1日3食そうめんを何日食べ続けられますか?

1日3食そうめんを何日食べ続けられますか?

1日3食そうめんを何日食べ続けられますか?
読んで役に立つ,学びがあったと思った方は「いいね」やシェアをお願いします。

こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

昨日は,
逆境克服力が高すぎる人の話を
書きました。

 

 

ざっくりまとめると,
逆境克服力が高いがゆえに,
どんな問題や困難も,
歯を食いしばって乗り越えてしまう。

 

でも,
その人はそれができても,
他の人はそれができない。

 

関係性に隙間ができていく…
そんな話でした。

 

今日も,
また別の角度から,
人間の能力について
お伝えしていきます。

 

 

人材採用や教育に
携わる方は,
頭の片隅に入れておいてください。

 

 

そうめんを食べ続ける話

 

 

 

さて,
暖かくなって…を
通り越して,少し暑いですね。

 

暑い日が続くと,
食欲が下がってきます。

 

 

そんなときに,
さらっと食べられるのが,そうめん。

 

そうめんの美味しくなる季節も
近づいてきました,

 

さて,
そんなそうめん。
良い面もあれば
そうでない面もあります。

 

 

1日3食,
そうめんを食べるとしたら,
何日続けられるでしょうか。

 

何を馬鹿な話を…
と思うかもしれませんね。

 

私は,
3日で挫折しました。

 

カレーなら1週間は行ける…
と豪語していたのに…です。

 

実際,
1日3食は食べないこともあるので,
本当に毎日3食,きっちり
カレーを食べ続けたら,
3日目には音を上げるかもしれませんね。

 

 

余談ですが,
カップ麺を1日3食。
1週間続けたことはあります。

 

 

遠い学生時代の話です。
飽きたわけではないのですが,
体中に力が抜けていくような
心身の危機感を抱いて
挫折した記憶はあります。

 

 

良い子はマネをしてはいけません。

 

 

…話を戻します。

 

繰り返します。
何を馬鹿な…と思うかもしれません。

 

でも,
これに意味があるとしたら?

 

 

 

脳の反応と性質

 

 

人間の脳は,
「飽きる」
という反応を示します。

 

 

生物として,
正常に機能し,自己防衛に必要だからです。

 

 

例えば…
飽きる,という反応を
持ち合わせていなかったらどうなるでしょうか。

 

そうめん。
茹で時間2分です。
すぐに食べられます。
便利ですね。

 

 

だからといって
1ヶ月も2ヶ月も
そうめんを食べつづけたら
栄養面において,
深刻な問題を引き起こすでしょう。

 

 

また,
特定の動植物を
一定の民族が飽きずに毎日食べ続けたら
生態系の危機です。

 

 

 

実際,
天然物の鰻などが,
絶滅しかかっていますが。
もし,飽きなかったら,
もうとっくに絶滅していたでしょうね。

 

 

つまり,
人間の脳の
「飽きる」
という反応。

 

これは,
生物として良い面があるのです。

 

が。
仕事としてはどうでしょうか。

 

 

「飽き」と職務適性

 

 

飽きることに対する耐性と
職務内容を考えて
人員を配置しないと,
残念な結果になるでしょう。

 

 

例えば,
毎日毎日,数字と書類を
にらめっこする,経理の仕事。

 

飽きへの耐性が低い人を
配置してしまったら,
すぐに飽きてしまい,耐えられなくなります。

 

心身の不調を引き起こしたり,
退職してしまうでしょう。

 

退職してしまったら,
その人の求人採用と教育にかかったコストが
すべて無駄になるのです。

 

 

逆に,
飽きへの耐性が高い人を,
それこそ,定型的な業務が多い,
経理や総務…ではなく。

 

商品開発やマーケティング,
営業などの仕事を任せたら
どうなるでしょうか。

 

競合調査にしても,
競合の状態は
目まぐるしく
変わっていきます。

 

やることなすこと,
朝令暮改,上等!
とばかりに,
臨機応変な対応が求められます。

 

飽きへの耐性が高い人というのは,
逆に「変化に弱い」人でもあります,

 

コツコツと,
同じことを積み上げていくことに
適性があるのに,
それができない。

 

 

ものすごく心理的な負荷になるでしょう。

 

やはり,心身の不調…
退職のリスクがあがるのです。

 

飽きへの耐性が
高い人に向いた仕事,
耐性が低いからこそ向いた仕事
というものはあるのです。

 

この点を考え,
かつ採用活動時に,
意識していかないと,
ミスマッチが起こるのです。

 

昨日の,
逆境克服力ほど
わかりにくいわけではないですが…

 

なかなか,表には出づらい
人間の能力・適性の話でした。

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください