他所ではあまり聞けないマーケティング・リサーチの勘所

他所ではあまり聞けないマーケティング・リサーチの勘所

他所ではあまり聞けないマーケティング・リサーチの勘所
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日はマーケティングリサーチの
考え方や捉え方について
その勘所をお伝えします。

 

 

マーケティングにおいて
リサーチは大事ということは
よく言われます。

 

 

私も何度も何度もこれまで
お伝えしてきました。

 

もちろん,ブログだけでなく,
コンサルティングでも
よく言っています。

 

 

実際,クライアントに質問を頂いても,
「リサーチしてみましょう」
と応えることはよくあることです。

 

では実際に大事だとわかっていても
何を具体的にどうしたらいいのか。

 

…という疑問は
つきまとわかもしれません。

 

その点については機会が
あれば弊社勉強会で解説しようと検討していますが
今回はもう少しざっくばらんに。

 

具体的なちょっとした例をもとに
マーケティングリサーチの
一つの考え方についてお伝えします。

 

 

私自身も
マーケティングリサーチは
大事だということは聞いていたとしても
具体的にどのようにどのような考え方で
実施したらいいのか。

 

この解説は,驚くほど少ないのが現実です。
私もなかなか見つからずに苦労して…

 

いわゆる「高額セミナー」の中で
ようやくまともに解説していました。

 

自分が使いやすいようにアレンジして,
再構築したのが,
アップスタッツ流の
マーケティング・リサーチなのです。

 

 

全部を解説するのは難しいので,
一部を解説します。

 

それでも今日の内容は
シンプルかつ貴重な内容に
なるでしょう。

 

 

是非最後までお付き合いください

 

 

 

 

何をもって春とするのか

 

 

直接マーケティングとは関係ない話ではありますが
例え話として
とてもわかりやすいので
お伝えします。

 

 

私がある方と SNS 上で
コメントのやり取りをしていた時の事です。

 

 

お互いに直接の面識はありませんが
ちょっとしたやり取りはします。

 

その,
ちょっとした日常会話の流れで

まだ寒い日が続きますね

 

 

という…いわゆる
お天気会話をしていた時の事です。

 

こんな時は春が恋しくなりますね

 

 

というところから…

 

 

 松任谷由実の
「春よ来い」という歌を思い出します

なんてコメントしました

 

それと相手の方は,
「懐かしい」
とおっしゃいながら
その歌詞までコメントで返してきました。

 

 

まさに感覚としては
かなり近いということですね

 

このやり取りを見た別の人も
会話に加わってきましてその方は

 

 

渡辺美里の
「桜の花の咲くころに」
という曲も好きだなって
話もされていました。

 

 

…曲を知らない方はごめんなさい。
ご自身で検索してみてください。

 

歌詞を引用すると,
いろいろ面倒ですので…

 

別にこの曲の内容が
どうこうということではなく

春を例える歌としては
いろんなものがあって
実際になかなか選べないと言ってる人がいましたが.

 

 

ただ
感覚としては
私が一つの例として
春を思い浮かべたところ…

 

相手は歌詞が出るぐらいまでに
馴染んでいたということです。

 

 

これがマーケティングのリサーチにかおける
一つの考え方,勘所です。

 

それはどういう意味なのでしょうか

 

 

マーケティングの権威の教え

 

全米屈指のコピーライターにして
「億万長者メーカー」と称えられる
マーケティングコンサルタント,ダン・ケネディ。

 

 

彼はよくこんな言葉を言っています

 

 

顧客の頭の会話の中に忍び込め

 

 

実際に顧客が頭の中で使う言葉は
どういう言葉なのか。

 

例えば
先日あるクライアントと
話をしていたのですが。

 

 

その方は
「リサイクル家電」
という言葉を使いました。

 

私は

 

顧客はリサイクル家電ってことは使いますか?

 

という質問しました。

 

リサイクル家電は
私も専門ではないのでよく知らないのですが…

(違っていたらごめんなさい…)

冷蔵庫
洗濯機
エアコン
テレビ

この4種類を以てリサイクル家電と呼んでいるようですね。

 

ではこの4種類が
即答できる人ってどんな人なのでしょうか。

 

即答できて
「リサイクル家電」
と言われた時に
「ああ…はいはい…」
という感じですぐにわかる人は
どういう人なのでしょうか。

 

 

おそらく業者でしょう。
ですので,業者をターゲットに
マーケティングをするということであれば
実際に「リサイクル家電」
という言葉で問題ないのですが。

 

 

一般消費者相手に
リサイクル家電
という言葉では
おそらく通じないでしょう。

 

通じない…というのは,
キリン…という言葉を聞いて,
脳内で即座にキリンを思い浮かべるくらいに
シンプルにわかりやすくイメージできる状態を以て,
反応できる…といいます。

 

 

おそらく,
カピバラ…では,
このブログの読者は,
「訓練されている」
から大丈夫でしょうけど,

 

他所で,
「カピバラ」
と言っても…

このイメージを瞬間的に
イメージできる人は少ないでしょう。

 

これは反応できていないのです。

 

ですが,
テレビ
冷蔵庫
洗濯機
エアコン
これを即座にイメージできる人は
多いのではないでしょうか。

 

これが,実際に
使っている言葉ということです。

 

 

 

だからこそ,
顧客がどんな言葉を使ってるのかを調べる。
これがリサーチということですね。

 

 

 

上述の例で言うと
春を思い浮かべる感覚としたら
どんな歌なのか。

 

 

年代によって
おそらく異なってくることでしょう。
私と同年代であれば
松任谷由実の「春よ来い」
かもしれませんが。

 

 

もっと若い年代してみたら
別の歌を思い浮かべるかもしれません。

 

 

もしくは
私よりも
もう少し年を重ねた方なら
別の曲かもしれない。

 

 

それは相手と話して
聞かなければわからないことなのです。

 

 

そういった感性的感覚的ま
言葉の使い方そういったものを
実際に顧客と話して掴んでいく。
これがマーケティングリサーチの勘所となります。

 

 

 

基本は会話

 

 

基本的に顧客と話すことが
マーケティングリサーチにおいて推奨されます。

 

 

具体的には想定見込み顧客と
話すことができるならその方と話す。

 

 

あるいは
過去の既存客に対して
色々インタビューすなわち話をしてみることも大事ですね。

 

 

個人的にお勧めするのが
実際に直接話すことです。

 

直接…と言っても,
今の時代ですから
オンライン通話や
電話などでも構わないのですが。
直接会話することを強くお勧めします。

 

 

 

よくアンケート用紙を配布したり
オンラインアンケートフォームに入力してもらう。
というリサーチが取られることもありますが。

 

 

基本的に
私はお勧めしません。

 

 

なぜならば
自分の考えている言葉を
言語化して
余すことなく正確に表現するということが
できる人とできない人がいるからです。

 

 

できないと言うと言い過ぎですが
慣れていない人が割と多いのです。

 

 

実際に文字にしようとして
全然違う内容に切り替わってしまうことも
珍しくないのです。

 

ですので
実際にその方がどのような考え方を持って
どのような感性で
どのような日常の言葉を使ってるのか。

 

 

リサーチするならば,
やはり直接話すのがベストです。

 

 

決して簡単なことではないですが
ただこれをサボると
マーケティングキャンペーンで空振り…
大きな代償を払うことになります。

 

 

一つ一つ着実に積み重ねていきたいものですね

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

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