた別の話。

 

今日のテーマで言うなら…
安くて,しかも壊れない…
つまりリピートしない商品は,
儲かる商品とは言えないのです。

 

消費者に
安くて良い,丈夫なものを届けたい,
という思いは大事だし,
そのための商品の品質向上も
していかなければらないのですが。

 

それはそれ,
これはこれ。

 

自分の技術力を見せつけるかのごとく…
非常に高品質で,
しかも低価格で売れるような…
でも,開発コストがかかる商品などは,

 

「利益」の部分で言うと,
最悪の部類に入りますね。

 

 

今日は,
非常に表面的な話ですが。

 

儲かる商品の正体として

・高単価
・低価格でもリピートしやすいもの

という特性を紹介しました。

 

では,
高価格でもなく,
リピートが頻繁に起きるものでもないものを
売るにはどうしたらいいのか。

 

この点はまた日を改めて紹介します。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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