広告費の高い安いをどのような基準や考え方で判断したらいいのか

広告費の高い安いをどのような基準や考え方で判断したらいいのか

広告費の高い安いをどのような基準や考え方で判断したらいいのか
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,
広告費は高い,安い…の真実について
お伝えします。

 

そもそも,
広告費を掛けるとしたら,
いくらならいいのか。

 

…という疑問を持つかも
しれませんが。

 

 

その疑問に対して,
このブログで回答するのは
難しい。

 

 

業種業態,
商品やサービス,
ビジネスモデルや粗利率などの
話に絡んでくるので,
なかなか説明しづらいのです。

 

 

個別に質問いただければ
また話は別ですが。

 

 

…ということで,
今日はその
「いくら掛けるべきか」
よりも前提になる,
基本的な話として
お伝えします。

 

 

 

さて。
あなたは,
広告費と聞くと,
「高い」
と思うのか。

 

 

それとも
「安い」
と思うのか。

 

 

そしてそれはなぜなのか。

 

 

…ということを考えなから,
続きをご覧ください。

 

 

 

 

交通広告は高い?

 

 

 

バスと地下鉄を乗り継いで,
遠出したときのことです。

 

 

前の晩,
あまり寝る暇がなかったので,
ぼーっとしたまま,
地下鉄に乗っていたら…

 

 

 

広告が目に入りました。

 

 

 

交通局も,
もうちょっと考えて
掲載すればいいのですが…
それともわざとかも知れませんね。

 

 

 

法律事務所の広告が
2つ並んで掲載されていました。

 

 

何もわざわざ隣同士にしなくても…

 

 

まあ,どちらの広告も
選ばれることはないので
変わりませんが。

 

 

 

なにせ,
何一つ特徴のない,
無味乾燥の広告です。

 

 

法律事務所が
奇をてらったコピーで,
奇をてらった宣伝をするのも
難しいかも知れませんが。

 

 

個人的には,

「女性の,女性による,女性のための法律事務所」

みたいな感じで
とんがったコンセプトがあったら
面白いと思うのですが。
まあ,期待薄ですね。

 

 

話を戻します。

 

 

本当に何一つ特徴がなくて…
なんというか,
それはそれで見事というほかありません。

 

 

弁護士は頭のいい人たちですから,
こんな広告に効果があるとは
思っていないでしょう。

 

 

きっと税金対策なのでしょうね。
懇意にしている人が広告代理店だから,
投げ銭代わりに,
広告を出してあげた…
という感じでしょうか。

 

 

…でないと,
あそこまで無味乾燥で効果が期待できない
広告を出す理由はないでしょうから。

 

 

 

それはさておき。

 

 

お金の有り余っていて,
税金に払うのも業腹だから,
広告宣伝費につぎ込んでしまえ!

 

 

 

…みたいなことが
できるわけではない,
資金力の乏しい会社の場合で考えると。

 

 

 

広告費は高い。
広告費は安い。

 

 

これはどう捉えればいいのでしょうか。

 

 

 

 

広告費の本質はなにか

 

 

 

これは,広告をどう捉えるのか。
それ次第ですね。

 

 

例えば,
公共交通機関の広告は
金額が高いことが多い。

 

それはなぜか。

 

広告を
「宣伝」
と捉えているからです。

 

 

宣伝とは,見て知ってもらうことです。

 

 

公共交通機関に広告を掲載すると,
多くの人に目に触れることができるので,
「宣伝」
の効果は高くなります。

 

 

だから,
高くなるのです。

 

 

 

まあ,
実査には見てもらえるわけでは
ないですけどね。

 

 

私みたいなマニアックなマーケッター
でもなければ…
いちいち,地下鉄内の広告を見て
内容を覚えている…
なんてことはないでしょう。

 

 

 

ですが,
多くの人の視界に晒すのが目的で,
広告を出す…ということであれば,
公共交通機関は効果的だということですね。

 

 

ですので,
価格も上がるのですが。

 

 

 

端的に言えば…多くの場合,
「無駄金」
ですね。

 

 

無駄金にならない企業も
あるでしょうけど。
株主をの自尊心を
満足させなければない規模の会社とか。

 

 

けれど…
少なくともこのブログを
ご覧の方の殆どが,
無駄金でしょう。

 

 

 

 

なぜなら…
「知ってもらうだけ」
に何の意味があるのでしょうか。

 

 

 

 

知ってもらう = 売上

 

 

ではありません。
単に知ってもらうだけです。
それ「だけ」だったとしたら,
どんな意味があるのでしょうか。

 

 

 

私達,中小零細企業は,
法律事務所みたいに,
広告代理店にお布施を払うほど
資金力が潤沢だというわけではないでしょう。

 

 

 

ならば…
広告をどう捉えるのか。

 

「宣伝」

 

ではなく…
マーケティング…

いわゆる
「集客」
できるかどうか。

その集客の先に売上につながって,
そこから利益が出せるのか。

 

それが,
私達中小零細企業が求めるものです。

 

 

ですが,公共交通機関の広告は
「見てもらうことに意味がある」
ということになります。

 

 

売上があがるわけではないのです。
上がらないとも言いませんが…
あがったところで,
因果関係が証明できません。

 

…ってことを考えると,
広告を見た人が,
行動して,集客に繋がり,
最終的に利益が得られるかどうか。

 

 

という視点で,
広告費について捉えなければ
意味はないでしょう。

 

 

 

 

錬金術

 

 

 

例えば,
石ころをある機械に投げ込むと
純金に変えることができるとした場合。

 

 

まあ,文字通り錬金術ですね。

 

 

この場合,
錬金術にどれだけの価値が
あるのでしょうか。

 

 

 

そして…
その価格は
「高い」
ものでしょうか。

 

 

例えば,
3億円でその錬金術を
手に入れられるとして…

 

 

実際にその錬金術を駆使すれば,
1年で3億稼げる…
なんてことになれば…

この場合の
「3億円」
とは高いのでしょうか,安いのでしょうか。

 

 

1年で3億円稼げるということとですから,
2年目以降は丸々,黒字です。

 

 

ということは
実際に払えるかどうかはさておき,
とてもお買い得だと言えます。

 

 

 

広告という錬金術

 

 

そして…
それは,マーケティング,
広告宣伝も同じです。

 

 

もちろん,百発百中とは言いませんが。
小さくテストを繰り返して改善すれば,
広告から大きな収益につなげることが
できるようになります。

 

 

その広告費が100万円だったとしても…
1000万円稼げるとしたら,
その100万円は高いのか,安いのか。

 

 

…ということで,
広告費というものは,
それを払って広告を出して,
集客,売上,利益確保につながるのであれば,
現実的な金額はさておき,
概ね安いといえるのではないでしょうか。

 

 

ですが,
公共交通機関の広告みたいに,
それを出したからと言って,
何か利益…集客や売上アップにつながるという
因果関係が不透明…はっきり言えば
「ない」
ものにお金を投じるとしたら…

 

 

 

それは高いと言うほかないでしょう。

 

 

具体的に,
いくらが高い,安い…
という個別判断は脇において。

 

 

投下した広告費に対して,
それ以上に稼げる広告であれば,
「安い」と言えます。

 

 

もちろん,広告から収益を生むためには
マーケティング戦略戦術,
コピーライティングなどを駆使しなければ
いけないのですが。

 

 

それでも,そのとおりにできれば,
払った金額を大きく超えるだけの
収益を生むことができます。

 

それができないたぐいの広告は
「高い」
と思って当然だ,ということですね。

 

 

以上,今日は広告費の高い安いについての真実について
お伝えしました。

 

 

まあ…効果の出ていない広告は,
浪費というほかないでしょう。

 

その広告を止めて,別の効果のある広告に
資本投下するだけで,
収益は大きく変わっていくでしょう。

 

 

健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

 

 

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