一部のコンサルタントが隠しておきたい「真実」

一部のコンサルタントが隠しておきたい「真実」

一部のコンサルタントが隠しておきたい「真実」
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

昨日は,
マーケティングについて
秘密の話をしました。

 

つまり,
すでにわかっていることを
いかに現実に適用するかどうか。

 

 

秘密なんてものはなく,
それをいかにして秘密として
情報を小出しにして
気を引いて,課金を迫る
マーケッターがいる。

 

…という話でした。

 

今日も,似たような話です。
コンサルタントの真実について
考えていきます。
以下,お付き合いください。

 

 

コンサルタントとは何か

 

 

もともと,
法律職をしており,
法律相談なるものを
長年してきました。

 

 

コンサルタントというものを,

「自らの専門的な
知識経験スキルで,
クライアントの問題解決を
手助けする存在」

 

として捉えるなら,
法律相談する立場も,
ある意味,コンサルタントですね。

 

 

そこから,紆余曲折を経て,
マーケッターがとして,
コンサルティングをすることに
なったわけですが。

 

ここに大きな違いがあります。

 

 

法律相談の場合は,
割と「教える」という色合いが
強くなります。

 

つまり,

 

「法律ではこういう規定になっています」
「だから,今回の事例に適用すると,
こういう結果になります」

 

という感じですね。

 

これだけならいいのですが,
複雑な事例になってくると
これがまた難しい。

 

法律をそのまま適用すると,
非常に不合理な結果になったり,
相談者にとって,その結果は
受け入れがたいから,
それを避けるためにどうしたらいいのか…
なんて話になったり。

 

シンプルでカンタンな案件ならともかく,
話が複雑になればなるほど
「法律問題は,法律では解決しない」
ということは身にしみて実感しました。

 

そこから時が流れ…

 

 

マーケッターとして出会った真実

 

 

マーケティングのコンサルティングを
するようになったときの話です。

 

集客や売上アップに関する
テーマを扱うようになって…

 

気づいたことがあります。

 

 

ン十万もするような高額セミナーに
いろいろと何度も通い…

 

 

また,当時は北海道に住んでおりましたが,
何度も東京に足繁く通い…
東京だけでなく,海外まで
勉強に行くことが何度もありました。

 

 

そこまでして身につけた,
高度な専門知識…

 



コンサルティングでは,
ほとんど使わないと言うこと。
これが驚きでした。

 

もちろん,
知識ゼロではできませんが,
高度な専門知識を提供して,
クライアントから報酬をもらう…
…ということを想定していたので,
はじめのうちはこのギャップに気づかず,
いろいろと苦労しました。

 

 

コンサルティングが隠しておきたい真実

 

 

高度な専門知識はいらない。
場合によっては,
クライアントの方が知識があったり
することもある。

 

 

むしろ,
現代社会において
単純な知識だけで考えたら,
検索に勝てるはずがない。

 

…ということは,
コンサルティングの中身…
コンサルティングの価値って
何なのでしょうか。

 

 

身もふたもないですが。

 

相手がすでに知っていて,わかっていて,
でも,つい失念していることを,
客観的な立場から指摘することです。

 

 

例えば,
マーケティングには
正解はありません。

 

…という話は,
少しマーケティングをかじった方なら
ご存知でしょう。

 

正解は,顧客の中にしかありません。

 

つまり,
テストマーケティングをして,
反応を見てみるしか無いのです。

 

なので…

 

具体例としては,
あるクライアントから…

 

「これ,売れそうですかね…」

 

という質問をもらっても,
答えられないのです。

 

マーケッターが答えるのは,

「わかりません。テストしてみましょう」

としか言えず…

「じゃあ,やってみます」

となる。

 

つまり,
わかりません,テストしてみましょう…
と言うだけですね。

 

別の例では…

「この案件,儲かりそうですか?」

と言われて…

「そうですね,
現状から考えると…
(中略)
という観点から,
やってみるのも一つの手ですね。

 

でも…それ,本当にやりたいと思いますか?」

 

「儲かるかもしれないからやる。
悪くはないですが。

そのために…
(中略)
ここまでのことをやりたいと
思いますか?」

 

と指摘したら,

 

「そうですね,
そこまでやりたいとは思えないですね
今回は見合わせます」

 

となる。

 

さて,
ここまでに対した知識経験スキル…
コンサルティングの本分である,

「専門的な知識経験スキルの提供」

…これ,やってますかね。

 

特に

「わかりません,テストしてみましょう」

なんて…

 

マーケティングに正解はない…
ということを知っていたら,
言われるまでもないことです。

 

ただ本人が失念しているから
指摘するだけです。

 

 

これが,
コンサルティングの現実だだということです。

 

この内容について「だけ」考えた場合。
これで,対価として
報酬をもらうことについて考えた場合。

 

ちょっと,微妙ですよね,

 

もちろん,本人が気づいていないことを
指摘してよりよい結果をもたらすためのことを
しているわけです。

 

価値提供は出来ています。

 

が…
実感としてはどうなのでしょうか。

 

コンサルティングの真実に気付いてしまった
コンサルタントは…
これ,隠しておきたい…という人も
多々いる。

 

なぜなら…
「そのこと」
こそが,本当に価値があり,
そのために対価を払ってもいい。

 

…と思える,見込み客って
あんまりいないんですよね。

 

だから,集客の都合で
あまり表沙汰にはしておきたくない。

 

…という話でした。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください