こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は,
正論を書くことにします。
正論って,
正論だけに…
反論の余地がない,
あるいは薄いために…
感情的なしこりを残す
可能性が高いです。
正論は白黒割り切れますが,
感情はそんなに割り切れるものでは
ないですからね。
けれども,
その割り切れない
「感情部分」
を優遇するあまりに,
道理から外れて,
おかしな方向へ迷走することがあります。
ですので,
正論は大事です。
例えるなら,
「運動もしたくないし,
食べる量も減らしたくないけど
ダイエットしたい」
…という人に対して,
「痩せるには
消費カロリーを増やすか
摂取カロリーを減らすか
そのどちらかしかない」
と断定するようなものですね。
これが正論というものです。
相手の怠惰な心を
一刀両断する,
この正論は,
相手の心にどう影響するのか。
…という話です。
今日はそんな正論の話をしますので,
一部の人は,
良い気分にはならないかもしれませんね。
一応,タイトルに
閲覧注意,とておきましたので,
それを踏まえてご覧ください。
GoToに振り回される理由
マーケッターとしては,
あまり良いこととは
言えないのでしょうけど。
GoToナントカ
あれって,
何なんですかね。
まったくもって,
興味はないので
調べていません。
GoToトラベルで,
遠方のカピバラを拝謁しに
行くのも手かと思った…
だけですね。
調べてもしません。
まあ,
やむなしですね。
札幌から名古屋に
移動するに当たって…
何回,
飛行機の予約を
取り直したことか…
飛行機を予約しては,
欠航になって…
取り直した便が
欠航になって…
引っ越しに伴う移動なので,
忍耐して取りましたが。
面倒でかなわない。
そんなことを,
プライベートまで
やるなんて…考えられない。
GoToも有効に使えば
お得なのかも知れませんが。
そのお得につられて,
面倒なものを抱え込むことを考えたら,
本当に得なのか損なのか
わかったものではありません。
そんな中…
今回の
GoTo中止に関する
なにかの投稿で…
GoTo中止の話を聞いて,
泣き崩れる妻
これから,旅行を楽しみにしている
子どもたちに,
伝えなければならない
絶対に政府を許さん
といったものを
見かけました。
政府を許さないなら,
国家転覆でも
するつもりですかね。
これだけを見ると,
子どもの年齢がわからないので
なんとも言えませんが。
残念な親に巻き込まれて
ぬか喜びさせられた子どもは
気の毒です。
政府に対して怒り狂うこの人…
その泣き崩れる妻…
正論でぶった切るなら,
自分の考えなしの行動の結果を
政府に転嫁して,
何を被害者ヅラしているんだか…
気持ちが悪い。
という感じになります。
なぜなら,
こうなる可能性は,
十分に予測できることでしょう。
私は,
うちにテレビを見ないので
わかりませんが…
日増しに感染者の数字だけは
増えていっているようですね。
…ということを考えたら,
今回は,
「あ,やっぱり…?」
くらいに思うのが,
合理的というものです。
政府の対応が後手に回っていて,
朝令暮改で拙いということは,
当然にありますが。
身も蓋もない言い方をするなら…
それって,
今に始まったことではないですよね。
そもそも,
GoToをするかしないか…
それ以前に,
チャイナをはじめとする
外国からの流入を食い止めることが
現実的な対応策でしょう。
それをせずに
GoToなどと,
人が動くことで
媒介を加速させる政策を
打ち出した時点で…
合理的ではありません。
つまり…
その後に,
どんな不合理な打ち手が繰り出されるかも
想定の範囲と言えるでしょう。
そういった
合理的な判断をせずに,
目先のエサにつられて,
食いついた後に,
そのエサを取られて,
ブチ切れる。
それで被害者ヅラして
怒り狂ったふりをしていれば,
周りからは,
「気の毒だ…」
と言われて…
自分自身の,
判断の甘さを
見透かされずに済むわけです。
さて,
問題の所在はここ…ではありません。
こんな残念な親二人が
メインテーマではありませんので,
ご安心ください。
本当の被害者
あえて,
「被害者」
なんて表現をしますが。
本当の被害者は誰でしょうか。
GoToに振り回される,
飲食店側と,
旅行業関係者でしょう。
それも…
上述の残念な一家のように,
政府がテコ入れしてくれた
やったー!
みたいな感じで,
取らぬ狸の皮算用をして…
それが取り上げられて
うろたえる…
という話ではありません。
政府側が
「迷走」
しているとわかっていながら,
それでも
その迷走に伴走することを
強要されている側ですね。
現場レベルで,
「どうせ今回も中止になるんだろうな…」
と思いながら…
普段より増えたオペレーションに
うんざりしながら対応し…
そして…
中止になったあとで,
「ほらみろ,やっぱり…」
と思いながら,
更に増えたオペレーションに
よりうんざりしながら対応する人。
そしてその責任者である
経営者でしょう。
特に,
上述の一家のような
思考力を働かすことをしない
大半の人達から,
GoToに対応することを要求され…
断りきれずに
受け入れざるを得ない状況に
なってしまう。
そんな,
飲食店側や
旅行業関係者こそが,
「被害者」
と言えるのではないでしょうか,
天気のようなもの
ただ,
そうは思っても,
どうしようもない部分があります。
例えば…
今日は全国的に寒波が襲い,
非常に寒い一日だったようです。
ひどい雪に悩まされ,
雪かきに追われた
いるかもしれませんね。
とはいえ,
天候って,
どうにかなるものではないでしょう。
冬に雪が降って,
路面が凍結し,渋滞が増え…
移動時間も増してしまう。
これって,
当然に起こることであって,
予測可能,回避可能です。
にもかかわらず,
ろくに準備もせず,
想定もせず,
慌てて家を飛び出して,
ノロノロ運転する車にい
イライラして…
スリップして事故を起こして…
「ひどい目にあった」
と怒り狂う。
これって,
上述のGoTo中止に怒り狂う家族と
何が違うのでしょうか。
例えば
店舗経営者は…
寒くなれば,
客足が伸び悩むのは
当然に想定しうることです。
約束の時間から,
予約の顧客が遅れてくるのも
予見可能でしょう。
このように…
今回のGoToの事態は,
政府が迷走したことに
起因して起きることですが。
迷走していること自体は
今に始まったことではありません。
天災か,人災か…
その違いはあるにしても,
予測して対応しなければいけない,
ということは変わりません。
もちろん,
政府の迷走は是正されるべきですが。
それは,
「経営者の仕事」
ではありません。
このブログは,
経営者向けのものですからね。
政治活動は想定していません。
結局は,
やるべきことをやって,
予測すべきことを予測して
対応するか。
それをしないで
「被害者ヅラして喚き散らす」
という生き方をしたいか。
どちらの人生がいいか…
という話でした。
はい,
予告通り,
身も蓋もない正論でした。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
追伸
結局は,
その時にできることを
淡々とやる。
これに尽きます。
その一つとして,
セールスの成約率を上げたり,
広告の反応を高める。
そのための技術を研鑽する,
というのもあります。
そこで,
顧客の欲求を高め,
欲しい思ってもらい,
成約率を改善するには
どうしたらいいのかという勉強会を
今週金曜日に開催します。
まだ若干空きがありますので,
詳しくは
この記事をご覧ください。