こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，労力と成果が見合うものと
見合わないものについて
お伝えしていきます。
がんばってもがんばっても
上手く行かない…
という時。
それはなぜなのか。
これがわかっていれば，
欲しい成果に対して
より効果的にアプローチできるでしょう。
最後までお付き合いください。
建築だと当たり前ですが…
これは以前，
ある方から聞いた話です。
非常にアタリマエのことですので，
あなたも
「アタリマエだよなぁ」
と思いながらご覧ください。
建物を建てるとします。
３階建ての建物を
建てることにしました。
土台を作って…
いざ，立てようとしたときに…
「あ，やっぱり５階建てにしよう」
これ，可能でしょうか。
まあ，私は建築の専門家ではないので
「無理」
と断言することはできませんが。
けれど，
３階建ての建物を建てるための
土台の上に…
５階建ての建物を建てる。
これ，危ないのでは
ないでしょうか。
倒壊するリスクが
増大するのではないでしょうか。
もしかしたら，
その逆もあるかもしれません。
５階建てのビルの土台に
３階建てのビルを建てる。
これも，上手く行かない可能性が
あるのではないでしょうか。
ここまでは
アタリマエ…ですよね？
欲しい年商を目指せる会社の基盤ができているか
ビルで考えると，
土台に見合った高さの建物を
立てろ…
というアタリマエの話ですね。
５階建てを建てるなら
５階建てのビルに見合った
土台を構築しなければなりません。
では…
会社はどうなのでしょうか。
例えば，
年商１０億！
と目指して頑張るとして…
そもそも，
年商いくらを目的に
構築した会社なのでしょうか。
はじめから年商１０億を目指して
構築した会社であれば…
１０億を目指せるかもしれません。
が…
１０億を目的に構築した会社で
年商５０億。
これは無理が出ますよね。
オペレーションが上手く行かずに
倒壊するかもしれません。
逆に，
１０億を目的に構築した会社で
年商５億。
これも無駄がたくさん。
まあ，赤字でしょうね。
さて，
あなたの会社は
年商どれくらいを目指して
構築された会社なのでしょうか。
その土台に見合った年商に
なっているでしょうか。
それとも，ギャップがあるでしょうか。
なお，
弊社…アップスタッツ合同会社は，
基本的に
年商１億には到達しません。
これは，
私の集客力，セールス力…
に起因したものではなく，
はじめから目指している土台が
「ない」
のです。
まあ，ちょっと無理すれば
１億を狙える会社に
なるかもしれませんが。
それは決して
やってはいけないことです。
なぜなら…
経営は目的ではなく
手段だからです。
ここで
会社の土台に見合わない年商を
狙うということは…
「年商１億が目的」
の会社になってしまいます。
これは本末転倒です。
私には手に入れたい
理想の未来があり，
そのための会社経営なのです。
ここで無理して
年商１億を目指すということは。
その理想の未来を
あきらめることに
他なりません。
頑張っても報われない原因
これは…
会社の土台に見合わないことを
やっているから。
これに尽きます。
例えば，
会社の基盤が
年商５０００万くらいの
ものなのに…
今８０００万…
なんて状況。
きっと社長や経営者は
死ぬほど忙しいでしょうね。
なぜなら，
倒壊しかかっているビルの
補修工事ばかりを
しながら，それでも
売上を上げるために
必死になっているからです。
たまに聞きますが，
「１億の壁」
なんてものがあるとしたら
これが原因でしょうね。
１億を目指せる会社の
基盤になっていない状況で
社長のマンパワーで
１億を目指そうとしたら…
社長は２４時間３６５日
働き詰めになる覚悟で
挑戦しなければならないでしょう。
まあ，
その前に倒壊するか，
燃え尽きるでしょうけど。
はじめに
年商１億を目指せる基盤で
会社を作るか…
あるいは，
年商１億を目指せる基盤に
土台工事をしてから
挑戦するか。
そのほうが合理的では
ないでしょうか。
経営者として…
年商１億円。
目指したい気持ちは
わからなくもないですけどね。
私も経営者，
イチ社長として
「年商１億円です」
なんて言えたら
かっこいい…
と思わなくもないですから。
大きな声では言えないけど
通常だったら
大見出し
を使うべきところですが。
大きな声では言えないので
小さな文字にしました。
はっきりいいます。
会社を大きくしなければいけない。
…って，誰が決めたのでしょうか。
売上拡大思考に踊らされているのでは
ないでしょうか。
他者に勝りたい…
という人間の欲求があるのは
確かです。
確かですが…
それ以上に大事なものが
あるのではないでしょうか。
私も…
それがなければ，
他の経営者に混じって
「まずは億超え！」
なんて言ってたでしょう。
でも…
私はお金よりも時間が大事です。
自分の人生において
成し遂げたいことを実行するための
時間が大事です。
だから，
億は目指さずに，
会社の規模に見合った
売上を目指せたら良いですね。
ものすごく極端ですが。
年商６０００万円。
粗利５５００万円の
赤字会社…
みたいなイロモノ経営とか，
面白いかもしれません。
極端な例を出せば，
アイディアが出やすいので，
一例として紹介しました。
まずは，あなたの会社に見合った
年商はいくらなのか。
そこを目指していきましょう。
もし…
現在の年商が，
会社の規模を超えてしまっているなら。
年商を伸ばすのではなく。
基盤の改修工事ですね。
でないと…
社長や経営者は，
組織の歪を修復する作業に
追われるだけで，
頑張っても報われない日々が
続くことでしょう。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平
追伸
余談ですが。
ネットの世界で一世を風靡した
「プロダクトローンチ」
メールを登録すると
定期的に動画が届いて
煽って煽って煽って
ドカンと売る…アレです。
近年は，
「多少安全」
なやり方も出てきましたが。
アレなんかは本来，
１億円の赤字を出せる覚悟でもないと
本当は手を出しちゃいけない
プロモーション手法なんですよね。
会社の基盤をわきまえない
プロモーション展開。
恐ろしいことです…
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